eco検定（環境社会検定試験）

大学で環境系の分野を専攻しているため、学んでいることを何かしらの形にして卒業したく、受験を決めました。
試験対策には公式テキストと過去問集を使い、1か月くらい勉強しました。といっても集中して勉強したのは直前2週間ほどですが、、、。
時事問題や最近のデータを用いた問題が出るので最新のテキストを用意することをお勧めします。
試験会場には幅広い年代の方が来ていました。
試験内容は最近ニュースや会社の事業紹介などでもよく聞くSDGｓの説明や提唱された背景、及び環境問題に関する諸法律からの出題が多い印象でした。
合格率は７０％前後のようですが公式テキストを2周くらい読めば合格できると思います。
正直この資格があるからと言って直接就職につながることはないと思います。
しかし大学の講義で断片的に聞いていた知識を体系的に学べたことは大きな収穫でした。
今の時代どんな職業、事業に関わるにしても環境への配慮は必要になるはずなので環境問題にあまり関心のない方にとっても教養として受験する意義があると思います。

環境社会検定試験の受験で大切なことは、【試験対策で学んだ知識を生活で活かせるか】
ということです。試験対策で学んだ知識を使えるようにすることは、どの試験でも同じですが、
eco検定は、特に合格後に知識の活かし方が重要な資格だと感じています。
私は会社の指示で受験し、勉強期間は約2か月でした。試験は、対策が出来れば1ヶ月で合格は可能です。
試験範囲は、地球の生態環境からエネルギー事情など、現代の環境問題をメインに出題されます。
使用したテキストは、公式テキストと問題集の2冊のみでした。
私は、小学校・中学校で環境問題について学習しており、基本的な知識は身に付いていたため、
テキストの内容理解は短期間で完了しました。基礎知識が無くても、聞いたことある用語が
多く出てくるため、ネットで調べることは可能だと思います。
試験では、【不適切なものを選べ】などひっかけ問題が多く出題されるため、テキストの内容を正確に
理解していることが重要になります。間違えたら解答とテキストの該当箇所を見て、選択肢の
どの部分が間違っているか繰り返し確認して進めていく方が、理解が曖昧な部分がはっきりします。
最近は、企業の環境問題への対応は、厳しくなっているためeco検定の受験を義務化する企業も増えています。
環境問題への取組の一環として見られるため、資格自体が活かされる機会は少ないです。
しかし、購入した商品の環境への影響をマークを見て判断出来る、家電購入する際環境に影響が少ない
商品を判断できるなど、知識が身近な場面で活用出来るため、実生活でのメリットが多い資格です。