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秘書技能検定

秘書技能検定は、文部科学省が後援する民間資格で、企業からの評価も高く、合格者に奨励金が支給される会社もあるほどです。合格することで、一般事務職をこなす上で必要になる秘書的な能力が認定されます。試験では一般常識のほか、マナーや気配り、言葉づかい、コミュニケーションまで、幅広くさまざまな技能がためされます。

資格詳細
特に女性の職業として、高いステータスを誇っている「秘書」。華やかなイメージと裏腹に、その実際の業務は、上司のスケジュールの管理や来客対応、文書の作成や管理、情報処理および事務処理などなど、幅広く多忙であり、かなりのハードワークとなっています。その秘書の広範な能力を判定する試験として、公益財団法人の実務技能検定協会が実施しているのが、この秘書技能検定です。

活躍場所
企業の秘書課に勤務するのがもっともオーソドックスなパターンですが、一般常識やマナーをよく知り、気配りや丁寧な言葉づかい、上手な電話応対など、秘書に求められる能力はそのまま理想的な社会人の姿であるため、秘書課に限らず、あらゆる業種のあらゆる部署で秘書技能検定のスキルが役に立ちます。特に保険会社や証券会社、ファイナンシャル・プランナーなどでの活躍が目立ちます。

収入と将来性
多忙な重役の心強い助手として、秘書の価値はおとろえることがありません。ベンチャーなどの新興企業を中心に、秘書を持たない経営者も増えていますが、日本の企業の数が激減でもしない限り、一定の需要をたもち続けるでしょう。ただし高度情報化社会の現在、秘書にもITスキルは必須となっていますので、秘書検定だけでなく、日商マスターや情報処理技術者試験などの情報処理系の資格もあわせて持っておきたいところです。それは秘書としての評価アップ、そして収入アップにも確実につながるでしょう。

向いている人
明るい性格で清潔感があり、マナーをわきまえた人に向いています。秘書といえば女性のイメージが強いですが、政治家の秘書に男性が多いように、男につとまらないということはありません。とはいえ一般的に企業の秘書としては、女性のほうに人気があります。企業秘密に触れたり、重要書類を取り扱うこともあるので、強い責任感を持っていることは秘書の絶対条件です。また、全体にハードワークであり、帰宅が遅くなることも多いので、健康で体力のある人でないと厳しい世界です。

取得方法
秘書技能検定は、1級および準1級から3級までの4段階に分かれていますが、2級までなら独学でも合格は難しくありません。しかし就職や転職で評価されるには準1級以上がほしいところであり、合格率3~4割程度の難関です。1級または準1級を目指すなら、専門学校や通信講座を利用して効率的に勉強し、しっかりと受験対策をしておく必要があるでしょう。準1級以上ではロールプレイング審査(実際に秘書の業務を演技する試験)がおこなわれますので、なおのこと独学では対策しがたい面があります。専門学校などで練習・指導してもらったほうが安心です。



秘書技能検定資格の難易度偏差値

1級 準1級 2級 3級
偏差値53 偏差値50 偏差値45 偏差値43
普通
簡単
簡単
簡単

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 秘書技能検定試験○級 合格
所轄・主催:
財団法人実務技能検定協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2019年資格日程

願書受付
2017年12月8日~2018年1月16日
2018年4月5日~2018年5月16日
2018年9月3日~2018年10月10日
2018年12月10日~2019年1月15日
試験日
2018年2月11日
2018年6月17日
2018年11月11日
2019年2月10日
合格発表
2018年3月2日
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

秘書技能検定資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ お薦め度 お薦め取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 お薦め度の画像 お薦め取得方法の画像
民間資格 就職や転職にやや有利 特になし ★★★★ 独学 講習 通学 通信 公式テキスト

秘書技能検定試験概要

受験資格 不問
試験内容 1級と準1級は一次試験と二次試験がある。
2級と3級は一次試験のみ。

一次試験:
筆記試験
選択問題(マークシート方式)と記述問題
理論領域

・必要とされる資質
・職務知識
・一般知識
実技領域

・マナー・接遇
・技能

二次試験:
面接
ロールプレイングと簡単な質疑応答
合格率 57.6%(2級)
願書受付期間 試験日の2カ月~1カ月前
試験日程
1級・準1級:
6月・11月
2級・3級:
6月・11月・2月
受験地 全国各地
受験料
1級:
6100円
準1級:
4900円
2級:
3800円
3級:
2600円
合格発表日 試験日の3週間~1カ月後
受験申込・問合せ 公益財団法人 実務技能検定協会
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-4-15
TEL 03-3200-6675 FAX 03-3204-6758
ホームページ ビジネス系検定
http://jitsumu-kentei.jp/

