教員免許状のみんなのレビュー

(5件)

まさ
強い覚悟があるならばおすすめな資格です

2023年01月17日
習得したきっかけは、将来教員になりたいと思ったからです。
免許自体は必要な単位を修得し、都道府県教育委員会に申請を行うことで得ることができるため、社会人の方でも通信制の大学等で取得することができます。
試験は特にありませんが、単位修得にあたって教育実習に行く必要があります。
期間は免許状の種類によって異なり、小学校で4週間、中学校で3週間、高等学校で2週間の実習が必要になります。
実習に関しては当たり外れが大きく、実習がとても楽しく教員になりたいと強く思う人もいれば、学校現場の過酷さを目の当たりにして挫折してしまう人もいます。
そのため、習得の難易度としては、本気で教員免許を習得したいかという個人の熱量によって異なると思います。
教員免許を持っていることで実際に教壇に立つことができます。正規の教員として働くには教員採用試験に合格する必要がありますが、
教育現場は空前の売り手市場であるため、教員免許を持っていれば仕事には困らないと思います。
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あん
自分を助けてくれる強い味方!

2021年09月21日
大学入学後、周りの友人が資格を取ろうと動いていたので、私も大学中に取得できる教員免許に挑戦。
当初は漠然とした考えで申し込んだものの、人の考え方や心理傾向を学ぶ心理学やカウンセリングの授業、幼児教育の授業は、これまで受けてきた教科書通りの授業とは違って、実生活に根付いた内容でとても興味深かったのを覚えています。
大学卒業後は、バイトの経験を生かしてデパ地下の販売店で接客業をしていましたが、マニュアルに従って機械的に接客ただこなしていくだけの仕事にとてつもない虚しさと心身ともに限界を感じ、1年目に転職を決意。
転職活動を始めて3ヶ月後には複数の中学校?高等学校からオファーをいただくことができました。
現在は、私立の中学校で講師として働いており、今年で7年目になります。自分が頑張ったことに対して子どもたちはストレートに反応を返してくれるので、接客業では感じることのできなかった、目に見えなくても人に感謝されるという大きな喜びを感じることができています。
《教育》に関する資格は、どんな場面でもどんな時代にでも大いに生かせます。教員免許を持っているということだけで、人間として当たり前のことができる人として見てもらえることもありますし、人と接するときや子育てでも学んできたことが自然と生かせられていると実感しています。
また、少子高齢化や時代変容で年々職を失う方が多い中、教員免許を持っている人たちは、働き口がたくさんあるので本当に強いと思います。
とりあえず取得しても絶対に損はない、むしろ自分の未来を切り拓き、さまざまな場面で自分を助けてくれる素晴らしい資格だと思います。
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とっぽ
今の時代、選択肢は広がっています

2020年06月23日
元々教員を目指していたわけではありませんが、
大学の科目を選択する時に
「せっかく資格が取れるのならば取っておこう」と
軽い気持ちで選びました。

その結果、履修科目が増えることで授業時間数も増え、
長時間学校に拘束される事になったのです。
教育実習では準備等初めての経験の連続で大変な事が多く、
毎日クタクタになってしまいました。。
でも、最後は良い思い出となり、「教員という道も悪くはないな」
という考えに変化していったのです。

教員免許は卒業時に取得できますが、
教員採用試験に落ちてしまった私は、
一般の会社に就職しました。

ところが結婚して数年、再び社会復帰する頃には
「中学校教諭」という免許が思いがけず役に立ったのです。

今や活躍の場は中学校だけでなく、小学校や福祉施設、
家庭教師や塾の講師など様々な選択肢があります。
私は今もこの資格を生かして仕事を続けていますが、
大変やりがいがあり、頑張って取得して良かったと
心から思っています。
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kuma
子育てにも役に立ちます。

