教育カウンセラー
近年、大きな社会問題となっている不登校や学級崩壊。教育現場において、生徒の心の問題に向き合うことができるエキスパートが必要とされています。カウンセリングの専門知識を有する教育関係者を養成するために、NPO日本教育カウンセラー協会では、教育カウンセラーの資格を認定しています。全国各地で実施される3日間の養成講座を修了し、筆記試験に合格することで取得できます。
資格詳細
不登校や学級崩壊などが社会問題にまでなっている現在、教育の現場では、単に学業だけでなく、子どもたちの「心の問題」に取り組む必要性が高まっています。しかし学校の先生たちは、必ずしも児童心理の専門家ではないため、これらの問題への対処に苦慮しているのが現状です。教育カウンセラーは、子どもたちの心に適切にアプローチして、彼らの悩みを軽減し、学校生活を楽しく送って学業に専念できるよう指導することができるエキスパートにあたえられる民間資格です。
活躍場所
教育カウンセラーの資格は、基本的に、すでに教育現場に勤務している人が、スキルアップのために取得するものです。具体的には、教師や保育士、保護司、民生委員、補導員、相談員などが、子どもたちにより適切に向き合うために、カウンセリング技能を学びます。中学校や高校、相談機関などでカウンセラーとして働いている人もおり、教師とは一線を画した立場から、子どもたちの対人能力を育て、クラスなどの集団生活を問題なく送れるようにサポートしています。
収入と将来性
教育関係者がスキルアップのために取得する場合、教育カウンセラーの資格が収入アップに直結することはないかもしれません。しかし教育者としての信頼は大きく向上し、評価が高まることは確実でしょう。これまで教育現場でおろそかにされてきた分野であり、まさに社会的な急務とされている課題でもありますので、教育カウンセラーのスキルの価値は今後もますます高まってゆくでしょう。
向いている人
教育カウンセラーの資格は、特に子どもたちと身近に接する教育関係者におすすめの資格です。学校の教員であれば、登校拒否の生徒がいたり、クラスにまとまりがなかったりするといった悩みを解決するための方法を習得することができ、教師として実務的にも精神的にも負担を減らすことができるかもしれません。直接、子どもたちと接することがない人でも、教育カウンセラーの知識は大いに役立つでしょうし、現場を理解するための大きな助けとなるでしょう。
取得方法
教育カウンセラーの資格は、特定非営利活動法人・日本教育カウンセラー協会が認定する民間資格です。2年以上の実務経験と40時間以上の研修歴があり、教育カウンセラー養成講座を受講して筆記試験に合格し、同団体の会員に登録されることで初級教育カウンセラーの資格を取得できます。その後、中級または上級への資格認定試験にチャレンジしてステップアップを目指すことも可能です。
教育カウンセラー資格の難易度偏差値
初級 | 中級 | 上級 |
---|---|---|
判定不能 |
判定不能 |
判定不能 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 教育カウンセラー○級 合格
所轄・主催:
特定非営利活動法人日本教育カウンセラー協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2020年資格日程
願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
教育カウンセラー資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | 特になし | 特になし | 前頭クラス | 特になし |
教育カウンセラー試験概要
受験資格 | ・教育カウンセリングに関する実践歴2年以上 ・教育カウンセリングに関する各種研修歴22時間以上 ・教育カウンセラー養成講座の受講&筆記試験の受験 |
試験内容 | 標準カリキュラム(3日間) ・教育カウンセリングの原理・基礎 ・カウンセリングの理論 ・教育カウンセリングの方法とスキル(実習を含む) ・教育カウンセリングの扱う領域・問題 |
合格率 | 非公開 |
願書受付期間 | 開講地により異なる |
試験日程 | 開講地により異なる |
受験地 | 全国各地 |
受験料 | 申請料: 10000円登録料: 20000円※会費(3年分)12000円 |
合格発表日 | 養成講座修了後 | 受験申込・問合せ | 特定非営利活動法人 日本教育カウンセラー協会 〒112-0012 東京都文京区大塚1-4-15 TEL:03-3941-8049 FAX:03-3941-8116 |
ホームページ | 日本教育カウンセラー協会 http://www.jeca.gr.jp/authorize/authorize.htm |