秘書技能検定のレビュー

(3件)
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まめ
頑張ってとらなくてもよかったかも・・・

2019年03月18日
 私は一般企業の受付で仕事をしていました。
その時に、秘書検定の存在を知り、上司に受付に配属されたら秘書検定2級をとることを勧めると言われ、正直秘書ではないのになぜとらないといけないのかと思いました。そう思いながら、上司に言われたことなので、とりあえず頑張ってみようという軽持ちで勉強を始めました。
過去問を購入し、分からないことはネットで調べたり、秘書検定2級を持っている先輩に聞きました。
 試験までの期間は半年、試験自体は一般的な社会人経験者であればそれほど難しくないと思えるものでした。試験自体もマークシート形式で、問題分はかなり長文のものもありました。読むのが遅いとそれだけで時間が経過してしまうため、その点だけは注意が必要です。
 確かにビジネスマナーは、知識として身に付きますが、やはり実践をしないとスムーズに学んだことを生かすことができないと感じました。
 これを取得したからといった給料があがるものではなく、その後、転職した際に、履歴書には書くことはできますが、このことについて質問されたり、興味を示されたことは正直ありませんでした。
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まこ
持つなら2級を

2019年01月14日
事務の仕事を希望していたけどなかなか就職に結びつかず、職業訓練校に通うことにしました。
ここでの勉強ではビジネスマナーの授業も何度かあり、そこで習ういわゆる一般常識の多くを、私は知らないことに驚きました。そしてマナーなどの資格の中から訓練校で受けられる資格試験の一つ、秘書検定を受験することにしました。
電話のかけ方、手紙の書き方。肩書などの付け方、上座・下座の見分け方。秘書としてではなく日常生活や事務職として働くために役立つことがたくさんあり、勉強がとても楽しかったです。
テキスト本などは使用せず、過去問を何回か分繰り返して、分からないことはマナーの先生に直接質問して、楽しみながら問題を解いていきました。
準1級からは面接試験があり地方では受験できず、2級を受験、取得しました。実技試験では、実際に手紙の宛名を書くなどの問題が出ますが、バランスのとり方なども難しく繰り返し練習しました。
残念ながら、資格を生かして就職することは叶いませんでしたが、一般常識として日常生活に役立てることができて嬉しいです。
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とし
社会人としてのマナーとスキルが身につきます

2018年11月23日
学生の時に秘書技能検定2級を取得しました。社会人になり余裕が出来たため、スキルアップのため準1級を取得しました。
秘書技能検定準1級は比較的簡単に取得できる試験です。筆記試験合格の後、面接試験があります。
筆記試験は市販の参考書と問題集で対策可能です。参考書を読み、問題を間違えるところのみ繰り返せば十分です。
秘書技能検定を一度も受検したことがない場合は準1級の参考書の前に、3級や2級の勉強をすると良いと思います。
社会人の場合は職場での経験により問題を解くのが簡単になりますが、社会に出たことがない学生の場合は参考書をしっかり読むと良いでしょう。
面接試験は対策スクールや講座があり、受講すれば確実に合格できると言われています。
ですが、独学でも合格できました。面接対策のDVDが市販されていますので、購入が必須です。挨拶やお辞儀の仕方にコツが必要なため、DVDなしでは合格は難しいと思います。
立ち振る舞いを学べる学校等に通っていた場合はDVDを購入しての独学で合格可能かと思いますが、これまでに全く経験がない場合は講座を受講するほうが早いかもしれません。
自分の姿勢やお辞儀の仕方、話し方が正しいかどうかの判断は習ったことがないと難しいからです。
秘書技能検定準1級は取得したからといって秘書の仕事に直結はしません。ですが、社会人の基本として職場で役立つマナーやスキルを学ぶことができます。
敬語の使い方、お客様や上司への接し方、書類の整理方法、飲み会の出欠確認の方法まで知っていて役立つことばかりです。
秘書を目指していない方にもおすすめの資格です。
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