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プレゼンテーション作成検定試験

現在のビジネス界におけるプレゼンテーションは、規模の大小を問わず、専用のソフトや機材を使ったグラフィカルな表現で、各種の資料を提示するのが主流です。作成したプレゼン資料の質が、訴求力を左右するため、きわめて重要なビジネス・スキルとなっていますが、その能力を判定するのが、日本情報処理検定協会が主催するプレゼンテーション作成検定試験。基礎の4級から高度な1級まであり、段階的にステップアップできる検定です。

資格詳細
ビジネスシーンでよく行われるプレゼンテーションは、効果的な説明技法を使って、売りたい商品や企画、訴求したいテーマなどの内容を説明することを目的としています。プレゼンテーション作成では、専用のソフトウェアを使用して、伝えたいことを的確に表現するためのレイアウトやフォント配置などが重要です。プレゼンテーション作成検定は、このプレゼンテーション力を評価する試験です。本試験は日本情報処理検定協会が主催しており、プレゼンテーションソフトを使い、聞き手の理解を得られる資料作成能力を身につけることを目指しています。本検定では、まずプレゼンソフトウェアについて学習し、操作方法を習得します。最終的な課題はプレゼン資料を作成することであり、試験は実技のみです。初めてプレゼンソフトウェアを使用する人でも、段階的にスキルを習得することができます。検定には4級から1級までの4つのレベルがあり、受験資格に制限はなく、誰でも受けることが可能です。試験は年に4回実施され、受験費用も手頃です。

活躍場所
プレゼンテーション作成検定に合格した人は、プレゼンテーション作成能力を活かして、さまざまな企業で活躍しています。特に一般企業の営業担当者や商品開発者などは、プレゼンの機会が多いため、この検定で身につけたスキルを活用できるでしょう。また、プレゼンテーションのスキルは、ビジネスだけでなく、学生のレポートなどでも役立ちます。

収入と将来性
プレゼンテーション作成検定で身につけたスキルは、さまざまな職種で役立ちます。例えば、事務や営業の仕事などで、そのスキルを活用することができます。ただし、この検定は初学者向けの資格であり、収入に直接的な影響を与えるものではありません。しかし、本検定は文部科学省の後援を受けており、大学や短大、専門学校、高等学校、中学校、各種教室などで実施されています。また、検定を取り入れている企業もあるため、今後も需要が高いでしょう。

向いている人
プレゼンテーション作成検定試験の受験者の約9割は会社員と言われていますが、この検定には受験資格がないため、事務職や営業職を希望する学生の方も取得しておくと良いでしょう。

取得方法
勉強方法としては、日本情報処理検定協会の公式サイトで紹介されている問題集(令和5年度版)や他の書籍を使用して勉強します。4級では、文字書式の変更や図形の描画・配置・加工、アニメーションの挿入などの基本的な機能を使い、プレゼンテーション資料を作成します。試験時間は20分であり、一定のスピード感が必要です。3・2級の試験時間は30分ありますが、表の挿入やグラフの作成などが追加されるため、難易度も上がります。1級では、リンクの挿入やスライドの並べ替えなども求められ、提示されたストーリーに沿った資料の作成が必要です。本検定は試験時間が短いため、入力の速さと正確さがキーとなります。全日本情報処理検定協会の公式サイトでは、試験の設定・解答方法や使用データ、模範解答が提供されており、試験内容を把握できますので見ておくことをおすすめします。また、YouTubeにも参考になる動画が公開されていますので参照しておくとよいでしょう。



プレゼンテーション作成検定試験資格の難易度偏差値

1級 2級 3級 4級
偏差値35 偏差値0 偏差値0 偏差値0
超簡単
判定不能
判定不能
判定不能
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 プレゼンテーション作成検定試験○級 合格
所轄・主催:
日本情報処理検定協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

プレゼンテーション作成検定試験資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 キャリアアップ(可) 特になし 小結クラス 独学

プレゼンテーション作成検定試験試験概要

受験資格 不問
試験内容
1級

高度な機能を使用するとともに、画像・図形などを自由に配置し、プレゼンテーションのストーリー展開を意識した資料を作成
・2級の出題内容
・特殊文字
・箇条書き記号(絵文字)
・テキストファイル(CSV形式)を使用したグラフの作成
・リンクの挿入(スライド間、外部リンク)
・スライドの並べ替え
・その他応用

2級

図形・表の加工などのデザインに重点を置き、グラフ・アニメーションなどの視覚効果を多用した資料を作成
・3級の出題内容
・図形の加工(立体、影付きなど)
・表の加工(セル結合、塗りつぶしなど)
・グラフの作成
・画面切り替えの設定
・アニメーションの応用

3級

画像・表などを使用して、聞き手の理解を促すプレゼンテーション資料を作成
・4級の出題内容
・複数スライドの共通設定(スライド番号・背景の設定など)
・画像の挿入(貼り付け)
・画像の配置
・図形描画(吹き出し、ブロック矢印など)
・表の挿入と配置
・表の加工(線種など)
・アニメーションの挿入(ストリップ、ワイプ、ランダムストライプなど)

4級

基本的な機能を使用して、プレゼンテーション資料を作成
・文字・記号の入力
・フォントの変更(明朝、ゴシックなど)
・フォントサイズの変更(ポイントの変更)
・文字書体(太字、斜体、下線、文字色など)
・箇条書き記号
・文字の配置
・図形描画(四角形、角丸四角形、楕円、八角形、ひし形)
・図形の配置
・図形の加工(文字入力、塗りつぶし)
・アニメーションの挿入(スライドイン、ディゾルブ、ピーク、ボックス)
・プレゼンテーションファイルの保存
合格率 非公開
願書受付期間 5月下旬~6月上旬・9月上旬~中旬・10月下旬~11月中旬・1月中旬~下旬
試験日程 7月上旬・10月上旬・12月上旬・2月下旬
受験地 北海道・青森・茨城・埼玉・東京・群馬・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・大分・沖縄
受験料
1級:
3000円
2級:
2500円
3級:
2000円
4級:
1500円
合格発表日 会場により異なる
受験申込・問合せ 日本情報処理検定協会
〒461-0023 愛知県名古屋市東区徳川町1002番地
TEL:052-936-3817 FAX:052-936-5625
ホームページ プレゼンテーション作成検定試験|日本情報処理検定協会
https://www.goukaku.ne.jp/test_presen.html

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