資格の取り方 » 民間資格 » IT(パソコン) » オープンソースデータベース技術者認定資格(OSS-DB技術者認定資格)

オープンソースデータベース技術者認定資格(OSS-DB技術者認定資格)

いまやWebサイトの構築に不可欠となっているデータベースには、商用のものと無料で利用できるオープンソースのものとがあります。最近は後者(OSS-DB)が主力となりつつあり、MySQLやPostgreSQLなどが多くのWebサービスで利用されています。オープンソースデータベース技術者認定資格は、それらOSS-DBのスペシャリストを認定する民間資格です。PostgreSQL 9.0を基準として、各種データベースの実務的な運用管理技術がためされます。

資格詳細
OSS-DB技術者認定試験は、LIP-JAPANによって開始された、オープンソースのデータベースソフトウェアPostgreSQLを基準とした資格試験です。試験を受けることで、データサイエンティストに必要なデータベースの設計、開発、導入、運用などの基本的な技術に関する認定を受けることができます。OSS-DB技術者認定試験は、企業の基幹システムや業務システムでのオープンソースデータベース(OSS-DB)の採用が増加している状況の中、データベース管理だけでなく、アプリケーションの設計や開発など、さまざまな分野で活躍できる技術者を認定する資格として位置づけられています。試験には、OSS-DBの運用管理スキルを認定するSilverと、大規模システムの改善・運用管理、コンサルティングをカバーするGoldの2つの資格レベルが存在します。

活躍場所
IT業界では、Web開発やコンピューティングの分野での職に就くことが可能です。たとえば、データベースエンジニアとして、システムの効率的な構築や運用・管理を行うことができます。

収入と将来性
システムコンサルタントやシステム設計者の平均年収は高めの水準です。さらに、OSS-DB技術者認定資格を取得すると、資格手当や報奨金が支給される可能性があります。OSS-DB技術者の需要が高まっていることから、この資格を取得して給与アップを目指している人もいます。近年、企業はITシステムにおける課題を解決するために、低コスト化、開発効率化、短期間導入などを目指し、主に基幹システムや業務システムにおいてオープンソースデータベースの採用を進めています。さらに、「ビッグデータ」などの重要なキーワードからもわかる通り、膨大なデータを取り扱うビジネスが急速に拡大しており、このデータ基盤を構築できるオープンソースデータベース技術者への需要と期待は高まっています。このような背景において、商用データベースに匹敵する性能を持つPostgreSQLは、業界で注目を浴びており、今後、キャリアの向上、データベースエンジニアやシステムエンジニアへの転職を検討する際には、OSS-DB技術者認定資格を取得していることが、非常に魅力的な要素となるでしょう。

向いている人
OSS-DB技術者認定資格の取得は、実務経験を積みながらPostgreSQLを活用する知識とスキルを習得したい方や、将来コンピューターやWeb関連の職に就きたい方におすすめします。

取得方法
OSS-DB技術者認定資格試験の勉強方法には、3つの要点があります。まず、参考書、模擬問題集、および検証機での実際の操作です。主に参考書を活用し、SQL文やコマンドの実行は検証機を使って学習を進めます。おすすめの勉強方法は、まずテキストを1回通読して全体像を把握し、用語の意味や各単元の要点を押さえていくことです。時間に余裕がある場合、2度目の読み込みを行うことで知識がより定着し、問題演習に進む準備が整います。OSS-DB Silver試験は、分野ごとに重要度が設定されており、特に重要な問題は、過去の試験問題や類似の問題集に似た形で出題されることが多いです。そのため、問題文と答えを暗記するのではなく、過去問題の内容を理解し、理由をつけて解答できるようになることが重要です。これらの対策をしっかりと行えば、OSS-DB技術者認定試験は極端に難しいものではないので、合格できる可能性があります。



オープンソースデータベース技術者認定資格(OSS-DB技術者認定資格)資格の難易度偏差値

Gold Silver
偏差値59 偏差値50
普通
簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 OSS-DB Exam ○○ 合格
所轄・主催:
特定非営利活動法人LPI-Japan事務局
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

オープンソースデータベース技術者認定資格(OSS-DB技術者認定資格)資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 専門的資格(優) 特になし 関脇クラス 独学 講習

オープンソースデータベース技術者認定資格(OSS-DB技術者認定資格)試験概要

受験資格
Gold:
Silver資格保有者
Silver:
不問
試験内容
OSS-DB Exam Gold

・運用管理
 ・データベースサーバ構築
 ・運用管理用コマンド全般
 ・データベースの構造
 ・ホット・スタンバイ運用
・性能監視
 ・アクセス統計情報
 ・テーブル/カラム統計情報
 ・クエリ実行計画
 ・その他の性能監視
・パフォーマンスチューニング
 ・性能に関係するパラメータ
 ・チューニングの実施
・障害対応
 ・起こりうる障害のパターン
 ・破損クラスタ復旧
 ・ホット・スタンバイ復旧

OSS-DB Exam Silver

・一般知識
 ・OSS-DBの一般的特徴 重要度:4
 ・リレーショナルデータベースに関する一般知識 重要度:4
・運用管理
 ・インストール方法
 ・標準付属ツールの使い方
 ・設定ファイル
 ・バックアップ方法
 ・基本的な運用管理作業
・開発/SQL
 ・SQL コマンド
 ・組み込み関数
 ・トランザクションの概念
合格率 約70%
願書受付期間 随時
試験日程 随時(日時を選択可)
受験地 試験終了後、即時(CBT試験)
受験料 16500円
合格発表日 試験終了後、即時(CBT試験)
受験申込・問合せ 特定非営利活動法人 LPI-Japan事務局
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング9階
TEL:03-3568-4482
ホームページ DBスペシャリストを認定する資格 OSS-DB技術者認定試験
https://oss-db.jp/

オープンソースデータベース技術者認定資格(OSS-DB技術者認定資格)のレビュー

まだレビューがありません