漢検(日本漢字能力検定)のみんなのレビュー

(8件)

Ultimate TANAKA
準一級以上に挑戦することが向いている人

2024年07月13日
令和4年度第3回試験で準一級に合格した者です.準一級以上は日常ではほぼ使わない語句ばかりになります.加えて英検の方が評価されやすく,恩恵は感じづらいです.
難易度は二級以下から跳ね上がり,参考書を一冊解けば合格できる難易度ではありません.まさに「漢検協会からの挑戦状」に相応しい難易度です.また,回によって合格率が大幅に変化します(5~20 %)
合格した達成感は何にも代えがたいです.さらに「漢検生涯学習ネットワーク」と呼ばれる漢検協会のコミュニティへの入会が許可される特典も付いてきます.漢字が好きな方が趣味で受検するには,オススメの検定です.
このレビューを5人中4人が評価しています


まさ
難易度は高くないが強くは勧めない資格です

2023年04月25日
習得したきっかけは、高校時代の国語の先生に資格試験に合格したら成績として加点すると言われたからです。
漢字の読み・書き、四字熟語、部首などが主な問題となります。級が上がるにつれて故事成語やことわざ、古典的文章の中での漢字・漢語なども出題範囲になります。
また、漢検にはCBT受験というシステムがあり、タブレット端末を使用して受験する事ができます。紙での試験は年3回だけしか実施されませんが、CBT受験は自分で会場を指定し、365日受験が可能です。そのため、受験のチャンスが多く、習得しやすい資格だと思います。
試験の難易度はそこまで高くはありませんが、まったく勉強しないで合格することは難しいと思います。各級で出題される漢字は決まっているため、日本漢字能力検定協会が公式に出版している学習テキストを購入し、試験日まで繰り返し解き直すという学習をしていました。
漢検の資格によって有利になったことはほとんどありませんでした。なぜなら、日本で漢字を使うことは当たり前で、特に珍しい資格ではないからです。一方で敷居は高くないので、とりあえずなにか資格がほしいという人はチャレンジしてみてもいいと思います。
このレビューを3人中3人が評価しています


カマロ
大学受験勉強の箸休めに取得。やりがいもあります

2022年05月24日
高校2年の冬学校の勉強や大学受験の勉強の気分転換のつもりで漢字の学習をはじめて取得しました。
2級までとは違い、日常的に目にしたり使ったりする漢字・熟語はグッと減るので、2級に比べると難易度がかなり高くなりますが、その分合格した時の達成感はかなり得られるかと思います。
年末から2月はじめまでの1ヶ月あまりで短期集中的に勉強して、受験時不安の残る状態でしたが、合格最低ラインギリギリで合格することができました。
あまり甘く見ていると落ちてしまうかもしれません。準一級を取得するメリットとしては、未知の語彙に出会い、自分のものにできるという快感に尽きるかと思います。
あまり普段からその知識が生きることはありませんが、近代文学を読んでいる時にふと漢検で学んだ単語が出てきて、その読み方や意味を知っていると、何だか嬉しくなります。
デメリットは、全くもって実用的でないことです。完全に趣味の領域なので、何か就職や受験に生かすことは期待しないほうがいいでしょう。基礎語彙の習得であれば2級までで十分かと思います。
このレビューを10人中9人が評価しています


コロ
資格取得の経緯

2021年09月07日
高校2年生の時に漢字検定準2級を取得しました。

取得のきっかけは、大学受験の際には漢検準2級レベルがよく出題されると聞いていたことと、
今後、就職する為の履歴書の資格欄に記載する事が無く、
なにか自身のPRや、今後のスキルになることはないかと考えていた時に、
高校での漢検団体受験の案内があり受験を希望しました。

特に漢字が得意というわけではなかったのですが、
漢字は、大学受験を始め、今後の生活でも必要となってくると思い、
特に抵抗もなく資格取得を目指し、勉強を始めました。

勉強方法は、漢検準2級の対策テキストを書店で買い、ひたすらノートに書き写していました。
また、そのテキストに掲載されていた問題集をひたすら解いていました。

受験の結果、合格ラインに届きませんでした。
しかし、別日程で再度受験することができ、
2回目の受験にて無事に取得することができました。

取得できた要因としては、1度目は1冊のテキストのみで対策を取っていたのですが、
2度目は、別のテキストや問題集を利用し、過去問等の様々なパターンで練習問題を解いたことで
対応力が付き、本番でもスムーズな解答ができたと感じました。

大学受験などでは、漢検取得は受験者の評価と基準のひとつになりますので、
ぜひ取得を目指していただきたいと思います。できれば準2級以上にチャレンジしてください。
このレビューを9人中4人が評価しています


もち
資格取得の経緯

2021年02月23日
高校2年生の時に漢字検定準2級を取得しました。

取得のきっかけは、大学受験の際には漢検準2級レベルがよく出題されると聞いていたことと、
今後、就職する為の履歴書の資格欄に記載する事が無く、
なにか自身のPRや、今後のスキルになることはないかと考えていた時に、
高校での漢検団体受験の案内があり受験を希望しました。

特に漢字が得意というわけではなかったのですが、
漢字は、大学受験を始め、今後の生活でも必要となってくると思い、
特に抵抗もなく資格取得を目指し、勉強を始めました。

