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土壌汚染調査技術管理者

焼却炉などから発生するダイオキシンなどによる土壌汚染は、農産物を中心に大きな被害が報告され、一気に社会問題となりました。そうした社会の要請にこたえ、2010年に始まった新しい国家資格が、土壌汚染調査技術管理者です。土壌汚染対策法にもとづく指定調査機関に設置が義務づけられている技術管理者となるための資格です。試験は環境省が実施し、土壌汚染の調査に関する技術や対策、関係法令などの知識がためされます。

資格詳細
土壌汚染調査技術管理者は、2010年にスタートした比較的新しい国家資格で、環境省が主催しています。近年、ダイオキシンやその他の物質が土壌を汚染していることが社会問題となっており、それらの問題を解決するために作られました。土壌汚染調査技術管理者は、いわば土壌汚染に関する専門家として国家に認められた技術管理者です。土壌汚染調査技術管理者は指定された調査機関での設置が義務付けられているため、一定の需要が見込まれます。具体的な仕事としては、不動産仲介会社などからの依頼により、対象となる土地の利用履歴や状況に関するヒアリングを行い、土壌にある有害物質を調査し、汚染対策や解決策を探ります。土壌汚染調査は、土地を売買する前にその土地の土壌汚染状況を調査して、農作物への被害や健康被害などを起こす可能性がないかを調べる重要な仕事といえるでしょう。この試験の受験資格に制限はありませんが、試験合格後登録するには3年の実務経験が必要です。また、1年以内に登録しないと資格の合格が無効になりますので注意してください。

活躍場所
土壌汚染調査技術管理者は、環境コンサルタント会社、建築・土木関係の会社、不動産仲介会社などに就職して、対象となる地域の土壌汚染の調査を行い、土壌汚染を防ぐための責任者として活躍します。

収入と将来性
土壌汚染調査技術管理者の年収の確かなデータはありませんが、求人サイトの情報からは平均的な年収かそれ以上を見込めると予想されます。特に、経験年数を上げることで高収入を狙える資格といえるようです。土地の売買に際して土壌汚染の調査と浄化の仕事を担う指定調査機関では、土壌汚染調査技術管理者を置くことが義務づけられていますが、現状では資格取得者が足りていないようです。土壌環境ビジネス自体の業務は好調であるため、資格保有者は貴重な戦力となるでしょう。環境関連法の制定・改正などが相次ぎ、環境問題へ本格的に取り組む中で、土壌浄化事業の市場は急速に拡大しています。造船や重機、商社などの分野も新規に参入してきており、今後のニーズはより高まることが予想されます。

向いている人
まず、環境について関心のある人に向いている資格といえます。環境分野の中でも土壌汚染の専門家になりたいという意欲があれば最適です。また、技術系の資格ですが、実地調査は協力会社が行うケースもあるため、外部とのコミュニケーション能力や折衝力も求められます。

取得方法
国家試験の中でも難関であり、土壌汚染の特性問題、土壌汚染対策法に基づく調査や措置に関する問題など幅広い分野から出題されます。過去問と参考書で計画的に勉強していく他に、試験勉強で重要となるのは、土壌汚染対策法に基づく調査・措置についてのガイドラインです。このガイドラインは環境省が策定したもので、改訂第4版が環境省のホームページからダウンロードできます。700ページ程ありますが、試験はほぼ9割がここから出題されるといわれています。ただし、かなりのボリュームなので一朝一夕に覚えられるものではなく、計画的に学習していくことが必要です。受験者の話では、このガイドラインと合わせて「土壌汚染調査技術管理者試験・攻略過去問題集」と「土壌汚染調査技術管理者試験・完全対策」で勉強する方法が良いそうです。なお過去の試験問題と解答は環境省のホームページに掲載されています。



土壌汚染調査技術管理者資格の難易度偏差値

偏差値57
普通
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 土壌汚染調査技術管理者試験 合格
所轄・主催:
環境省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2021年資格日程

願書受付
2019年7月8日~2019年8月14日
試験日
2019年11月17日
合格発表
2019年12月24日
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

土壌汚染調査技術管理者資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
国家資格 就職や転職にかなり有利 特になし 横綱クラス 講習 通学

土壌汚染調査技術管理者試験概要

受験資格 不問

※技術管理者証の交付には、土壌の汚染の状況の調査に関して3年以上の実務経験が必要
試験内容
筆記試験:
択一式(マークシート方式)
・土壌汚染の調査に関する技術的事項
・土壌汚染の対策ならびに汚染土壌の搬出、運搬および処理に関する技術的事項
・土壌汚染対策法その他、環境関係法令に関する事項
合格率 15.90%
願書受付期間 7月上旬~8月中旬
試験日程 11月中旬
受験地 仙台・東京・名古屋・大阪・福岡
受験料 6400円
合格発表日 12月中旬
受験申込・問合せ 環境省 土壌汚染調査技術管理者試験運営事務局
TEL:03-5610-3150(平日10:00~17:00)
ホームページ 環境省_土壌汚染調査技術管理者試験
https://www.env.go.jp/water/dojo/kikan/exam.html

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