社会福祉士のみんなのレビュー

(9件)
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poppo
通信教育からの合格

2023年05月15日
受験当時は児童福祉の仕事をしていたため、働きながら社会福祉士の取得を目指しました。
社会福祉士国家試験の準備は1年6ヶ月程です。始めは問題集を1〜2周解き、各科目わからない問題や法令等はノートに作成し、理解度を深める作業を繰り返しました。問題集を一通り解き終わった後は、5年分の過去問を解き、そこでもわからない問題はチェックを行い、苦手科目を作らないように取り組みました。国試対策としては、基礎的な問題は確実に解けるようにすることが重要です。基礎的な問題だと理解できるかどうかは、問題集や過去問を繰り返し解くことで自然と身につきます。また、過去に出たような問題が度々似たような形で出題されることもあるので、過去問を中心とした勉強法は必須だと思います。
試験に合格することも重要ですが、社会福祉士が活躍できる分野は幅広く、自分がどの分野を専門とした「ソーシャルワーカー」を目指すかによって、この資格を活かせるかどうかが左右されます。
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くみ
大学4年で受験。勉強漬けの3週間で合格。

2023年04月04日
社会福祉士を目指し、受験資格が得られる4年制大学に入学。
しかし、総合科目も多い大学だったので、試験対策講座などはありませんでした。
卒業論文が12月末に終わり、正直なところ、お正月を過ぎてから受験勉強をスタート。
大学の講義も終わっていたので、食事・睡眠以外は勉強に費やしていました。1日16時間は勉強していたと思います。
受験対策は、ワークブック・練習問題など、さまざまなテキストを購入しましたが、やはり一番効果的だったのは過去問を解くということでした。
社会福祉士の問題は、問題文・回答文が長く、読むこと自体が嫌になります。しかし、過去問を3回程解いていくと、読むのが当たり前になってきて、そこが第一関門突破でした。
読むことが苦ではなくなってからが本当のスタートかもしれません。
そこから、一問一答など出版社独自のテキストもよく頭に入るようになりました。
試験の1週間前からは、当日の出発時刻、試験開始時間などタイムスケジュールに合わせ、5時起きにして身体を慣れさせました。
社会福祉士はこれからもニーズが高まっていきます。社会福祉士が必須となる事業所が増えてきました。
相談援助職に就きたい方は必須と言えるでしょう。
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市報や求人誌を参考資料に。働きながらでも一発合格

2022年09月06日
私が社会福祉士の資格を取得しようとしたきっかけは、「大学卒業後、福祉関係の仕事で働きたい」と考えたからです。
私は工場で働きながら、通信制の大学で社会福祉に関する勉強をしていました。
社会福祉士の国家試験の合格率は30パーセント未満ということを知り、試験の1年前から勉強を開始しました。
1ヶ月ごとに単位取得試験があったので、国家試験の基礎勉強と思いながら取り組みました。国家試験は社会福祉に関する制度を広範囲かつ深く出題されます。
その為、教科書や問題集を解くだけでは身につきませんでした。
なので、私は2つのものを使用しました。
1つは「市報」です。市報は、税金が地域の社会福祉にどのように使われているか等、地域福祉に関する情報が分かりやすく記載されていました。
もう1つは「ハローワークの求人誌」です。市内の介護・福祉施設を特集した求人誌を使って、「市内の○○の施設は、どの法律に基づいて運営しているのか」といったことを、
ノートにまとめる作業を行っていきました。そうすると、法律や制度も自然と覚えられるようになりました。
こうした勉強をしつつ、過去問を何回か解いて傾向と対策を掴んでいきました。国家試験は無事1発合格し、大学卒業後は福祉関係の施設で働くことが出来ました。
難しい資格なので、初任給も無資格に比べて高かったです。
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りんご
がんばってよかった