勉強方法は、漢検準2級の対策テキストを書店で買い、ひたすらノートに書き写していました。
また、そのテキストに掲載されていた問題集をひたすら解いていました。

受験の結果、合格ラインに届きませんでした。
しかし、別日程で再度受験することができ、
2回目の受験にて無事に取得することができました。

取得できた要因としては、1度目は1冊のテキストのみで対策を取っていたのですが、
2度目は、別のテキストや問題集を利用し、過去問等の様々なパターンで練習問題を解いたことで
対応力が付き、本番でもスムーズな解答ができたと感じました。

大学受験などでは、漢検取得は受験者の評価と基準のひとつになりますので、
ぜひ取得を目指していただきたいと思います。できれば準2級以上にチャレンジしてください。
このレビューを5人中2人が評価しています


ゆう
なんとなく受験してみた

2020年06月02日
高校生のときになんとなく勉強して、なんとなく合格した資格が漢検です。
文章を考えるときはスマホやパソコンが大半で漢字を書く機会なんてほぼないですが、たまに漢字を書く機会があるのでその面では学習しといて良いと思います。
実際、漢検3級を学習してよかったなと最近感じました。
漢検3級は社会で使う感じの最低限を学習するのには便利です。
資格としての有用性はあまり感じたことがありませんが、学習ツールとしては漢字の読みや書きまで学習できるので良いです。
私の実体験から3級に合格をすれば本などを読む際に読めない漢字は、ほぼないくらいのレベルになります。
3級程度でしたら本気でやれば、漢検の公式テキストをひたすら3周くらい解くことで、3週間程度で合格出来ると思います。
年間3回受験チャンスがあるのし、会場も全国様々なところにあります。
試験料も約5,000円なので気軽に受験を受けられます。
漢検準1級レベルだと普段絶対使わないような漢字が出題されるので、受験をするだけあまり意味がないと私は考えています。
このレビューを6人中2人が評価しています



家族で目指せ合格

2019年01月09日
子供が通っていた学習塾で「漢検が受けられるよ」と言われました。調べてみると、大人も子供も受験できる漢字の検定で、漢字の知識だけでなく資格としていろいろな面で優遇されることも分かり、子供を説得して家族受験をすることにしました。
受験に際しては過去問がたくさん載っている問題集を繰り返しやりました。子供のゲームDSで「漢検」を購入し、そっと置いておいたら、子供も遊びのように勉強してくれるように。私もそちらで楽しく学ぶこともありました。子供は学年相当の級を、私は4級からスタートして準2級まで取得しましたが、3級までは主にゲームで勉強していたように思いますが、いつでも簡単に勉強できるので役立ちました。
ただ読み書きができるだけでは漢字検定は取得できません。対義語・類義語や、熟語の構成、四字熟語で点数が伸びず、なかなか覚えられずに苦労しました。しっかり、繰り返し、問題集に取り組むことが大切だと思いました。
家族で受験して合格すると、家族受験表彰を受けることもできます。一枚の表彰状に合格した家族の名前と級が書き込まれていて、これからも頑張ろうという励みになります。
このレビューを6人中5人が評価しています


エバーフリー
頻出問題を把握して点数を取る!

2018年12月15日
漢字検定2級の合格に必要なことは、【過去問を繰り返すこと】です。
私が2級を受験したのは、中学3年生の夏頃です。当時既に高校受験の勉強も
始めていたので、1発勝負で準備しました。
普段は学校の宿題もありましたので、試験勉強に割ける時間は、1時間が限界でした。
試験勉強にかかった時間は、約3ヶ月です。
準2級受験の際、出題パターンに慣れること、頻出問題を把握することが、合格しやすいと
実感したので、公式テキストは購入せず、【過去問】のみ購入しました。
初めて解いた時は、当然ですが合格点に届きません。そこは気にせず、知らない用語は辞書を引き、
意味や漢字の読みを調べ、間違えた問題にチェックを入れる、ということをひたすら繰り返しました。
当たり前の勉強法と感じる方も多くいると思います。
しかし、2級の出題範囲は、常用漢字全部ですので、普段使わない言葉が大量に出題されます。
特に四字熟語は、意味とその言葉が出来た経緯を理解しないと、問題を解く時に非常に苦労します。
そのため、知らない用語が出たら、必ず辞書を引くことを勧めます。
過去問を繰り返し解くと、ひっかけ問題や、毎回出題される問題が見えてきますので、把握しておけば
当日は焦らず得点に出来ます。
結果は合格でしたが、点数は72点でギリギリだったと記憶してます。過去問で十分合格できますが、
語彙を増やしたい、満点を取りたい人は、公式テキストを使用しても良いと思います。
漢検は、級が上がるほど受験で優遇したり、点数を加算する学校は多いので、勉強して損は無いです。
2級レベルであれば、かなり有利になります。また、社会人でも出版社やアナウンサーは、2級取得を義務
にしている所もあります。
ただ、就職活動の際、英語の資格と比較して有効性は低いのが現状ですので、就職を有利に進めるために
取得することは、あまりおすすめしません。
このレビューを7人中7人が評価しています