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Ruby技術者認定試験

Ruby(ルビー)は日本人が開発した言語で、日本製として初めて国際規格に認定された記念すべき言語です。Rubyの習得レベルを確認する手段としては、Rubyアソシエーションが認定する民間資格「Ruby技術者認定試験」があります。試験はプロメトリック株式会社が実施し、「Gold」と「Silver」の級位が用意されています。SilverはRubyの基本的な技術、Goldはさらに高度なプログラム設計技術を持つことを証明することができます。

資格詳細
Rubyは、そのシンプルで読み書きしやすい特性から国内外で高く評価されているプログラミング言語です。特にWebアプリケーションの開発において広く利用され、代表的なものとしてTwitter、食べログ、クラウドワークスなどが挙げられます。Ruby技術者認定試験は、非営利団体であるRuby Associationが主催する、Rubyの技術力を評価するための民間資格です。本試験にはSilverとGoldの2レベルがあり、Silverは初心者でも受験できる入門レベルですが、Goldは簡単な試験ではないものの、じっくりと時間をかけて臨むことで合格が見込めるレベルと言えます。試験はCBT方式で実施されています。

活躍場所
Rubyエンジニアは主にIT企業で活躍しており、特にスタートアップやベンチャー企業で歓迎されるでしょう。Rubyエンジニアの主な専門分野はWeb開発のサーバーサイドです。この分野はWebのフロントエンド開発と密接な関係があるため、Web開発において、クライアントサイド・サーバーサイド双方のスキルを有することで、活躍の場をさらに広げることができるでしょう。

収入と将来性
Rubyエンジニアの年収は一般的に高水準ですが、年収の幅がかなりあることが特徴です。年収が高めの求人は、マネージャーなども担当できる高いスキルが求められます。逆に低年収の場合、Rubyエンジニアのスキルが特に問われないことが一般的です。また、フリーランスエンジニアであれば、2?3年のRuby経験でも十分な収入が期待できます。Rubyは汎用性が高く、コードが簡潔でわかりやすいため、企業はRubyやRuby on Railsといったフレームワークを採用する傾向があります。フレームワークの活用により、短時間での開発が可能となり、コストや工数の削減が実現できます。そのため、Rubyを扱えるエンジニアの需要は非常に高く、フリーランス向けの案件も多数存在しているため、将来性が高いと言えるでしょう。

向いている人
Ruby技術者認定試験は、基本的には、Rubyを基盤としたシステムを設計する人、エンジニアなどを対象とした試験ですが、Silveは、これからRubyを学ぶ人にとってもおすすめです。一方、Goldは、Rubyの実践的なスキルを高めたい方など、Rubyの実務経験者に最適なレベルと言えます。

取得方法
Rubyを初めて学ぶ方は、まず参考書や勉強サイトを活用して基本的な知識を身につけることから始め、つぎに模擬問題やサイトの問題を解き、分からなかった箇所を参考書で復習します。一方で、すでにRubyを学び理解している方やRuby実務経験者は、自身の理解度を確認するために問題を解くことが重要です。理解できていない部分が把握できたら、その箇所に焦点を当てて学習を進めましょう。おすすめの教材は、Ruby SilverとRuby Goldに対応した公式の「Ruby技術者認定試験合格教本」です。Ruby Silverの学習では、基本的にこの公式テキストで十分でしょう。巻末には練習問題と模擬試験が付いており、実際の試験と同様の雰囲気で問題に取り組むことができます。ただし、Rubyを使用したプログラミングが初めての方にとっては、本書が難しい場合があります。そのような場合は、「ゼロからわかる Ruby 超入門」などがおすすめです。



Ruby技術者認定試験資格の難易度偏差値

Gold Silver
偏差値42 偏差値35
簡単
超簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 Ruby Association Certified Ruby Programmer○○
所轄・主催:
プロメトリック株式会社
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

Ruby技術者認定試験資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 キャリアアップ(可) 特になし 横綱クラス 特になし

Ruby技術者認定試験試験概要

受験資格 不問
試験内容
Gold

・実行環境
・文法
・オブジェクト指向
・組み込みライブラリ
・標準添付ライブラリ

Silver

・文法
・組み込みライブラリ
・オブジェクト指向
合格率 非公開
願書受付期間 随時
試験日程 随時
受験地 全国各地のプロメトリック認定会場
受験料 16500円
※学生割引あり(8250円)
合格発表日 試験終了後
受験申込・問合せ プロメトリック株式会社
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア5F
TEL:03-6204-9830
ホームページ Ruby技術者認定試験制度| プロメトリック
http://it.prometric-jp.com/testlist/ruby/index.html

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