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ずい道等の覆工作業主任者

ずい道(隧道、トンネル)における「覆工」とは、トンネル工事の重要な工程の一部で、掘削した横穴を内側から支柱やコンクリートなどで補強する作業(隧道型枠支保工)を指します。この工程は、作業中の事故の危険があるだけでなく、トンネル完成後の崩落事故などの可能性にもかかわる大切な作業なので、「ずい道等の覆工作業主任者」の国家資格を持つ者が指揮にあたるよう法律でさだめられています。資格は講習のみで取得できます。

資格詳細
ずい道等の覆工作業とは、トンネル工事の工程の一つで、掘削した横穴を内側から補強する作業を指します。トンネル完成後の崩落事故にも関わる重要な作業です。覆工作業は作業中の労働災害の危険性が高いため、労働安全法により、ずい道等の覆工作業主任者が責任者として指揮や管理を行うことが定められています。具体的な職務は、作業方法と労働者の配置の決定、作業の指揮、器具、工具、安全帯、保護帽の点検、安全帯や保護帽の使用状況の監視などです。この資格はずい道等の覆工作業での必置資格ですので、就職や転職の際には有利になるでしょう。資格は、技能講習を受講し、その後の修了試験に合格することで比較的簡単に取得できます。ただし、講習を受講するには、実務経験が原則必要なため、まずは覆工作業の経験を積む必要があります。事業者としては、従業員に覆工作業をさせる場合には、この作業主任者を置かなくてはならないため、技能講習の受講を従業員に推奨しているところが多く、この作業主任者以外にも業務に応じて別の資格の取得を求めることもあるでしょう。同じトンネル工事に関連する資格として、ずい道等の掘削等作業主任者がありますが、こちらはずい道の掘削の指導、岩盤や肌落ち防止の指導などを行います。掘削作業の経験もあれば、両方の資格を取得しておくと良いでしょう。

活躍場所
トンネル工事を行う土木工事関連の企業に就職し、トンネル工事現場で覆工作業の点検や安全管理の仕事に携わります。

収入と将来性
ずい道等の覆工作業主任者としての収入の情報は見つかりませんが、トンネル工事の仕事の年収は、一般の平均年収と比較するとやや高い傾向にあります。しかし、全体の給与幅がかなり大きく、勤務先や経験によって大きな差があると考えられます。また、トンネル工事も含めて土木関係の仕事は、地域別で差があり、平均年収が高い地方は関東で、東京は特に高い水準です。また、年齢が経過するにつれ学歴で差が生じる傾向があり、一番年収差がつく年齢は50歳ごろです。いずれにしても、作業主任の資格を取得しておくと、有利になるでしょう。ずい道等の覆工作業主任者は、労働安全衛生法で設置を義務付けている資格であるため、今後も一定の需要が見込まれます。また、土木工事の需要は、建設業界と比べると、景気の影響を受けにくいため、底堅い特徴があり、求人も安定しているといえるでしょう。

向いている人
危険を伴うトンネル工事において、作業主任者として、労働災害防止のために点検などの作業を行うため、何ごとにも慎重に取り組める人、責任感が強い人に向いているといえるでしょう。また、現場のリーダーとしての指導力が求められます。現在、覆工作業の仕事に従事されている方は、キャリアアップのために、一定の実務経験を積んだら、講習を受講して資格を取得されるとよいでしょう。

取得方法
ずい道等の覆工作業主任者は、講習を受講し、その後の修了試験に合格すると取得できる国家資格です。講習内容はずい道等の覆工をはじめ、工事用設備、作業環境、作業者への教育に関する知識、関係法令について2日間で学んでいきます。修了試験は比較的簡単であるため、講習をきちんと受けていればほとんどの人が合格できているようです。



ずい道等の覆工作業主任者資格の難易度偏差値

偏差値0
判定不能
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 ずい道等の覆工作業主任者 取得
所轄・主催:
厚生労働省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2021年資格日程

会場により日程が異なる。記載内容は神奈川県の情報。
願書受付
試験開催地によって願書受付日等が異なります。
試験日
2020年12月15日~2020年12月16日
合格発表
試験開催地によって合格発表の日等が異なります。
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

ずい道等の覆工作業主任者資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
国家資格 専門的資格(可) 必置資格 横綱クラス 特になし

ずい道等の覆工作業主任者試験概要

受験資格 ・満18歳以上
・隧道等の覆工作業に3年以上従事した者
・大学、高専、高校の土木・建築・農業土木に関する学科を卒業後、2年以上の実務経験者
・職能訓練終了後、2年以上の実務経験者
試験内容 講習科目
・ずい道等の覆工に関する知識
・工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識
・作業者に対する教育等に関する知識
・関係法令
・修了試験
合格率 試験なし
願書受付期間 講習機関により異なる
試験日程 講習機関により異なる
受験地 全国各地の講習機関
受験料 講習機関により異なる
合格発表日 講習修了後
受験申込・問合せ 建設業労働災害防止協会
〒108-0014 東京都港区芝5-35-2 安全衛生総合会館
TEL:03-3453-8201

ほか全国各地の講習機関
ホームページ 技能講習・各種教育のご案内 | 建災防
https://www.kensaibou.or.jp/seminar/

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