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Android技術者認定試験

スマートフォンやタブレットなどモバイル機器で大きなシェアを誇るOS「Android」。Android向けに多くのアプリがリリースされていますが、それらの開発者の技術を認定するために、Android技術者認定試験があります。試験は「アプリケーション」と「プラットフォーム」のふたつが用意されており、さらに「ベーシック」と「プロフェッショナル」のレベルに分かれているので、自分の専門と技量に合った試験を選ぶことができます。試験はコンピュータを使ったCBT方式で、全国160カ所でほぼ毎日のように実施されています。

資格詳細
Android向けのアプリケーションへのニーズが加速しており、Androidの開発のエンジニアの需要も増しています。Androidエンジニアのスキルを客観的に評価する基準となる、国際的な資格がAndroid技術者認定試験です。この試験は日本を含む160カ国で受験可能で、日本語、英語、繁体中国語に対応しています。試験の難易度は高いですが、ITSS(ITスキル標準)によって信頼性が担保され、スキル証明として価値があります。自分のスキルを整理し、キャリアの指標として活用できるでしょう。本認定試験は、アプリケーションとプラットフォームの2種類があり、目標に応じて選択できます。試験レベルは「ベーシック」と「プロフェッショナル」がありますが、2023年9月時点では日本語版のベーシックのみでの受験が可能です。試験はCBT方式によりオンライン受験が可能であるため、忙しい人も受けやすいでしょう。

活躍場所
スマートフォンアプリ開発やカーナビ開発の企業での活躍が期待されます。Androidを使用した開発が増加しており、Androidの技術者が不足して市場の需要に追いついていない状況です。そのため、今後も活躍できる機会が増えるでしょう。

収入と将来性
ソフトウェア開発者の年収は、日本の平均年収よりやや高い傾向にあります。また、この試験に合格することで、資格手当や報奨金が支給される可能性が高いでしょう。急速に成長しているスマートフォン市場に伴い、アプリ開発への需要が高まっています。日本国内ではiOSが市場シェアのトップを占めていますが、Androidも市場の三分の一以上を占有しています。さらに、世界的に見てもAndroidが市場シェアでトップを維持しており、今後もAndroid技術者への需要が高まると予想されるため、この資格へのニーズも一層高まるでしょう。

向いている人
Android技術者認定試験のうちアプリケーション技術者認定試験は、今後Androidアプリ開発を学び、キャリアに活かしたい人、またはAndroidアプリ開発の経験を証明したい人におすすめの試験です。実務の経験がなく、Androidアプリ開発を学習したことがない人にとっても、新しい知識とスキルを習得するのに適しています。経験豊富な開発者にとっては、既存のスキルと資格内容を照らし合わせ、スキルと知識の再確認に役立つでしょう。一方、Androidアプリ開発の中でも特にプラットフォーム開発を目指したい人、または、すでにプラットフォーム開発経験がある人でも、スキルを向上させたい人には「プラットフォーム技術者認定試験」が適しています。

取得方法
Androidアプリ開発の学習では、出題内容を理解し、必要な知識とスキルを明確に把握することが重要です。しかし、出題範囲を読んだだけでは学習内容がわかりにくいことがあります。その際は、過去の試験問題や参考書を活用して具体的な出題内容を確認しましょう。次に、どの学習ツールを使うかを決定します。Android技術者認定試験では、学習サイトと参考書が主要なツールです。学習サイトや参考書を使って独学が進んだら、過去問や問題集で本番に向けて実践練習を行いましょう。試験の傾向や過去問を把握すればより高得点を狙えます。過去問は公式サイトに掲載されている「模擬問題」も参考になるのでチェックしておきましょう。



Android技術者認定試験資格の難易度偏差値

アプリ・プロフェッショナル アプリ・ベーシック プラット・ベーシック
偏差値59 偏差値55 偏差値55
普通
普通
普通
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 Android△△技術者認定試験○○ 合格
所轄・主催:
一般社団法人Open Embedded Software Foundation
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

Android技術者認定試験資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 専門的資格(優) 特になし 関脇クラス 独学 講習 通学

Android技術者認定試験試験概要

受験資格 不問
試験内容
Androidアプリケーション技術者認定試験プロフェッショナル

四肢択一
・システムアーキテクチャ
・ユーザインターフェース
・リソースファイル
・アプリケーションコンポーネンツ
・ストレージ
・通信
・外部機器とセンサ
・マルチメディア
・テスト
・ネイティブ
・アプリケーション管理
・アプリケーション配布
・開発機能
・デバッグ機能
・Google提供サービス


Androidアプリケーション技術者認定試験ベーシック

四肢択一
・システムアーキテクチャ
・ユーザインターフェース
・リソースファイル
・アプリケーションコンポーネンツ
・ストレージ
・通信
・外部機器とセンサ
・マルチメディア
・テスト
・ネイティブ
・アプリケーション管理
・アプリケーション配布
・開発機能
・デバッグ機能

Androidプラットホーム技術者認定試験ベーシック

四肢択一
・init
・システムアーキテクチャ
・リソースファイル
・アプリケーションコンポーネンツ
・ストレージ
・通信
・一般的なセンサ
・LocationService
・マルチメディア
・ロギング
・IPC
・セキュリティモデル
・電源管理
・Zygote
・ターゲット向け
・SDK向け
・ビルドの階層
・デバイスコードのビルド
・カーネルコードのビルド
・ブートパラメータ
・ポーティング
・FastBoot
・開発機能
・デバッグ機能
・プロファイリング機能
・CTS、CDD
・GPL、LGPL
・その他
・バージョン管理
・ソースコードを読む
・コントリビュート
・Android Opne Accessory
・NDK
合格率 非公開
願書受付期間 随時
試験日程 試験会場により異なる(ほぼ毎日)
受験地 全国160カ所以上(CBT方式)
受験料 16200円
合格発表日 試験後、即時(CBT方式)
受験申込・問合せ 一般社団法人 Open Embedded Software Foundation
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-11-1 山内ビル2F
TEL:03-6276-0445
ホームページ Android技術者認定試験制度 | Education
http://oesf-edu.com/ace/about/

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