ライフセーバー
海水浴など、海辺のレジャーでは事故も少なくありません。海辺の人命救助のエキスパートであるライフセーバーは欠かせない存在です。ライフセーバーの資格は、日本ライフセービング協会(JLA)が認定しています。認定講習を修了することで取得でき、さまざまな講習会が用意されていますが、基本技術を習得できるのは「Water Safety講習会」と「BLS(CPR+AED)講習会」で、まずはこれらを受講するのがよいでしょう。
資格詳細
夏になると海や川での水難事故が起きています。毎年注意喚起されていても、なかなか減少しません。そのような海辺のレジャーでの事故を防ぐために、監視や指導、さらにおぼれた人を救助する人が、ライフセーバーです。救助の際には人工呼吸や心臓マッサージなどを行うため、十分な知識とスキルが求められます。ライフセーバーになるための公的資格というものはありません。誰でも名乗ること自体はできますが、人命にかかわる仕事であり、一定以上の知識とスキルを持っていることが望まれます。そこで日本ライフセービング協会によりライフサイバーの資格が設けられました。ライフセーバーの資格の中では、本資格が認知度の最も高い認定試験です。当協会の認定ライフセーバー資格の登録者になると、ライフセーバーとして公式に認められます。資格登録者になるためには、協会が指定する講習を受講することが必要です。資格は、大きく分けると、ウォーターセーフティ、BLS(ベーシックライフサポート)認定ライフセーバーなど、6種類に分類されます。その分類の中でさらに細かく分かれ、それぞれで講習が開催されていますが、ライフセーバーになりたい方は、まずウォーターセーフティとBLSを受講し、試験をパスすることが必要です。この2つの試験に合格したら、つぎに認定サーフライフセーバーの講習に進むとよいでしょう。ライフセーバーとしてキャリアを重ねていくと、さらに上級の資格を目指せます。なお、講習会を受講するには、各ランクで定められている受講条件をクリアすることが必要です。受講条件と全国各地で行われている講習会の日程については、協会の公式ページで確認しておきましょう。
活躍場所
プロのライフセーバーとして活躍している人のほかに、ボランティアやアルバイトとして活動しているケースも多いようです。
収入と将来性
ライフセーバーの平均年収は、決して高くはありません。そのため、ライフセーバーの収入だけで生計を立てるのは厳しいといえるでしょう。なかには、高額の収入を得ているプロもいますが、本業の仕事を持ちながら、ボランティアとして活動している人がほとんどのようです。現状では、ライフセーバーの数が不足しているため、需要は高いと思われますが、重要な役目を担う仕事であるにもかかわらず、日本ではボランティアやアルバイトに頼っている状況です。
向いている人
ライフセービングは、泳ぐことが得意で、水辺の安全を守って社会の役に立ちたいという志をもっている人に向いています。講習会の受講条件を満たす運動能力はもちろんのこと、予測ができない事故への心構えをつねに持って、事故が起きたら冷静に対処できるよう、ベストの状態を維持しておくことが大切です。救助法などの知識だけでなく、体力も必要です。基本的には監視やパトロールが仕事ですので、集中力や忍耐力も求められるでしょう。
取得方法
指定された講習会を受講することで、資格を取得できます。ただし、講習会の受講資格として、運動力や体力面での厳しい条件が定められていますので、まずは運動能力や精神力を養うことが必要です。しかし、受講条件をクリアしている人が受講していることから、認定試験の難易度は高くないようです。
ライフセーバー資格の難易度偏差値
判定不能 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 JLA認定Water Safety資格講習会 終了
所轄・主催:
特定非営利活動法人日本ライフセービング協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2024年資格日程
願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
ライフセーバー資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | 特になし | 特になし | 前頭クラス | 特になし |
ライフセーバー試験概要
受験資格 | Water Safety ・12歳以上(小学生は不可) ・25メートル泳げる健康な者 BLS(CPR+AED) ・12歳以上(小学生は不可) |
試験内容 | 日本ライフセービング協会(JLA)が認定する講習会に参加することで取得できる。講習会にはさまざまな種類があるが、基本的な講習として「Water Safety講習会」と「BLS(CPR+AED)講習会」がある。 Water Safety講習会 学科 ・JLAとJLAウォーターセーフティーについて ・水の特性と事故防止について など 実技 ・ウォーミングアップ(アクアエクササイズ) ・エントリー&イクジット(入水の方法と水からの上がり方) ・スカーリングとボディオリエンテーション ・サヴァイバル・ストラテジーズ&テクニック(PFDスキル) ・ライフセービング・スキル など BLS(CPR+AED)講習会 学科 ・最近のライフセービングの動向 ・CPRの重要性とAED など 実技 ・CPR・AEDを用いたBLSの習得 |
合格率 | 非公開 |
願書受付期間 | 月数回 |
試験日程 | 月数回 |
受験地 | 全国各地 |
受験料 | Water Safety: 4500円BLS(CPR+AED): 7500円 |
合格発表日 | 各講習修了後 | 受験申込・問合せ | 特定非営利活動法人 日本ライフセービング協会 〒105-0013 東京都港区浜松町2-1-18 トップスビル1F TEL:03-3459-1445 FAX:03-3459-1446 |
ホームページ | 特定非営利活動法人 日本ライフセービング協会 JLA http://www.jla.gr.jp/ |