ビジネスコンプライアンス検定
「コンプライアンス」とは「法令遵守」のこと。企業や団体が不祥事を起こし、経営にダメージを負う事件が頻発するなか、リスクマネジメントとしてコンプライアンスに対する取り組みが本格化しています。ビジネスコンプライアンス検定は、コンプライアンス経営の基本である法律知識や実践的な価値判断基準を持つ人材を認定するための民間検定。ビジネスコンプライアンスの基礎が身につく検定試験です。
資格詳細
コンプライアンスの知識と活用能力は、法務・コンプライアンス担当者に限らず、ビジネスに関わるすべての人にとって必要不可欠なスキルです。ビジネスコンプライアンス検定は、法令遵守だけでなく、社会的要請に適切に対応するための深い理解とスキルを証明するものです。この検定は企業の研修、昇進・昇格評価、採用試験などで活用されています。本検定は初級と上級の2つのレベルに分かれており、初級ではコンプライアンスの基礎知識や基礎法令、意思決定基準などに関する基本的な内容が問われます。一方、上級はより高度な知識や法令知識、高度な意思決定基準などが含まれます。初級・上級ともに、試験は自宅や会社のパソコンから受けるリモートWebテスト形式で行われます。
活躍場所
ビジネスコンプライアンス検定の資格を持っていると、特に銀行、保険会社、金融機関などの財務関連業界において活躍する機会が多くあります。外資系企業では、コンプライアンス部門の存在が一般的であり、近年では国内企業でもコンプライアンス推進部門などが増加している傾向が見られます。個人情報や信用が重視される業務分野においては、コンプライアンスに関する知識が極めて重要です。法務や総務、そしてコンプライアンス部門などで能力を発揮するチャンスが豊富にあります。
収入と将来性
ビジネスコンプライアンス検定の資格は、多岐にわたる職種で個人のスキル向上に貢献する価値の高い資格です。この資格は直接的な収入アップには結びつきませんが、現代のビジネス環境ではコンプライアンス重視の企業が増加しており、非常に重要な位置を占めています。転職時に本資格を持っていることで信頼性の高い候補者と見なされるでしょう。企業の不祥事は、わずかひとつの違反でも企業の業績を大きく損なったり、最悪の場合は企業の存続すら危うくすることがあります。こうした状況下で、企業は健全な経営を追求し、従業員に対してコンプライアンス教育を重視する傾向が強まっています。法令遵守の能力を持つ従業員が求められる中、ビジネスコンプライアンス検定の資格は今後も価値ある資格として存在し続けるでしょう。
向いている人
ビジネスコンプライアンス検定は、社会人すべての人に価値のある資格です。たとえば、就活中の学生にとっても、非常に役立つ資格と言えます。コンプライアンスに関する知識を持っていることは、企業への魅力的なアピール材料となるでしょう。さらに、ビジネスコンプライアンス検定は管理職への昇進を目指す方や経営者を目指す方にもおすすめです。また、経営者の立場にある方にとっても、この検定は非常に有用です。企業内でコンプライアンス研修の一環として本検定を導入することで、企業全体のコンプライアンス意識を向上させることができるでしょう。
取得方法
ビジネスコンプライアンス検定は、一般的に公式テキストを使用した独学が推奨されます。また、無料の検定試験対策講座(限定100名)も利用可能です。さらに、ウェブ上の模擬試験として「BASIC WEBテスト」も提供されています。このテストは本試験よりも難易度は低いですが、試験前の実践に役立ちます。独学の場合は、公式テキストを熟読し、問題集で演習を重ねることが重要です。また、公式サイトにはサンプル問題も掲載されていますので、ぜひ活用してみてください。
ビジネスコンプライアンス検定資格の難易度偏差値
上級 | 初級 |
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簡単 |
簡単 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 ビジネスコンプライアンス検定○級 合格
所轄・主催:
株式会社サーティファイ 認定試験事務局
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2023年資格日程
願書受付
2020年7月20日~2021年1月17日
試験日
2021年2月7日
合格発表
不明
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
ビジネスコンプライアンス検定資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
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民間資格 | キャリアアップ(良) | 特になし | 大関クラス | 独学 通信 公式テキスト |
ビジネスコンプライアンス検定試験概要
受験資格 | 不問 |
試験内容 | 上級 ・コンプライアンスの基本論・総論 ・コンプライアンスの基本 ・コンプライアンスと法の関係 ・コンプライアンスの基本的手法 ・法律・政令・条例・その他ルールの役割と体系的理解 ・コンプライアンス違反と制裁 ・ビジネスコンプライアンスと法・ルール ・企業活動における基本法令 ・消費者とコンプライアンス ・情報セキュリティとコンプライアンス ・総合事例問題 ・論述問題 初級 ・コンプライアンスの基本論・総論 ・コンプライアンスの基本 ・コンプライアンスと法の関係 ・コンプライアンスの基本的手法 ・法律・政令・条例・その他ルールの役割と体系的理解 ・コンプライアンス違反と制裁 ・ビジネスコンプライアンスと法・ルール ・企業活動における基本法令 ・消費者とコンプライアンス ・情報セキュリティとコンプライアンス ・地球環境と地域社会とのコンプライアンス |
合格率 | 60.4% |
願書受付期間 | 2月上旬~7月中旬・8月上旬~1月中旬 |
試験日程 | 7月下旬・2月上旬 |
受験地 | 札幌・仙台・東京・横浜・新潟・静岡・名古屋・大阪・広島・福岡 |
受験料 | 上級: 8200円初級: 5700円 |
合格発表日 | 試験日から1カ月後 | 受験申込・問合せ | 株式会社サーティファイ 認定試験事務局 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-11-8 茅場町駅前ビル TEL:0120-031-749 FAX:0120-031-750 |
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