スノーボード・インストラクター
いまや日本のゲレンデでもスキー同様に定着したスノーボード。世界初のスノーボード協会組織である日本スノーボード協会(JSBA)では、スノーボードの指導資格を認定しています。取得のためには、前提条件として、JSBA主催のスノボ技術試験「バッジテスト」の1級に合格している必要があります。また、バッジテスト2級以上はJSBAの会員にならなければ受験できないので、同会への入会も必須となります。
資格詳細
1960年代に誕生したとされるスノーボードは、いまやスキーと同じくらいゲレンデで目にするようになりました。しかし、その普及状況の割には、無謀滑走や技術不足によるスノーボーダーのルール違反やマナー違反が目立ち、スキーヤーから嫌われる傾向があったりもします。スノーボード・インストラクターは、初心者にスノーボードを教えてスノボ普及につとめるとともに、正しいスノボの楽しみ方を指導するための資格で、日本スノーボード協会(JSBA)公認の民間資格です。前提条件としてスノーボードの技能認定資格(バッジテスト)が必要になります。
活躍場所
スノーボード・インストラクターが活躍するのは、冬季のスキー場です。スノーボード・スクールを実施しているスキー場で講師として活動します。初心者や中級者にスノボの技術を教えるのはもちろん、ルールやマナーといった部分での指導も詳しくおこないます。スキー場の地元の人でなければ、住み込みで働くことが多く、生活費を負担してもらいつつ給料がもらえるというメリットがあります。基本的に冬季限定アルバイトでの勤務が普通です。
収入と将来性
日本全国のゲレンデにスノーボードが定着して久しいですが、いまだにスノボ人口は増加し続けています。インストラクターの需要は今後も増えてゆくでしょう。将来性は充分ですが、どうしても冬季限定の仕事になってしまいますので、定職とはなりがたく、副業に向いた仕事と言えます。収入は、資格のグレードやスクールにより差がありますが、それ以上に、住み込みで生活の面倒を見てもらいながら無料でゲレンデを利用できるという点に魅力があると言えそうです。
向いている人
スノーボードが好きな人に向いています。経験者であることは当然ですが、前提条件としてバッジテストに合格している必要があるため、スノボが得意というレベルでないと受験までこぎ着けないでしょう。また、単に好きなだけでなく、スノーボードというスポーツを普及し、ボーダーにルールやマナーを指導してスノボの地位向上やイメージ改善に貢献したいとの高いこころざしが求められます。人に教える仕事なので、もちろんコミュニケーション能力も大切なスキルになります。
取得方法
スノーボード・インストラクターの資格は、全日本スキー連盟などの複数の団体でそれぞれに制定されていますが、もっとも歴史が長く、信用が高いのが日本スノーボード協会(JSBA)公認インストラクターです。A級、B級、C級のグレードが用意されており、学科試験と実技試験で合否が判定されます。前提条件として、同協会が認定するスノーボード技術認定試験「バッジテスト」1級に合格している必要があります。バッジテストは2級~5級から受験せねばならず、2級以上はJSBAへの会員登録が求められます。
スノーボード・インストラクター資格の難易度偏差値
A級 | B級 | C級 |
---|---|---|
普通 |
簡単 |
簡単 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 ○級インストラクター 取得
所轄・主催:
日本スノーボード協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2020年資格日程
講習により取得。記載内容はHSBAの情報。
願書受付
試験開催地によって願書受付日等が異なります。
試験日
2020年6月27日~2020年6月28日
合格発表
試験開催地によって合格発表の日等が異なります。
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
スノーボード・インストラクター資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | 特になし | 特になし | 関脇クラス | 特になし |
スノーボード・インストラクター試験概要
受験資格 | A級: B級インストラクターの有資格者B級: C級インストラクター以上の有資格者C級: バッジテスト1級所持者またはプロ競技者登録者 |
試験内容 | A級・B級 技術テストあり。 C級 講習とペーパーテストのみ。 |
合格率 | 非公開 |
願書受付期間 | 年数回 |
試験日程 | 年数回 |
受験地 | 北海道・宮城または岩手・東京・静岡・長野・新潟・岐阜・兵庫・広島 |
受験料 | A級(学科):8250円 A級(実技):17600円 B級(学科):7150円 B級(実技):12650円 C級(講習):20900円 |
合格発表日 | 試験後、受験者に通知 | 受験申込・問合せ | 日本スノーボード協会(JSBA) 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨5-14-6 TEL:03-5980-7245 |
ホームページ | 【日本スノーボード協会】 JSBA Official Site http://www.jsba.or.jp/ |