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思考力検定

思考力検定は、算数および数学の問題に回答することで、日常生活においても役に立つ問題解決能力「思考力」のレベルを判定する民間の検定試験です。ロジカルな学問である数学を通じて、いかに論理的な思考ができるかがためされるユニークな試験となっています。小中学生をメインターゲットにしており、小学1年生相当の10級から高校1年生相当の準2級までの級位が用意されています。合格級位を入学試験において評価する高校もあります。

資格詳細
思考力検定は、子どもの思考力の程度を把握するために、算数・数学の問題解決を通じて行われるテストです。現代では、単に計算を速く行ったり公式に当てはめたりするだけでなく、論理的思考や問題解決能力、創造性が求められています。この検定では、論理的思考や問題解決能力、新しい発見を通じて、問題解決のスキルを育んでいきます。本検定は準2級から10級までの区分があり、受験対象は高校1年生から小学1年生程度までです。試験は会場での受験と自宅での受験(HOME受験)の両方があり、HOME受験では問題が郵送され、保護者の監督のもとで行います。思考力検定では、出題された問題の正誤状況から、「算数・数学の内容」と「思考力」という2つの側面で子どもの現時点での力を分析します。さらに、「算数・数学の内容」は5つの観点、「思考力」は3つの観点に分類することで、子どもの習得している能力の詳細な分析が可能です。

活躍場所
思考力検定を受けると、個人成績表が送られてきます。自分の得意なところや不得意なところをグラフやメッセージで知ることができ、今後の思考力のトレーニングに活用できるでしょう。

収入と将来性
現代では、物事を多角的に考え、論理的な思考を持つことが非常に重要であり、創造力や工夫で解答を導き出す能力が求められています。このような能力を身につけるために、思考力検定が小中学校や学習塾などで導入されています。また、家庭学習の一環として、お子さんたちが思考力検定の問題に楽しみながら取り組むのもおすすめです。検定に合格することも重要ですが、問題解決能力を養うために日々さまざまな問題に触れることは、子どもの成長に繋がるでしょう。私たちは日常生活で、答えのない問題に直面することがあります。そのような問題に対して、複数のアプローチを検討し、最も優れた解決策を選びます。このときに重要なのは、最適な選択肢を見極める能力です。思考力は、問題解決のプロセスを構築する力であり、将来の子供たちにとって重要な資質となるものです。そのため、思考力検定は今後ますます需要が高まることが期待されます。

向いている人
思考力検定は、主に小中学生を対象としています。学校の勉強だけでは身につきにくい算数的思考力を伸ばしてあげたい、または中学受験に向けて低学年のうちから準備したいと考えている保護者におすすめです。思考力検定は、年齢や学年に関係なく、どの級でも受けることができるため、教育関係の仕事に興味がある方も受験してみる価値があります。10級は小学1・2年生のレベルを対象としており、準2級は高校1年生が目安です。公式サイト上の問題サンプルを見てみると、小学1・2年生レベルの10級でも脳を使って考える必要があります。ぜひ試してみましょう。

取得方法
「数学ラボ」と「数学ラボ図形」は、試験に対応したテキストです。5級以下の試験を受験する場合は、これらのテキストを使用して勉強を進めることをおすすめします。テキストと過去問題集は、思考力検定の公式サイトやオンラインで購入することができます。また、公式サイトには問題サンプルも掲載されているので、挑戦してみてください。5・7・9級の「プレ検定」も受けることができます。まずは自分の思考力のレベルをチェックするために試してみるとよいでしょう。



思考力検定資格の難易度偏差値

準2級 3級 4級 5級 6級 7級 8級 9級
偏差値37 偏差値0 偏差値0 偏差値0 偏差値0 偏差値0 偏差値0 偏差値0
超簡単
判定不能
判定不能
判定不能
判定不能
判定不能
判定不能
判定不能
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 思考力検定○級 合格
所轄・主催:
iML国際算数・数学能力検定協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

記載内容は公開会場(東京)の情報。
願書受付
~2021年1月21日
試験日
2021年2月20日
合格発表
試験開催地によって合格発表の日等が異なります。
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

思考力検定資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 特になし 特になし 大関クラス 独学

思考力検定試験概要

受験資格 不問
試験内容
準2級
(高校1年程度)
・与えられた場面の条件を整理し、解決しやすく再構成する力
・複数の条件をたがいに関係させながら推論していく力
・問題を解決するために必要な数学的知識を選び出し、それらを組み合わせて問題を解決する力

3級
(中学3年程度)
・条件過剰の場面から必要な条件を選択して処理する力
・与えられた情報(条件)を組み合わせて、使いやすい情報(条件)を作り出す力
・仮定をおいて推論し、他の条件も満たすように訂正しながら解決に接近する力
・視点を変えて命題を作り直す力
・否定命題を作って考える力

4級
(中学2年程度)
・与えられたいくつかの情報を組み合わせて必要な情報を導き、それを用いる力
・推移律を利用して結論を導く力(問題を解決する力)
・図・表・式に表して問題の構造を把握する力
・命題の矛盾を認め、修正する力
・空間において複雑に回転したり移動したりするものを想像する力

5級
(中学1年程度)
・ある条件を満たすものの集合を作り、それに他の条件を加えて絞り込んでいく力
・複数の条件を満たすかをチェックし、条件に当てはまらないものを排除していく力
・二つの立場からの情報を、一方の立場に統一して考える力
・数量の関係を文字を用いて表し、関係を把握する力

6級
(小学6年程度)
・いくつかの情報の共通点や、いくつかの情報から性質(法則)を帰納的に見つける力
・与えられた情報(場面)から法則を見つけ、その法則を適用する力
・逆向きに(結論から)考える力
・平面や空間におけるものの移動を想像する力

7級
(小学5年程度)
・与えられた複数の情報から必要な情報を見つけ適用する力
・与えられた情報(条件)を、使いやすい情報(条件)に作り直す(言い換える)力
・いくつかの場面に分けて、丁寧に考える力
・空間における位置関係を把握する力

8級
(小学4年程度)
・与えられたいくつかの条件を適用する力
・いくつかの観点で整理された情報の一部から、他の情報を導く力
・図や表を用いて情報を整理する力(問題場面を図示し、問題の構造を把握する力)
・平面における移動や回転を想像する力

9級
(小学3年程度)
・いくつかの簡単な情報の中から必要な情報を選び適用する力
・試行錯誤しながら、ねばり強く考える力
・平面における位置関係を把握する力

10級
(小学1年~2年程度)
・いくつかの簡単な情報の中から必要な情報を選び出す力
・試行錯誤しながら考える力
・平面の図形を捉える力
合格率 非公開
願書受付期間
準2級:
~10月上旬
3級~10級:
~5月下旬・~10月上旬・~1月下旬
試験日程
準2級:
11月上旬
3級~10級:
6月下旬・11月上旬・2月中旬
受験地 東京
受験料
準2級:
4000円
3級:
3000円
4級:
2500円
5級~10級:
2100円
合格発表日 試験日から約1カ月後
受験申込・問合せ iML国際算数・数学能力検定協会
〒162-0841 東京都新宿区払方町14-1
TEL:03-5225-6018 FAX:03-5225-6019
ホームページ 思考力検定 - 算数・数学を通じ「思考力」を測る、育てる、深める
http://www.shikouryoku.jp/

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