ハンググライディング教員/パラグライディング教員
エンジンなどの機械にたよらずに自由に空を舞うハングライディングやパラグライディングは、小さな不注意が重大な事故につながりかねない危険なスポーツでもあります。そのインストラクターになるには、日本ハング・パラグライディング連盟が実施する教員検定で公認資格を取得します。受検の前提条件として、助教員検定に合格し、指導経験を積むことが求められます。
資格詳細
エンジンにたよらずに大空を自由に舞うことができるハングライディング、パラグライディングは、爽快なスポーツとして人気があります。ハングライディングとパラグライディングは使用する用具が異なります。ハンググライダーは金属製の骨組みに三角形の布を張った機体です。搭乗者は機体に吊り下がった状態で乗るため、ハンググライダーという名称がつけられました。一方、パラグライディングはパラシュートで滑空するスポーツです。ハングライディングの用具と比べると、軽くて持ち運びしやすく、技術に関してもパラグライディングの方がやさしいとされています。どちらも小さな不注意が大事故につながることもある危険を伴うスポーツです。日本ハング・パラグライディング連盟では、その指導者となるための教員検定を実施しています。教員検定は、ビギナーにハング・パラグライディングを教えることができる技能があることを認定する民間資格です。教員技能証の取得を希望する人を対象に実施しており、受験資格として、JHFハンググライディング、パラグライディングの助教員技能証の取得者で、取得後一年を経過し、さらに30日以上の教習経験があることが求められます。教員検定の内容は、学科、フライト実技、教習実技です。試験にすべて合格すると教員技能証を取得できますが、不合格になった人は不合格科目の再検定を受けることが可能です。
活躍場所
ハングライディング、パラグライディングのスクールで教員として指導できます。また、体験などのイベントのインストラクターや、各地で開かれる大会で活動することもあります。
収入と将来性
ハングライディング、パラグライディングのインストラクターの収入はさまざまですが、平均すると、一般的なサラリーマンの収入よりは少ない傾向があります。山の多い日本では、全国各地でハングライディングやパラグライディングの体験コースを実施しています。関東では那須高原、関西では琵琶湖、九州は阿蘇がおすすめエリアです。季節を問わず体験できるアクティビティとして人気が高いため、インストラクターへの需要も今後続くことが予想されます。
向いている人
ハングライディング、パラグライディングはつねに事故の危険性を伴うアクティビティのため、インストラクターとして責任感の強い人が求められます。着陸地点が森などになると事故に繋がりかねないため、風向きや天候などから予測できることが必要です。いかなる状況にも対応可能な冷静な判断力がないと務まらない仕事といえるでしょう。
取得方法
教員検定の難易度や、実際に受験した人の体験談などの情報がないため、勉強方法についてはよく分かりません。ただし、助教員の技能証取得者で指導経験のある人が受けているので、難易度はそれほど高くないのではないでしょうか。ちなみに、合否判定は、全科目が終了すると、合格科目と不合格科目が知らされます。不合格科目は独自に練習していつでも再受験が可能です。また、費用はかかりますが、不合格者を対象に合格レベルに達するまで研修を個別に行っているようです。詳細については検定員に相談してください。
ハンググライディング教員/パラグライディング教員資格の難易度偏差値
簡単 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 JHF教員検定 合格
所轄・主催:
公益社団法人日本ハング・パラグライディング連盟
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
ハンググライディング教員/パラグライディング教員資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | 特になし | 特になし | 大関クラス | 特になし |
ハンググライディング教員/パラグライディング教員試験概要
受験資格 | ・ハンググライディング助教員技能証またはJHFパラグライディング助教員技能証の交付を受けた者 ・助教員技能証の交付日から1年以上、かつ30日の教習経験を有する者 |
試験内容 | ・教習実技検定 ・学科検定 ・実技検定 |
合格率 | 非公開 |
願書受付期間 | 随時 |
試験日程 | 申し込み後、調整 |
受験地 | 申し込み後、調整 |
受験料 | 20000円 |
合格発表日 | 検定終了後 | 受験申込・問合せ | 公益社団法人 日本ハング・パラグライディング連盟 事務局 〒114-0015 東京都北区中里1-1-1 ルトゥール駒込301 TEL:03-5834-2889 FAX:03-5834-2089 |
ホームページ | JAPAN HANG&PARAGLIDING FEDERATION [公益社団法人 日本ハング・パラグライディング連盟] http://jhf.hangpara.or.jp/support/instructor.html |