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TOEIC Bridge

TOEIC Bridgeは、通常のTOEICよりも難度の低い英語試験。初級および中級程度の英語力も評価してほしいとの要望にこたえて開発されました。英語学習の初期において、自分の実力をチェックするのに最適なテストとなっています。評価はTOEICと同様、スコアで表されます。

資格詳細
TOEIC Bridgeは、TOEIC Testsへの架け橋として2001年に始まったテストです。日常生活に役立つ基礎的な英語能力を測る試験であり、英語学習の初級者・中級者を対象としています。TOEICはグローバルなビジネスシーンを想定した内容を幅広く扱っていますが、TOEIC Bridgeは、より身近な日常生活を題材としていることが特長です。TOEIC Bridgeは、従来の「聞く」「読む」能力を測定するTOEIC Bridge L&Rに、「話す」「書く」能力を測定するTOEIC Bridge S&Wを加え、4 技能を測定できるテストに変更されました。TOEIC BridgeはTOEICよりも日常的で身近な題材を扱っており、問題もテスト時間も半分です。リスニングスピードもゆっくりですので、初級・中級者も安心して取り組めるでしょう。S&Wも問題文が短く、問題の指示が具体的でわかりやすく、求められるタスクも比較的やさしいレベルです。

活躍場所
TOEIC Bridgeテストは、あくまでも英語学習初心者用のテストですので、就職の際にアピールの材料にはなりません。就職に有利になるTOEICであれば、資格を活かして活躍できるでしょう。

収入と将来性
TOEIC Bridgeは、英検やTOEICなどのように就職に有利になるものではないため、このテストの結果が良くても、収入には結びつきません。このテストを受ける目的が、主にTOEICを受験する前の準備と考えられているからです。ただし、日常生活に活きる基本的な英語能力を測れるため、最近は企業や教育の現場でもTOEIC Bridgeテストを活用しているケースが増えてきています。コミュニケーションの手段が多様化する現代、さまざまな国の人と英語でやりとりする場面が身近になってきているため、英語力が求められています。こうしたニーズに合わせてスタートしたTOEIC Bridgeテストは今後も受験者が増えていくことが予想されます。

向いている人
TOEIC Bridgeは、TOEICよりも難易度が低めのテストですので、基礎的な英語に不安のある方、英語の勉強を始めたばかりの中学生、英語を一から勉強したい方、TOEICを受けたけれどスコアがあまり良くなかった方におすすめです。

取得方法
「TOEIC Bridge 公式ガイドブック」で勉強するのがベストな方法です。このガイドブックは、TOEIC Bridgeを開発し、制作した米国の機関である ETS による公式教材です。2019年6月から新形式になったTOEIC Bridgeテストに対応していますので、受験準備に役立つでしょう。TOEIC Bridgeの試験対策は、まず実際の問題形式を知ることです。国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の公式サイトではサンプル問題を掲載していますので見てみましょう。解答の指示もすべて英語で行われますが、指示は毎回同じですので、サンプル問題をやっておくことで、テスト本番では有利になります。なお、TOEIC Bridge L&Rテストはマークシート方式ですが、正解数に基づいて採点され、誤った解答をしても減点されません。そのため、答えに迷ったときはどれか1つを選んでマークすることを心がけるとよいでしょう。



TOEIC Bridge資格の難易度偏差値

(180点満点の場合)
偏差値45
簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 TOEIC Bridge Test ○点 取得
所轄・主催:
Educational Testing Service
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

TOEIC Bridge資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 就職や転職に有利 特になし 小結クラス 独学 通学 公式テキスト

TOEIC Bridge試験概要

受験資格 不問
※20歳未満は保護者の同意が必要
※11歳未満は、申し込み前に保護者から国際ビジネスコミュニケーション協会へ問い合わせが必要
試験内容 リスニングとリーディング、合計1時間で100問に答えるマークシート方式。
出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙に記入。
テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はない。

リスニングセクション
(25分間・50問)
会話やナレーションを聞いて設問に解答
Part1:
写真描写問題(15問)1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。
Part2:
応答問題(20問)1つの質問とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。質問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。
Part3:
会話問題(15問)2人の人物による会話や、説明文などが1度だけ放送される。印刷はされていない。会話や説明文などを聞いて、問題用紙に印刷された質問と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。

リーディングセクション
(35分間・50問)
印刷された問題を読んで設問に解答
Part4:
文法・語彙問題(30問)不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。
Part5:
読解問題(20問)いろいろな文書が印刷されている。質問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各文書には質問が数問ずつある。

テストの結果は合格・不合格ではなく、トータル20~180点の「スコア」として表示される。
合格率 スコア表示
願書受付期間 年4回(3月・6月・9月・11月)の試験日の数カ月前に申込期間が設けられる。「インターネット申込」のみ。企業・団体・学校による団体受験も可能。
試験日程 年4回(3月・6月・9月・11月)
受験地 全国13都市
受験料 4950円
合格発表日 テスト結果はOfficial Score Certificate(公式認定証)として、試験日から35日以内に発送される。
受験申込・問合せ (一財)国際ビジネスコミュニケーション協会
IIBC試験運営センター

〒100-0014 東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル
TEL:03-5521-6033 FAX:03-3581-4783
(土・日・祝日・年末年始を除く10:00~17:00)
名古屋事業所

〒460-0003 名古屋市中区錦2-4-3 錦パークビル
TEL:052-220-0286 (土・日・祝日・年末年始を除く 10:00~17:00)
大阪事業所

〒541-0059 大阪府大阪市中央区博労町3-6-1 御堂筋エスジービル
TEL:06-6258-0224(土・日・祝日・年末年始を除く10:00~17:00)
ホームページ TOEIC|TOEIC Bridge
http://www.toeic.or.jp/bridge.html

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