2019年01月10日
教員免許はたくさんの単位が必要になるので、とても忙しい学生生活になります。
実際、私も授業がたくさん入り、時間割もいっぱいになりました。
大変だからと取らない友人もたくさんいましたが、私は取得して良かったと思っています。
実際に取って良かった所は、教員に関係ない企業や医療関係のお仕事でも、履歴書に書くと面接の際にある程度良くみてもらえる点です。
また、教育関係(塾講師、家庭教師、採点業務)のお仕事では採用されやすく、強みになります。
学生時代には、家庭教師や塾でアルバイトをする時に、「教職を取ってる」と言うと採用されやすかったです。さらにアルバイトしながら勉強にもなりました。
私が免許を取って一番良かったと思うのは、実際の生活、自分の子供の教育に役にたつ所です。
免許を取る為に、「教育心理学」、「教育原理」、「生徒指導論」、専門として「国語科教育法」など、書くとキリがありませんがたくさんの内容を学びます。
もちろん教育実習で、2週間ほど出身校に行き、生徒たちと関わったりして勉強します。
その時には気が付かなかったのですが、教員免許を取る為の授業で勉強した事が、実際に自分の子供の育てる際にとても役にたっているのです。
子供との関わり、生活の仕方、物事の考え方、先生や友人との関わり、資格試験・テストのサポート、勉強を教える、進路など。
生活面、勉強面などのさまざまな面で役にたっていると実感しています。
取って良かった点がほとんどなのですが、国語科に関しては書道の経験が少ない方は少し大変かもしれません。
中学校では国語科の教諭が書道を教える事が多いので、教職科目でも書道の授業が必修になっています。(必修なので避けて通れません。)
書道を習った経験のない友人は、かなり大変な様子だったのを覚えています。
私自身も書道は習っていましたが、生徒に教えられるレベルかどうかは少し微妙です。
学生生活も忙しくなり、いくつか大変な面もありますが、教育実習などのなかなかする事の出来ない貴重な経験もでき、授業の内容もとても充実したものになるので、
教員になる予定、教育に携わる予定のない方も、是非機会があれば取得する事をおすすめします。
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シドニー
教員を目指す前に、会社員経験もあり

2018年11月15日
教員免許は大学や取得する免許(小学校や中学校、専門教科)により授業内容が異なるため、
一般的な流れと私の教育実習経験や、最近の傾向について説明します。
教員免許は、専門教科と教育分野に分かれて指定した単位を取得出来ないと、教育実習の申込が
出来ないため、計画的に進める必要があります。また、介護実習を1週間する必要があります。
授業数が多いため、自分の時間を大事にしたい人は勧めません。
私は大学2年の時に、介護実習に行きましたが、結論から言うと介護を勉強出来て良かった、です。
最初は何故実習に行くのかと思いましたが、経験してみると自分の家族で介護が
必要になった時、多少でも経験があれば焦らず対応出来ると感じました。また、認知症部門も
経験しましたが、実際に患者と対面してみるとTVで見る以上に驚くことが多く、貴重な体験でした。
教員免許を取らなくても経験して損はないと思います。
教育実習では、私は母校の私立中高一貫校で実施しました。高校社会で授業しましたが、
教科書20ページほどの範囲のために、図書館から10冊程借りて、事前準備をしました。教科にも
よりますが、生徒は全く知識が無い前提で授業を受けるため、飽きさせない工夫が大切になります。
私は途中に人物の豆知識などを説明して、一方的な教科書の説明にならないようにしました。
最近の傾向ですが、社会人経験のある教員の採用も増加しています。会社での勤務経験があれば、
生徒の進路指導にも説得力が増し、良い刺激になるからです。教員採用試験で不採用でも、一度
会社で働くことで、再度挑戦する際にプラスになることもあります。実際私の母校では、
教員になった人が、1年間会社で働いて戻っていましたので、経歴にマイナスに働くことは無いと
思います。また、海外の日本人学校では、教員免許を所持していると、優先的に教員採用されることも
あります。取得が大変ですが、将来の保険として持っておいて損はない資格です。
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