基本情報技術者試験(FE)のみんなのレビュー

(5件)
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Musenshirouto
CBT方式は自分に合っていた

2022年04月23日
工学系出身の情報工学専攻でない人間が、実際にCBT方式を受けた感想です。
社会人になってからの受験で、運良く一発合格できました。

午前試験は過去問をしっかり繰り返せば6割以上は取れる筈です。
CBT方式になって、各設問に後で解いたり見直したりするためのチェックマークを付けられる機能が割と便利です。

午後試験は設問数が少ない問題を選ぶ場合、1問あたりの失点が大きくなるので注意しましょう。

【問6】データ構造とアルゴリズム、【問7~問11】プログラミングで配点全体の半分を占めるので、
①【問6】および【問7~11】でなんとか6割、それ以外の分野で8割以上を確実に取る
②【問6】および【問7~11】で8割を確実に取り、それ以外の分野で6割以上を確実に取る
のどちらかの作戦が現実的かなと思います。
得意分野で①か②のどちらを取るかで分かれると思います。私は①を選びました(②よりもリスキーですが)。

①、②いずれの場合でも、【問6】および【問7~11】よりも解答時間は掛からないので素早く確実に得点しておき、【問6】および【問7~11】に掛ける時間を長め(目標100分ほど)に確保しましょう。

午前・午後全体としての目標得点率は7割ほどです。
8割にすべきとの意見も散見されますが、試験慣れしている人でも試験本番の思わぬミスで意外と失点する可能性もあるので油断は禁物です。

余談ですが、私は午後試験を先に受験し、翌日に午前試験を受けました。
午前試験を先に受験し、合格点を超えているのを確認してから午後試験に臨む方がいいじゃんという方もいらっしゃると思います。しかし私の場合は精神衛生上、午後試験の結果で先に合格を確信してからの方が良かったので、CBT方式の方が肌に合っていました。

私の職場は非IT系ですが、本資格を取ったことを報告すると僅かながら手当が増えました。
その点で取って良かった資格だと感じています。

これから受験される皆様も、どうかご健闘を。
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フルパワー
基本情報技術者試験のメリットと取得への道

2019年07月03日
なんといっても基本情報技術者試験は、システムエンジニアの基礎知識の証明になる点が
メリットだと感じています。私の働いている会社でも、基本情報技術者試験のパスすることが当たり前になっているため受験しました。
IT関連企業に勤めている友人なども同じようなケースが多いようです。
また、この試験で問われることは、システム開発をしていると日常的に出てくるワードばかりでした。
試験勉強をして浅く広い知識を身につけることによって、実務でも生きてくると感じました。
IT企業に転職しようとされている方は、この資格を持っていれば現場での話にも付いていきやすいかと思います。
この試験は、午前試験と午後試験に分かれています。
午前試験をパスするためには、とにかく過去問を解くのがよいと思います。
少なくとも半分以上の問題は、10年以内の過去問から出題されています。
また午後試験は、初心者には難しいため、専用の勉強本を1冊購入して勉強したほうがよいです。
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nisyokusan
独学で1発合格。決め手はCaslⅡ

2018年12月13日
新制度移行年度となる2009年の秋に基本情報技術者の試験を受け合格しました。
基本情報技術者は文字通り、プログラマーなどITに携わる人にとって最も基本となる知識と技術の習得を目的としています。試験は午前と午後の2部に分かれており、それぞれ試験時間が3時間という資格試験の中でも長時間に及ぶものでした。

そして、試験の最も核となるのが午後の試験の後半、C,COBOL,Java,アセンブラ言語,表計算という情報処理系の専門分野から一つを選び解いていくというものです。

新制度より表計算が加わり、若干専門性のハードルが低くなったのですが、表計算は誰もが行えるものという見立てであったため、他の分野との兼ね合いを考慮し新制度移行当時は難易度が高くなると予想されていました。そのため、私は新制度に移行しても難易度が低いと予想されるアセンブラ言語を選択しました。

基本情報技術者は午後試験の選択した分野で試験の合否を左右するといっても過言ではないと言われており、私も合格できたのはアセンブラ言語を選択し集中的に受験勉強してきたことが決め手になったと思っています。

資格の取得で感じたこととして、残念だと思ったのが、試験は全て筆記試験でありパソコンの操作をしないので実務的な能力が身につきませんでした。そして、私が試験で選択したアセンブラ言語CaslⅡは基本情報技術者の試験のために開発されたものであったため、考え方は役立ちましたがCaslⅡが活かされることがありませんでした。

ただ、資格を取得して良かったと思うことの方が多く特にIT業界はとりわけ数多くの専門的な言語が飛び交う業界であることから、基本的な知識と技術を習得していないと、そもそも指示の内容も理解も全くできません。そのため、就職前に基本情報技術者を取得できたことである程度、指示の内容も理解して仕事をすることができたので本当に助かりました。
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星宮
パソコンではなくて、情報処理の入門的な資格『基本情報技術者』

2018年11月14日
 基本情報技術者試験(以下 基本情報と省略)は、文字通り情報処理の基本的な知識を問う試験です。この資格は情報系の仕事にどんな分野があるのか、自分に向いているのか試してみたいという方におすすめです。また、事務系の職種の方で、もっとコンピュータの仕組みを理解したいという方には良いかもしれません。技術者の入り口をちょっと覗いてみるという感じの試験です。私個人としては、会社に新しいシステムを導入するときに、業者の方が何を言っているのかが分かるようになったのが良かった点です。
 午前は知識の暗記オンリーの試験です。4択です。過去問をやり込みつつ新しいネットワーク系の知識もプラスしていきましょう。午後は実技的な部分もあり、数学的思考が求められます。大問を選択して解答しますので、過去問をやり込む前に選択する分野を絞り込んでおきます。実務とは切り離して、自分の解き易さで選ぶ方が良いです。
 試験なので合否がありますが、合格したと言っても数年で陳腐化しますし、不合格でも知識は身についているので、この資格の良さは学ぶ姿勢にあると思います。
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