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浄化槽検査員

主に衛生上の問題から、汲み取り式のトイレはほとんど姿を消し、一般家庭でも水洗式トイレが主流となった現代、水洗式に付属する「浄化槽」は日本中の建物で活躍しています。汚水を浄化した上で下水道に流す浄化槽は、私たちの衛生的な生活を支える、まさに縁の下の力持ちです。浄化槽検査員は、その浄化槽の水質検査をおこなう国家資格で、日本環境整備教育センターが実施する1週間の講習を修了することで取得できます。

資格詳細
下水道が通っていない地域で水洗トイレを使用する場合、一般家庭や事業所などのさまざまな建物に浄化槽が設置されています。トイレの排水をはじめ、台所やお風呂などからの生活排水は浄化槽で適切に処理された後、道路側溝や水路を経て、河川へ流れていきます。浄化槽の設置や管理に問題があると、浄化槽が正常に機能できなくなり、排水が汚れたまま放流され、周辺に悪臭が生じる問題などが出てきて、生活環境へ悪影響を及ぼします。そのため、浄化槽管理者は指定機関が行う水質に関する法定検査を受けることが浄化槽法で義務付けられています。法定検査では、保守点検や清掃が適正に実施されているか、浄化槽が正常に機能しているかなど、浄化槽の総合的な状態を判断します。浄化槽検査員は検査機関に所属している、法定検査を行う専門家です。浄化槽検査員は国家資格であり、所定の講習を受講し、修了考査を受けることで取得できる資格です。講習を受講するには、浄化槽管理士であること、大学で指定された過程を卒業したもの、大学卒業後、浄化槽に関する実務経験が2年以上あるものなど、いくつかの条件がありますので、まずは受講資格があるかを確認しましょう。

活躍場所
浄化槽法定検査を行う市町村の指定検査機関、または浄化槽管理会社に就職し、浄化槽検査員としての活躍が期待されます。求人自体はそれほど多くありませんが、下水処理の行き届いていない地方で一定の求人があります。

収入と将来性
浄化槽検査員の収入は、一般の平均的な収入よりはやや低めですが、浄化槽検査員の有資格者はどこでも優遇される傾向があります。現在、浄化槽関連会社などで働いている場合、この資格を取得することで手当が出るなど、収入アップが期待できるかもしれません。浄化槽関連の仕事が未経験でも、資格取得をバックアップしているところがほとんどですので、まずは受講資格を得るために先輩から指導を受けて実務経験を重ねましょう。近年は、浄化槽から下水道への切り替えが進んでいるため、新規の仕事は少なくなっていますが、生活インフラを維持する大切な仕事ですから、景気に左右されることはありません。社会貢献性の高い仕事として、浄化槽がある限り、今後も需要が途絶えることはないでしょう。また、近年は処理性能の高い、構造が複雑な浄化槽も登場しているため、最新機種の知識やより高い技能が浄化槽検査員にも求められています。

向いている人
環境保全に関心があり、地元に貢献できるような仕事がしたい方に向いている仕事です。一般的には、入社後に会社が浄化槽検査員の資格取得をバックアップしてくれるため、未経験の方もチャレンジできます。仕事柄、普通自動車免許は必須です。

取得方法
講習を受講することで取得できる資格ですので、国家資格のなかで難易度は低めとされています。最終日に行われる修了考査も講習をまじめに受けていれば難しい内容ではありません。むしろ、講習は7日間にわたり42時間かけて行われますので、まとまった時間を取れるかがポイントとなるでしょう。きちんとスケジュールを組んで講習を受講できれば、ほぼ合格できるようです。



浄化槽検査員資格の難易度偏差値

偏差値0
判定不能
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 浄化槽検査員 取得
所轄・主催:
公益財団法人日本環境整備教育センター
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2021年資格日程

願書受付
2020年11月30日~2020年12月11日
試験日
2021年1月12日~2021年1月18日
合格発表
不明
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

浄化槽検査員資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
国家資格 専門的資格(可) 必置資格 横綱クラス 特になし

浄化槽検査員試験概要

受験資格 ・浄化槽管理士
・大学の理学、薬学、工学、農学又またはこれらに相当する課程を修めて卒業した者
・大学を卒業した後、2年以上浄化槽に関する技術上の実務に従事した経験を有する者
・短期大学もしくは高等専門学校の理学、薬学、工学、農学またはこれらに相当する課程を修めて卒業した後、2年以上浄化槽に関する技術上の実務に従事した経験を有する者
試験内容 講習内容(計42時間・7日間)
・浄化槽行政(2時間)
・汚水処理原理(3時間)
・構造基準(6時間)
・保守点検・清掃(4時間)
・浄化槽の設置(4時間)
・外観検査(5時間)
・水質検査(4時間)
・書類検査(3時間)
・総合判定(5時間)
・総合演習(6時間)
合格率 90%程度
願書受付期間 7月下旬~中旬・11月下旬~12月中旬
試験日程
講習期間:
8月中旬・1月中旬(7日間)
修了考査:
講習最終日
受験地 東京
受験料
受講料:
103700円
合格発表日 修了考査後
受験申込・問合せ 公益財団法人 日本環境整備教育センター
〒130-0024 東京都墨田区菊川2-23-3
TEL:03-3635-4880
ホームページ 浄化槽検査員講習会のご案内|日本環境整備教育センター
https://www.jeces.or.jp/course/inspect-meeting.html

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