2022年01月11日
昔から福祉関係の職に就きたいと思っていて大学でも社会福祉学を専攻していました。
当然のように社会福祉士の資格を目指すことになりましたが、まず受験科目の多さに圧倒されました。
内容も、暗記しなければならないことが多くて、勉強の重点が絞れずに困ってしまいました。
それでも頑張って勉強したつもりですが、最初の挑戦は不合格に終わりました。
アルバイトをしながら再挑戦を志すも馴れない仕事に疲れ果て、なかなか家での勉強ははかどりません。
これではいけないと思い、試験の3カ月ほど前からバイトのシフトを減らし、本格的に取り組めるようにしました。
バイトのある日は帰宅後に3時間程度、休日はほぼ丸1日、過去問に徹底的に取り組みました。
ただ問題を解くだけでなく、随時、自分がどれだけ理解できているかを確認して、試験にのぞみ、ついに合格でき、福祉関係の職場に就職はできました。
社会福祉士の資格は実務経験年数と併せて他の資格の要件になるのも強みです。これを基点として資格を取得してゆき、仕事の幅を広げることができます。
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マリゴー
効率的な勉強方法で1回で合格しました

2021年06月01日
事務の仕事をしていましたが、介護事業所でケース検討会を主催したり、
高齢者のための健康運動を企画しているうちに福祉の仕事に興味を持ちました。
未経験のため、取得できる資格は限られましたが、育児休暇中はまとまった時間がとれるので、
福祉の中で一番難易度が高い社会福祉士に挑戦することにしました。
子供がいることを考慮し、通信教育を選びました。
子供が生まれる前までが一番時間が確保できると思い、2か月間1日6時間以上勉強しました。
過去問8年分と模擬問題を解き、間違えた問題は翌週にもう一度解きます。
さらに間違えた問題は、暗記リストを作って覚えるようにしました。
子供が生まれてからは、子供を優先し、暗記することに重点を置きました。
昼寝しているときや夜にちゃんと覚えられたかテストしていました。
その結果、1回で合格することができました。その後、通信制高校の講師兼スクールカウンセラーとして採用され、
生徒の気持ちに寄り添いながら、やりがいある仕事をしています。
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りひろ
働きながら通信教育で専門学校に通い、一発合格!

2020年09月29日
現在、教育関係の仕事をしています。いずれ学校で福祉的な支援活動をしたいと思い、スクールソーシャルワーカーを目指しています。そのために社会福祉士が必要で、受験資格を得るために通信制の専門学校に進学しました。
この資格は相談援助に必要な知識やスキルを証明する専門資格です。そのため試験範囲が広く、覚える知識もかなりあります。合格率は30%と難しい試験だと言われています。また資格があるからといって、適切な支援ができるとは限りません。そのために必要なスキルも専門学校で学びました。専門学校は1年半、卒業後半年後に国家試験です。仕事をしながらのため、入学と同時に勉強をはじめました。毎月レポートの提出があり、その課題も対策だ思い真剣に取り組みました。実習は24日間。その時、実習先の方にに国家試験のポイントを聞き、勉強にとりいれました。
卒業後、3月まで専門学校の対策講座に参加し、模試も受けました。模試のやり直しは必ず行い、過去問も解きました。5年分くらいを何度かやりました。試験は約60%の得点率かつ各分野最低1問以上の正解で合格なので、苦手分野の克服に努めました。仕事の合間にも勉強できるよう、模試のやり直しノートを持ち歩きました。
合格できた理由はスキマ時間を有効に使ったことと、「夢」を大切にしたことです。「正確な知識と技術で支援したい」という気持ちを持ち続けました。「国家試験対策のための勉強」ではなく、「社会福祉士として必要な勉強」をしました。資格取得は通過点です。これからも努力を続けたいと思っています。
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ちゃっきー
就職に役立つかはマチマチ。でも、人生の役には立つ資格!

