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PRプランナー

インターネット等のメディアの発展とともに、企業の広報・PR(パブリックリレーションズ)の重要性が飛躍的に増しています。日本パブリックリレーションズ協会が主催するPRプランナーの資格認定試験では、PR業務の基本的な知識から実践的なスキルまで幅広く検定し、プランナーとしての能力をためすことができます。

資格詳細
PRプランナーは、企業や自治体などで広報・PRを担当する人や、広報・PRに関心を持つ社会人や学生を対象としています。日本で唯一の広報・PR資格認定制度で、広報・PRの基本的な考え方を理解するために設けられた制度です。試験は1次・2次・3次の3段階で構成されており、各段階に合格すると、PRプランナー補資格、準PRプランナー、PRプランナーの各認定を受けることができます。現代の企業活動では、広告・PRが重要な役割を果たしています。したがって、広告・PR担当者は、従来の知識だけでなく、コンプライアンスや危機管理など、商品を売る以外の分野にも精通していることが必要です。本資格認定制度は、このような広告・PR担当者の育成を目的としています。民間資格であるにもかかわらず、広報PRに携わった経験のある人の間で一定の知名度があると考えられます。

活躍場所
RRプランナーの資格を取得すると、大手企業やベンチャー企業で、PRやブランディングの仕事をするチャンスが広がります。また、フリーランスとしてPRに関するコンサルティング業務を行うことも選択肢の一つです。

収入と将来性
広報・PR担当の年収は、全国平均よりも高い水準です。会社によっては、資格取得によって資格手当や報奨金を受け取ることができる場合があります。ただし、各企業のルールによって支給条件は異なり、PRプランナー資格が適用されない場合もあるため、社則などを確認するとよいでしょう。現代社会は情報やコンテンツがあふれ、その伝達手段も多様です。このような環境では、正確な情報を多様な価値観を持つ人々に適切に伝え、合意形成を促すことがますます重要になっています。PRプランナーは、広範なスキルと高度なコミュニケーション能力、倫理観を備え、さまざまな課題を解決するための専門知識を持っているため、その強みを活かし、より良い社会が構築できるように貢献しています。社会を結びつけ、未来を導くPRプランナーの役割は重要です。

向いている人
PRプランナーの資格は、企業や自治体で広報やPR業務を行う部署で働くことを希望する人には特におすすめです。また、将来フリーのPRコンサルタントとして活躍したい人もこの資格を取得すると仕事に役立てることができるでしょう。1次・2次試験は比較的簡単なので、挑戦してみてください。

取得方法
PRプランナーの勉強は、一般的に公式の試験対策講座を利用します。試験対策講座は、講義と演習がバランスよく配分されており、ポイントを的確に習得できます。また1次・2次試験であれば、独学も可能です。公式から指定された参考書と過去問題集は公式サイトで入手できます。過去問演習を通じて出題傾向や頻出範囲を把握し、自己の弱点を克服するための復習を行いましょう。演習量が得点能力につながるため、積極的に過去問演習を行うことが重要です。3次試験は実務経験が重視される試験であり、日常的な広報・PR業務の実践経験に加えて、広報・PR責任者を支援する能力が試されます。3次試験は、2021年11月から試験方式が変更になり、試験専用アプリで問題に解答するテキスト記述式となり、試験時間も120分に変更されました。求められるスキルや合格水準はこれまでと変わりません。公式ホームページには1次から3次までの参考問題が掲載されていますので確認しておきましょう。



PRプランナー資格の難易度偏差値

PRプランナー 准PRプランナー PRプランナー補
偏差値48 偏差値40 偏差値0
簡単
超簡単
判定不能
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 PRプランナー 認定
所轄・主催:
公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

願書受付
不明
試験日
不明
合格発表
不明
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

PRプランナー資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 特になし 特になし 大関クラス 特になし

PRプランナー試験概要

受験資格
1次試験:
不問
2次試験:
1次試験合格者
3次試験:
2次試験4科目合格者で3年以上の実務経験者
試験内容
1次試験

広報・PRに関する基本的な知識
・広報・PRの基本
・企業経営と広報・PR
・広報・PR活動のマネジメント
・コミュニケーションの基礎理論
・メディアリレーションズ
・マーケティングの基礎理論
・マーケティングと広報・PR
・ブランドとマーケティング
・CSR(企業の社会的責任)
・インターナル・コミュニケーション
・IR(インベスターリレーションズ)
・グローバル広報
・危機管理広報
・行政・団体等の広報・PR

2次試験

企業経営と広報・PRに関する知識
・経営環境の変化と広報・PR
・CSRと広報・PR
・インターナル・コミュニケーション戦略
・IR活動の実務
・グローバル広報の実務
・危機管理広報の実務
マーケティングと広報・PRに関する知識
・マーケティング・マネジメント
・マーケティング・コミュニケーションの実務
・マーケティングと広報・PRの動向
コミュニケーションと広報・PRに関する実務知識
・マスメディアとソーシャルメディア
・メディアリレーションズの実務
・自社メディアの種類と実務
・広報・PR戦略立案の実務知識
時事問題
・社会
・政治
・経済
・国際
・文化
・スポーツ
・芸能

3次試験

・ニュースリリースの作成
・広報・PR計画の立案作成
合格率 非公開
願書受付期間
1次試験:
12月上旬~1月下旬・6月上旬~7月中旬
2次試験:
3月中旬~4月上旬・9月中旬~下旬
3次試験:
6月上旬~下旬・11月上旬~12月中旬
試験日程
1次試験:
3月上旬・8月下旬
2次試験:
5月中旬・11月中旬
3次試験:
7月下旬・1月下旬
受験地
1次試験:
札幌・東京・大阪・福岡
2次試験:
東京・大阪・名古屋
3次試験:
東京・大阪
受験料
1次試験:
11000円
2次試験:
17600円
3次試験:
13200円
合格発表日
1次試験:
3月中旬・9月上旬
2次試験:
5月下旬・11月下旬
3次試験:
8月中旬・2月中旬
受験申込・問合せ 公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会
〒106-0032 東京都港区六本木6丁目2番31号 六本木ヒルズノースタワー5F
TEL:03-5413-6760
ホームページ PRプランナー資格認定制度/検定試験
https://pr-shikaku.prsj.or.jp/

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