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Oracle認定 Javaプログラマ資格(OCJP)

WebサービスやIC技術などでニーズが高まっているプログラミング言語「Java」。そのプログラマー向けの資格はいくつかありますが、日本オラクル株式会社のオラクルユニバーシティが実施するOracle認定Javaプログラマ資格(OCJP)は、Java言語の開発会社による国際的な資格として高いステータスを誇っています。初級者向けの「Bronze」から「Silver」「Gold」のランクが用意されており、2015年からはSE8にバージョンアップしています。

資格詳細
Javaは広く普及しているプログラミング言語であり、ほとんどのコンピューターOS上で実行できるため、業務システム、Webサービス、スマートフォンアプリなど、多くのシステム開発で利用されています。Oracle認定Javaプログラマは、日本オラクル社認定のJava資格です。Javaに関する知識と技能を一定水準以上持っていることを証明できます。OCJPはBronze・Silver・Goldに分かれており、Silver以上は海外でも認知度が高く、Javaを扱うエンジニアに非常に受験価値のある資格です。OCJPはJavaのバージョンアップに伴い、定期的に改定されており、2023年現在では「Java SE 11 認定資格」が最新の試験です。試験は会場試験とオンライン試験から選択することができます。

活躍場所
OCJPを取得すると、Javaプログラミングスキルが公式に認定されるため、Javaプログラマー、アプリケーション開発者、バックエンドエンジニア、ソフトウェアテストエンジニアなど、多岐にわたる職種でプロフェッショナルに活躍できます。

収入と将来性
OCJPを取得することで、収入アップの可能性があります。特にSilverとGoldは世界共通の国際資格であり、Gold認定のエンジニアは外資系企業からも高く評価されやすいです。Javaは広く使われており、フロントエンドやバックエンドを問わず、Webアプリケーション、モバイル機器、業務サーバーなどさまざまな分野で需要があります。Oracleが実施する資格試験として信頼性が高く、世界中で実施される共通基準の試験としてグローバルに通用します。日本国内だけでなく海外でもスキルの証明に使える点が大きな強みです。今後もIT技術の需要が高まることから、本資格取得者への需要は引き続き高いことが予想されます。

向いている人
OCJPは、プログラマー、システムエンジニアを目指している方はもちろん、Javaの経験を持つ方や、就職や転職に有利な資格を取得したい方にとって最適な選択肢です。Javaプログラミングを学び、スキルを証明したい開発者、キャリアアップを考えているプログラマにもおすすめの資格です。

取得方法
OCJPの試験は幅広い内容が問われるため、計画的な学習が必要です。まずはJavaの基礎を学ぶために、翔泳社の「紫本」として知られる「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ」シリーズを使用することをおすすめします。この参考書は、OCJP試験の内容を体系的にカバーしており、各分野の練習問題も用意されています。これにより、学習の理解度を確認しながら進めることができます。もしプログラミング未経験者やJavaの基礎から学び直したい人であれば、「スッキリわかるJava入門」という参考書がおすすめです。この参考書は特にオブジェクト指向についてわかりやすく解説されており、初学者にも適しています。参考書を一通り読み、全体のイメージを把握したら、次に試験対策としてインプレス社の「徹底攻略」として知られる問題集に取り組むことをおすすめします。この問題集には実際の試験に近い問題が多く掲載されているため、試験対策に役立つでしょう。繰り返し問題を解くことで、出題パターンを把握できます。独学での勉強が不安であれば、オンラインスクールの利用を検討するのもよいでしょう。



Oracle認定 Javaプログラマ資格(OCJP)資格の難易度偏差値

Gold Silver Bronze
偏差値63 偏差値58 偏差値47
難関
普通
簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 Oracle認定 Javaプログラマ資格○○ 合格
所轄・主催:
日本オラクル株式会社オラクルユニバーシティ
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

会場により日程が異なる
願書受付
試験開催地によって願書受付日等が異なります。
試験日
試験開催地によって試験日等が異なります。
合格発表
試験開催地によって合格発表の日等が異なります。
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

Oracle認定 Javaプログラマ資格(OCJP)資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 専門的資格(秀) 特になし 関脇クラス 独学 講習 通信 公式テキスト

Oracle認定 Javaプログラマ資格(OCJP)試験概要

受験資格
Gold:
OCJP Silver SE 7, 8, 11 資格所有者
Silver:
不問
Bronze:
不問
試験内容
Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 11

Java SE 11 Programmer II 試験
・Java Class Design
・Advanced Java Class Design
・Generics and Collections
・Lambda Built-in Functional Interfaces
・Java Stream API
・Exceptions and Assertions
・Use Java SE 11 Date/Time API
・Java I/O Fundamentals
・Java File I/O (NIO.2)
・Java Concurrency
・Building Database Applications with JDBC
・Localization

Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11

Java SE 11 Programmer I 試験
・Javaの基本
・Javaのデータ型の操作
・演算子と判定構造の使用
・配列の作成と使用
・ループ構造の使用
・メソッドとカプセル化の操作
・継承の操作
・例外の処理
・Java APIの主要なクラスの操作

Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 11

Java SE 11 Bronze 試験
・Java言語のプログラムの流れ
・データの宣言と使用
・演算子と分岐文
・ループ文
・オブジェクト指向コンセプト
・クラス定義とオブジェクトの生成、使用
・継承とポリモフィズム
合格率 非公開
願書受付期間 試験会場により異なる
試験日程 試験会場により異なる
受験地 試験会場により異なる
受験料
Gold:
26600円
Silver:
26600円
Bronze:
13600円
合格発表日 試験終了後
受験申込・問合せ 日本オラクル株式会社 オラクルユニバーシティ
〒107-0051 東京都港区元赤坂1-3-13 赤坂センタービルディング12F
TEL:0120-155-092
ホームページ オラクル研修サービス & 認定資格 | Oracle University
http://education.oracle.com/

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