2020年05月05日
福祉の仕事がしたいと思い、社会福祉学科のある大学に行き、国家試験をパスして資格取得。勉強は過去問とテキストを使って、1日2時間から3時間程度。合格率3割未満と見た目の合格率は厳しいですが、19分野で1分野でも0点をとらないこと、合計で6割程度とれれば合格基準なので、「苦手な分野でも捨てない」「得意分野でとことん点を稼ぐ」の2点に注力すればクリアできると思います。
実際取得してみて、就職に役立つかは微妙です。私と同じように、大学で受験資格を取って国試で合格というルートだと、受験資格をもらう時点で「社会福祉主事任用資格」という資格をもらう可能性があり、就職するにはそれで事足りてしまう場合があります。社会福祉士で資格手当がつくこともありますが、金額は場所によってマチマチで、私がみてきた中では5000円から15000円とかなり開きがありました。そのため、就職や転職をするにあたっては、社会福祉士が有利かどうか微妙なところです。
しかし、社会福祉士は「弱者となっても安心して暮らすための、制度やサービスに精通した資格」であるため、自分や家族に何かあったとき、大いに役に立つ資格であると思います。私の祖母が、これは支援が必要だろうな……という状態になったとき、祖父に相談先をアドバイス出来、迅速に支援機関に繋がることが出来ました。
また、私の夫は身体障害者なのですが、年金の遡求や重度心身障害者の医療費助成などの申請準備や書類作成などを私が手伝い、無事にサービスを受けられ、家計的にとても楽になっています。これらのサービスの存在や申請方法、書類の書き方などは、社会福祉士になるための勉強を通じて学んだものです。自分や家族が障害を負ったとき、生活困窮したとき、子育てをしていて孤立してしまったときなど、それ以上転落してしまわないようなセーフティネットとして使える資格なのではないかと思います。
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さち
試験に合格するには日々の実践が大切

2019年04月29日
介護支援専門員として働いている時に、地域福祉の実践現場に関わることが多くなってきた。相談業務も高齢者だけではなく、その家族の問題も解決やサービスの対象になってくると、介護保険の分野を越えて、障害や経済的な問題にまで足を踏み入れなければならず、いつしか社会福祉士の方々とチームを組んでいた。
そんなある日、社会福祉士の方から一緒に後見人制度について学習する機会があるので参加してみないかと誘われて参加してみた。そこには弁護士をはじめら大学の先生や社会福祉協議会の方や医師まで参加していて、ここから地域福祉の最先端を作っていこうという活気あふれるものだった。
そんな中で、福祉というものが高齢者だけの視野ではなく、家族や地域の問題にも目が向けられるようになり、医療や法律の知識も回を重ねるごとにおのずと話の中で身につけることが出来た。
社会福祉士の試験は参考書や問題集の中には出ていない、今置かれている社会の問題が多数出されたので、私はさほど勉強もしていなかったが日々の実践で1回で合格することが出来た。
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名無しのMSW
経験を求められる資格

2018年11月22日
学生時代に資格講座(外部のものでしたが、学内で講義がありました)を受講し、合格しました。今も資格を使って仕事をしています。講座を受講したのは、ちょうど前年度から試験科目が大きく変更されて過去問題があまり役に立たず、出題傾向が知りたかったことと、性格上独学でコツコツ勉強することが苦手なので強制的に勉強時間を作りたかったことが理由です。
就活をして思ったのは、新卒で就職するのは、なかなか狭き門だということです。医療も福祉も社会福祉士の設置を義務付けられるようになってきましたが、どこも数人もしくは一人で役割を担っている場合が多く、新人を育てる余裕がありません。求人には「実務経験◯年以上」と条件があることが殆どですし、たまに「未経験可」のことがあると、何十人も新卒が応募し、最後は経験者が掻っさらっていくなんてこともあります。ですが、逆に一度どこかで、実務経験を積んでしまえば、転職は比較的しやすいです。どこも人材不足なので、求人は絶えず見つかります。社会学や社会福祉の勉強が楽しかった人は是非資格を活かして働いていただきたいと思います。
このレビューを21人中17人が評価しています