個人情報保護実務検定
個人情報保護法の大幅な改正により、多くの事業者が個人情報の保護を重視しなければならない状況になっています。全日本情報学習振興協会が主催する個人情報保護実務検定は、企業や個人が個人情報を適切に利用できるようになる知識の習得を目的とした検定試験です。個人情報に関する法知識やセキュリティ技術の知識を身につけることができます。
資格詳細
個人情報保護実務検定は、個人情報保護法や関連するガイドラインを適切に理解し、個人情報を法律に則り適切に扱うために必要な知識を身につけることを目的とした試験です。この検定には1級と2級の2つのレベルがあり、どちらも個人情報の取り扱いに関する知識を深めることができます。また、個人情報保護実務検定の上位資格となる「個人情報保護士」では、マイナンバーを含む個人情報保護全般に関わる知識を身に付けることが可能です。さらに、個人情報保護実務検定の1級とマイナンバー実務検定の2級以上を取得すると、試験を受けずに「個人情報保護士」として認定される制度も存在します。このように、個人情報保護実務検定は、個人情報保護に関する知識をステップアップさせる上で、最初の一歩としておすすめの資格です。
活躍場所
個人情報保護実務検定の資格は、企業の総務部や人事部など、個人情報を取り扱う部門で活かすことができます。個人情報の保護はどの企業でも重要なテーマであり、新入社員の教育にも必要な内容です。モラルを持った有資格者の需要は高いと言えます。
収入と将来性
個人情報保護実務検定の資格は、直接的に就職や転職に役立つとは言えません。しかし、個人情報保護法の順守はあらゆる業界や職種で求められており、この資格を持つことで法令やコンプライアンスに関する基礎知識を証明できます。また、職場によっては、資格手当が支給されることもあり、収入増につながる可能性もあります。2022年4月1日以降、個人情報保護法が全面的に施行され、中小企業も含めた全ての事業者がその対象となりました。この分野はまだ歴史の浅い領域であり、専門的な個人情報保護に関する法律知識やスキルを持った人材が不足しているため、本検定の資格取得者もまだ少ないのが現状です。将来的にも個人情報保護に対する対策が必要であり、個人情報保護実務検定を通じて得られる知識やスキルは、一生にわたり役立てることができるでしょう。個人情報を取り扱う企業では、個人情報漏洩の問題が深刻化しており、モラルを持った有資格者への需要が高まっています。さらに、プライバシーマークを取得する企業も増えており、将来的にも需要が拡大すると考えられます。
向いている人
個人情報保護実務検定は、どんな業界や職種の人にもおすすめの資格です。個人情報保護法の遵守は誰もが守るべき法律であり、個人情報の漏洩は企業の信頼を失うことにつながります。つまり、個人情報保護法に関する知識は社会人として必須です。将来社会に出る学生も本資格を取得することで、ビジネスパーソンとしての基礎が身につき、自己アピールにつながるでしょう。
取得方法
1級受験生にとっては、「個人情報保護士認定試験公式テキスト」を使って、「マイナンバー法の理解」を除いた範囲を学ぶことが推奨されています。さらに、公式過去問題集も利用できますが、すべての問題が公式テキストから出題されるわけではないので、ニュースや時事問題にも目を向ける必要があります。2級受験生には、1級と同じく、公式テキストと公式過去問題集の利用がおすすめです。ただし、2級では「情報セキュリティシステム」に関する出題はありませんが、それ以外の部分は1級と同じ範囲です。将来的に上級に進みたい方は、法律の条文やガイドラインを繰り返し読むことをおすすめします。表現が難しい部分もありますが、一通り読むことで法律の概要をつかめるでしょう。
個人情報保護実務検定資格の難易度偏差値
1級 | 2級 |
---|---|
超簡単 |
超簡単 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 個人情報保護実務検定 〇級合格
所轄・主催:
一般財団法人全日本情報学習振興協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2020年資格日程
願書受付
不明
試験日
不明
合格発表
不明
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
個人情報保護実務検定資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | 特になし | 特になし | 前頭クラス | 独学 講習 公式テキスト |
個人情報保護実務検定試験概要
受験資格 | 不問 |
試験内容 | 1級 ・個人情報保護の総論 ・個人情報保護の対策と情報セキュリティ ・情報システムセキュリティ(技術的管理の実務知識) 2級 ・個人情報保護の総論 ・個人情報保護の対策と情報セキュリティ |
合格率 | 非公開 |
願書受付期間 | 1月下旬~4月中旬・3月中旬~6月下旬・9月上旬~1月中旬 |
試験日程 | 5月・8月・2月 |
受験地 | 東京・名古屋・大阪・福岡 |
受験料 | 1級: 11000円2級: 8800円 |
合格発表日 | 試験後 | 受験申込・問合せ | 一般社団法人 全日本情報学習振興協会 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-7-12 清話会ビル5F TEL:03-5276-0030 |
ホームページ | 個人情報保護実務検定 https://www.joho-gakushu.or.jp/pipl/ |