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コンクリート造の工作物の解体等作業主任者

現代のさまざまな建築物でコンクリートが使われるようになって久しく、それら建物の老朽化も社会問題となっています。古くなったコンクリート建築は解体される場合が多いですが、高さ5m以上のものを解体・破壊する場合、「コンクリート造の工作物の解体等作業主任者」の国家資格を持つ人を配置することが法律で義務づけられています。資格は講習のみで取得できますが、3年以上(学歴によっては2年以上)の実務経験が必要です。

資格詳細
近年、老朽化した施設の建て替えなどに伴い、コンクリート造の建物の解体などの工事が多く行われています。コンクリート構造物は高層の建物も多いため、これらの構造物を解体する際には、高所での作業による墜落の危険、頭上からの落下物に対して注意しなければなりません。実際、これらの工事で、屋根の崩壊、壁の倒壊、解体用機械による災害などの事故により重症に至るケースがあとを絶ちません。このような事故を防止するために、安全確保に努める役目を担う責任者がコンクリート造の工作物の解体等作業主任者です。高さが5メートル以上あるコンクリート造工作物を解体または破壊する作業を行う工事現場では、この作業主任者の選任が必要となります。作業主任者は、各都道府県の労働局長の登録を受けている機関や団体が行う技能講習を修了した人から選ばれます。受験資格として、3年以上の実務経験、大学や高専などで土木または建築の学科を卒業した後、2年以上実務経験があることなどの規定がありますので、まずは受講資格を確認しておきましょう。選任された作業主任者は、現場に常駐して、作業者の配置の決定、作業の指揮、機械や保護具などの点検、安全装置の使用状況の監視などを行います。

活躍場所
土木・建設企業などに就職し、各現場で監視と指揮を行います。

収入と将来性
解体工の収入は、建設業全体の中でも高めです。危険を伴う仕事でもあるため、新人でも給料が高く、年齢によって月収が上がる傾向があります。また、この作業主任者の資格を取得すると、手当も期待できるので、さらに収入アップが見込めます。有資格者は求人需要も多く、資格を取得するメリットは大きいでしょう。一方、資格を何も持っていない現場作業員の収入は低めになることもあります。解体業の中でも重機を操作できる人は収入が高く、新人でもかなりの収入を得ている人もいるようです。解体業で高収入を狙うのであれば、この資格以外にも、重機の資格など、関連の複数の資格取得を目指すとよいでしょう。解体等作業主任者は、一定の作業現場での必須資格ですので、今後のニーズも安定しているといえます。

向いている人
現在、解体作業に従事している人で、ステップアップしたい人は取得しておくとよいでしょう。また解体工事の作業は、基本的に力仕事ですので、とにかく体力が必要です。解体は一人でできる仕事ではなく、重機を操作する人、資材を運ぶ人、ハンマーなどで解体する人、水をまく人など、作業主任者も含め、大勢の人と連携しながら進めていく仕事ですので、チームワークを大切にすることも求められるでしょう。なお、解体工事は、つねに騒音と振動に付き合わなければならないため、騒音や振動、粉塵などに耐えられることも必要かもしれません。一方、大きな音と振動が伴う解体工事は遅くまで作業していると、周囲からクレームがきてしまうため、17時くらいに作業を切り上げるのが基本です。そのため、プライベートの時間をできるだけ確保したい人にとっては、メリットとなる仕事ではないでしょうか。

取得方法
講習の受講と修了考査を受けることで資格を取得できます。修了考査は簡単なもので、講習をきちんと受けていればほぼ落ちることはないようです。2日間にわたって、14時間の講習があり、内容は作業方法、工事用設備や機械、作業環境、作業者への教育、関係法令などについてです。講習内容は実施先によって多少違ってきますので、気になる方は受講前に実施先に問い合わせてください。



コンクリート造の工作物の解体等作業主任者資格の難易度偏差値

偏差値0
判定不能
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 コンクリート造の工作物の解体等作業主任者 取得
所轄・主催:
厚生労働省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2021年資格日程

願書受付
不明
試験日
2020年6月4日~2020年6月5日
合格発表
不明
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

コンクリート造の工作物の解体等作業主任者資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
国家資格 特になし 必置資格 大関クラス 特になし

コンクリート造の工作物の解体等作業主任者試験概要

受験資格 ・コンクリート造の工作物の解体または破壊の作業に3年以上従事した者
・大学、高専、高校で土木または建築に関する学科を卒業後、解体作業に2年以上従事した者
・その他、厚生労働大臣が定める者
試験内容 講習内容
・コンクリート造の工作物の解体又は破壊に関する知識
・工事用設備、機械、器具、作業環境に関する知識
・作業者に対する教育等に関する知識
・関係法令
・修了試験
合格率 試験なし
願書受付期間 講習機関により異なる
試験日程 講習機関により異なる
受験地 全国各地の講習機関
受験料 講習機関により異なる
(例:建設業労働災害防止協会東京支部では12160円)
合格発表日 講習修了後
受験申込・問合せ 各都道府県労働局の登録講習機関
ホームページ 講習会について:建築業労働災害防止協会 東京支部:建災防東京支部
http://www.kensaibou-t.com/seminar/detail.php?id=8

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