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プレス機械作業主任者

金属などを金型で加工する際に活躍するプレス機械は、非常に強い力で材料を押しつけるため、手などを挟まれると再起不能な重傷を負いかねず、重大な労働災害の原因となる恐れがあります。こうした労働災害を防止するため、動力により駆動されるプレス機械を5台以上有する事業場でおこなうプレス機械作業では、プレス機械作業主任者の設置が法律で義務づけられています。資格取得に実務経験は必要なく、2日間の講習で取得できます。

資格詳細
プレス機械は金属を金型にはめて加工する際に活躍する機械のことです。金属をプレスするには強力な圧が必要となるため機械もかなり強力なもので、作業では手を挟むといった事故の危険性を伴います。そこでそのような事故や労働災害を防ぐために設けられた資格がプレス機械作業主任者です。プレス機械を5台以上使用する事業所での必置資格のため、一定の需要があり、有資格者は重宝されます。作業主任者は、作業員への操作方法指導、プレス機械や安全装置の点検、万が一事故が起きたときの適切な処置などが主な仕事であり、職場の安全を確保する重要な役目を担っている責任者です。この資格は講習と修了考査を受けることで取得が可能です。技能講習を受講するには、5年以上のプレス機械作業の実務経験が必要となります。そのため、現場でプレス作業の実務に従事しながら、資格を取る方も多いようです。現在ある程度実務経験がある方は講習を受ければほぼ問題なく取得が可能な資格といえます。経験のない方はまず実績を積みましょう。

活躍場所
プレス機械作業は、飛行機や車などの部品から、カメラや時計といった小さな部品までさまざまな分野の製品を造る工程で欠かせない技術ですので、有資格者はプレス加工が関係する多くの工場で活躍の場がたくさんあります。

収入と将来性
金属プレス工の作業員の収入は低めですが、プレス機械作業主任者になると、平均的なサラリーマンの年収よりも少し高めになり、有資格者は給与面で優遇されることが多いようです。プレス機械は危険な作業を伴うものであり、その安全を守る作業主任者は責任が大きい重要な役目を担っているため、高収入を見込めるようです。プレス機械を扱う企業からは非常に歓迎され転職の際にも有利ですので、安定した年収を得られるでしょう。また、プレス機械が一定の台数以上ある企業や工場では、作業主任者を設置することが法律で義務づけられているため、業界ではニーズの高い仕事です。職人としての高い技術があればメーカーから信頼を得られるため、継続的な発注を受けられるでしょう。ただし、近年は海外の安い労働力で安く大量生産される傾向もあり、職業としての規模はこれまでよりも若干縮小しているようです。しかし、精密な精度が求められる製品にはプレス工の確かな技術が必要となるため、将来的にも安定した需要が見込めるとされています。

向いている人
重い責任が課せられ作業主任者には高い業務遂行能力が求められるため、強い責任感を持って仕事ができる人に向いています。特にプレス作業では、金型の多少のズレや歪みがあると製品を正しく作ることができず、不良品になってしまうため、注意力が必要です。プレスの仕事は大きな事故につながる場合もあり、作業主任者としては常に注意力を維持して、作業員の作業方法、プレス機械や安全装置の点検を行う必要があります。また円滑に仕事を進めるためにもコミュニケーション能力も求められるでしょう。

取得方法
資格取得のための試験はなく、2日間の講習と修了考査があるだけですので、特に事前に勉強する必要はありません。修了考査についても、講習中に講師の人がテストに出るポイントを教えてくれますので、ほぼ100%の人が合格しているようです。講習中に居眠りなどをしないでしっかりと聞いている限り問題ないといえるでしょう。



プレス機械作業主任者資格の難易度偏差値

偏差値0
判定不能
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 プレス機械作業主任者技能講習 修了者
所轄・主催:
各都道府県の労働基準協会など
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

プレス機械作業主任者資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
国家資格 キャリアアップ(可) 必置資格 横綱クラス 特になし

プレス機械作業主任者試験概要

受験資格 ・満18歳以上
・プレス機械による作業に5年以上従事した経験を有する者
・その他、厚生労働大臣が定める者
試験内容 講習科目(2日間)
・プレス機械、その安全装置等の種類、構造及び機能に関する知識
・月例検査について
・プレス機械、その安全装置等の保守点検に関する知識
・プレス作業の方法に関する知識
・関係法令
・プレス災害防止総合対策の要点、能率化普及指針、金型安全化技術指針
・修了試験
合格率 試験なし
願書受付期間 教習機関により異なる
試験日程 教習機関により異なる(年1回程度)
受験地 全国各地
受験料 教習機関により異なる(12000円程度)
合格発表日 講習修了後
受験申込・問合せ 各都道府県の労働基準協会など
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