プロボウラー
インドア・スポーツの定番として老若男女を問わず人気のボウリング。日本では多数のプロボウラーが活躍しており、一時の熱狂的なブームを終えた現在でも、女子プロのリーグ「P★LEAGUE」など、新鮮な話題を振りまいています。プロボウラーになるには、日本プロボウリング協会が実施するプロテストに合格しなければなりません。合格率はさほど低くありませんが、受験条件を満たすのが困難な道となっています。
資格詳細
年代を問わず親しめるスポーツの一つがボウリングです。一時のブームと比べると、ボウリング熱は下降気味ですが、プロボウラーとして活動している人はたくさんいます。近年では、女子プロのリーグ”P-league”などで人気プロボウラーは大会に参加したり、ボウリングのイベントなどを行ったりなど、ボウリングの普及活動に努めています。プロボウラーになるためには、プロテストを受けて合格しなければなりません。プロテストは、第1次から第3次テストまであります。1次と2次は4日間にわたる長丁場の実技試験で、男子は一日15ゲーム、女子は一日12ゲームを行います。この実技試験で平均以上を出せることが条件です。そして最後の3次試験で面接と筆記試験を突破できれば、晴れて合格となります。テストを受けるためには、厳しい受験資格もクリアすることが必要です。つまりプロの推薦が必要であることと、推薦を受けるためには前年度のスコアが一定以上必要になります。プロテストに合格した後でインストラクター講習を受けると、インストラクター資格と公認C級プロの資格も取得可能です。インストラクター資格があれば、ボウリング教室を開催することができ、収入面でメリットが期待できます。
活躍場所
プロとして本格的に活動する場合は、大会などのトーナメント戦で活躍できます。その他には、ボウリング場やアミューズメント施設で指導する場合もあります。
収入と将来性
プロボウラーの収入源は、大会の賞金、スポンサー収入、ボウリング教室などでのレッスン代などです。大会の賞金が主な収入源になりますが、トップ選手や人気のある選手の場合はメディアに出演することも収入源となります。ただし、プロボウラーの平均年収は、大会で優勝しない限り、一般の平均年収と変わらないか、それよりも低めです。平均年収以上を稼ぐ人は、ボウリング教室での指導やメディアの取材などでも活動していることが多いようです。また、継続して勝ち進んでいかないと、収入が下がってしまうことが考えられます。近年は、ひと昔前と比べると、ボウリング場に足を運ぶ人は少なくなってきました。しかし、アミューズメント施設が豊富にあるので、ボウリングの人気が再燃するかもしれません。また、ボウリングがオリンピックの種目として正式に認められた場合は、将来性が期待できるでしょう。
向いている人
ボウリングが好きなことはもちろん、腕の筋肉があり、バランス感覚が優れている人、目標に向かって努力できる人に向いています。
取得方法
プロボウラーになるためには、スキルを身につけるだけでなく、筆記試験を行うため、ルールなどをしっかりと習得しなければなりません。プロボウラーになるための専門学校などの情報はなく、ボウリング場などで実施されているレッスンや講習を受けてスキルアップしていくのが一般的です。ただしプロボウラーレベルになるには、かなりの練習量が必要です。趣味程度の練習ではプロへの道は険しいといえるでしょう。また、かなりのお金も必要です。プロボウラーを本格的に目指すのであれば、費用面や家族などのサポートも考える必要があるでしょう。。
プロボウラー資格の難易度偏差値
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普通 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
2023年資格日程
願書受付
2020年3月2日~2020年3月24日
試験日
2020年4月7日~2020年4月10日
合格発表
2020年4月10日
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
プロボウラー資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
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民間資格 | 特になし | 特になし | 小結クラス | 講習 通学 |
プロボウラー試験概要
受験資格 | ・満16歳以上 ・前年度30G以上で男子190AVG、女子180AVG以上を記録し、在籍5年以上のプロボウラー2名の推薦を受けた者 |
試験内容 | 第1次テスト・第2次テスト ・男子:1日15G、トータル60Gの実技テスト ・女子:1日12G、トータル48Gの実技テスト 第3次テスト ・筆記試験 ・面接 ほか |
合格率 | 20%(男子) |
願書受付期間 | 3月上旬~中旬 |
試験日程 | 第1次テスト: 4月上旬第2次テスト: 4月下旬・5月中旬第3次テスト: 5月中旬 |
受験地 | 第1次テスト: 東京・大阪・兵庫第2次テスト: 東京・京都第3次テスト: 東京 |
受験料 | 100000円 プロテスト合格後、 ・C級インストラクター講習会受講料:36000円 ・入会金:50000円 ・年会費:70000円 |
合格発表日 | 5月中旬 | 受験申込・問合せ | 公益社団法人 日本プロボウリング協会 〒105-0023 東京都港区芝浦1-13-10 第三東運ビル2F TEL:03-6436-0310 FAX:03-3454-6140 |
ホームページ | プロテスト http://www.jpba.or.jp/information/protest/protest.html |