マイナンバー実務検定
2015年から始まったマイナンバー制度。今後ますます普及の進むとともに、日本人の暮らしに深く定着してゆくものと考えられます。全日本情報学習振興協会が実施するマイナンバー実務検定では、その制度の理解を深め、特定個人情報の保護に関する実務的な能力を学習するために役立つ検定試験です。
資格詳細
マイナンバー制度の導入により、納税や社会保障などの行政手続きが効率化されました。しかし、同時に個人情報の保護が重要視されています。マイナンバー実務検定は、このマイナンバー制度に関する法律や規制を理解し、マイナンバーを適切に管理できる能力を評価する試験です。この検定は、マイナンバー制度が導入される2016年より前の2015年から実施されています。試験には1級、2級、3級の3つのレベルがあります。受験方法としては、会場でのコンピューターベース試験(CBT)のほか、オンライン試験も可能です。2級以上の合格者は、個人情報保護実務検定の1級を取得することで、「個人情報保護士」として認定されます。
活躍場所
マイナンバー実務検定の資格保有者は、マイナンバーと個人情報保護について深い知識を持っていると認識され、企業にとって重要なリスク管理担当者として評価されることがあります。特に1級や2級を取得すると、企業や組織内でリーダーシップを発揮し、個人番号の管理業務を担当することができます。この資格を持つことで、個人情報に関わる幅広い職種でアピールすることができ、就職活動において有利になるでしょう。
収入と将来性
多くの企業が人事、経理、一般事務などの職種でマイナンバー実務検定の資格を求めているため、収入アップの可能性があります。マイナンバーは消費税対策のキャッシュバックやマイナポイントなどで頻繁に話題になっており、利用が拡大していることは間違いありません。将来的にはマイナンバー制度の重要性がますます高まると考えられます。また、行政手続きが「電子申請に統一」される「デジタルファースト法案」により、手続きがITで完結できる「ワンストップ」化が進展する見込みです。これらの動向からも、将来的にはマイナンバー実務検定の有資格者が活躍する場がさらに広がることが予想されます。
向いている人
事務職の中でも人事や労務系など、マイナンバーを扱う可能性のある職種では、マイナンバー実務検定は必須の資格となります。1級と2級は、マイナンバー制度に関する専門的な知識が求められ、企業や官公庁でマイナンバーを実際に扱う人を対象としています。一方、3級はマイナンバー制度の一般的な知識が中心であり、社会人や主婦、学生など、すべての人が受験できるレベルです。
取得方法
学習を始める前に、まず、マイナンバー制度の基礎を理解することが肝要です。マイナンバー制度の目的や利用方法、適切な管理方法など、基本的な知識を身につけましょう。次に、「マイナンバー実務検定公式テキスト」を使用して、マイナンバー制度や個人情報の取り扱いについて詳細に学びます。このテキストは、2・3級の試験で頻出する基本的な内容を網羅しており、効果的な学習教材となっています。さらに、過去問題集を使って、理解度を確認します。この問題集には、厳選された過去問題が含まれており、解説も充実しているため、試験対策に役立つでしょう。また、全日本情報学習振興協会が開催している対策講習会に参加することもおすすめです。実施団体による講座や書籍も充実しており、効果的に学習できるでしょう。
マイナンバー実務検定資格の難易度偏差値
1級 | 2級 | 3級 |
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超簡単 |
超簡単 |
判定不能 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 マイナンバー実務検定試験 〇級合格
所轄・主催:
一般財団法人全日本情報学習振興協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2020年資格日程
願書受付
不明
試験日
不明
合格発表
不明
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
マイナンバー実務検定資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
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民間資格 | 特になし | 特になし | 前頭クラス | 独学 講習 公式テキスト |
マイナンバー実務検定試験概要
受験資格 | 不問 |
試験内容 | 1級・2級 ・番号法の背景・概要 ・総則 ・個人番号 ・個人番号カード ・特定個人情報の提供の制限等 ・情報提供ネットワークシステムによる特定個人情報の提供 ・特定個人情報保護評価等 ・特定個人情報の取り扱いに関する監督等 ・法人番号 ・雑則 ・罰則 ・附則 ・特定個人情報の適正な取り扱いに関するガイドライン ・関連法令等 ほか 3級 ・番号法成立の経緯・背景 ・番号法の概要 ・個人と番号法 ・民間企業と番号法 ・地方公共団体・行政機関・独立行政法人等と番号法 ・番号法のこれから ・罰則 ・特定個人情報の適正な取り扱いに関するガイドライン ・関連法令等 |
合格率 | 52.5%(2級) |
願書受付期間 | 受験日の1カ月ほど前まで |
試験日程 | 6月・9月・12月・3月 |
受験地 | 全国各地 |
受験料 | 1級: 11000円2級: 8800円3級: 7700円 |
合格発表日 | 試験後 | 受験申込・問合せ | 一般社団法人 全日本情報学習振興協会 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-7-12 清話会ビル5F TEL:03-5276-0030 |
ホームページ | マイナンバー・マイナンバー制度を理解する-マイナンバー実務検定 https://www.my-number.or.jp/ |