シニアライフアドバイザー
仕事を定年退職したり、子育てを終えたりしたあとの人生について、高齢者からの相談に対して適切なアドバイスをおこなうのがシニアライフアドバイザー。財団法人シニアルネサンス財団が認定する民間資格であり、同財団の実施する養成講座(通学・通信)を修了することで取得できます。講座では健康から家計についてまで、さまざまな知識を得ることができます。社会の高齢化が進むなか、存在感を増し続けている資格です。
資格詳細
シニアライフアドバイザーは、正式名称では「中高年齢者総合生活相談員」、通称ではSLAと呼ばれています。中高年齢者が定年退職後や子育てを終えた後も明るく健康的な生活を送るためには、自分自身の問題を自ら解決できる知識と、知恵を享受できるネットワークを持っていることが必要です。このような中高年齢者の自立を助けるのがシニアライフアドバイザーとしての仕事になります。家族関係、生きがい、介護、福祉など、中高年齢者の生活に関するさまざまな相談にのり、アドバイスする専門家です。高齢者向けのサービスというと、日常生活で自立が難しい人への支援という意味に捉えがちですが、実際には元気な高齢者の方や、気力や考え方がまだ元気な方もいます。シニアライフアドバイザーは、このような人たちがこれからの老後の生活の質を高めていくための方法を提案していきます。本資格は、シニアルネサンス財団が主催しており、SLA講座を受講後、修了審査に合格すると付与される民間資格です。誰にとっても不安が付きまとう高齢社会において、悩みを聞いてもらい、アドバイスを受けられるシニアライフアドバイザーのような存在は重要です。
活躍場所
シニアライフアドバイザーは、財団が運営する「シニア電話相談室」、「シニア生き生き教室」、「シニア商品研究会」などで、企画、運営、または講師として活動するなど、活躍の場はさまざまです。シニアライフアドバイザーの活動は、個別に相談に応じるだけでなく、広い意味でシニアの人々の自助自立を促しているといえるでしょう。
収入と将来性
シニアライフアドバイザーは、介護や福祉の業界で働く人がスキルアップのために受ける資格ですので、本資格単独で業務ができるわけではありません。そのため直接収入につながることは少ないでしょう。また、シニアの相談役などをボランティア活動で行っている人も多いようです。ただし、高齢化社会に突入している日本で高齢者のいきいきとした生活を実現するため、アドバイザーとして期待されています。世間的には資格の認知度はまだ低いかもしれませんが、介護業界の仕事に従事する人を中心に養成講座を受講する人が増加傾向にあり、資格へのニーズが高まっていくことが予想されます。
向いている人
健康、介護、福祉、ボランティアなどに関心があり、中高年齢者のセカンドライフに関するさまざまな知識を身につけて、情報交換を行いたい方におすすめです。また、中高年齢者からの相談に対して親身にサポートできる方に向いています。セミナーの企画や運営に関わることもあるため、新たな仕事を開発していくことにやりがいを感じる人にも適性があるでしょう。
取得方法
シニアライフ アドバイザーの養成講座は、通学と通信の2通りのコースがあります。通学コースでは、講習修了後に行われる論文審査と面接に合格すれば取得できます。きちんと講義を聞いていれば、ほぼ合格できるようです。通信による講座は、自宅学習とスクーリングのほかに、NPOやボランティアグループなどの団体に参加する体験学習が実施されます。体験学習後は体験レポートの提出が必要です。また、通信講座受講開始から2年以内に、SLA間の交流や親睦のための研修会に参加することとなっています。
シニアライフアドバイザー資格の難易度偏差値
判定不能 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 シニアライフアドバイザー 認定
所轄・主催:
財団法人シニアルネサンス財団
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2020年資格日程
通信講座を受講して取得
願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
シニアライフアドバイザー資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | 特になし | 特になし | 前頭クラス | 通学 |
シニアライフアドバイザー試験概要
受験資格 | 不問 |
試験内容 | 講座を受講し、修了審査に合格することで取得できる。 |
合格率 | 90% |
願書受付期間 | 講座: 不定期通信講座: 随時 |
試験日程 | 講座: 不定期通信講座: 随時 |
受験地 | 講座: 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・岡山・福山・広島・福岡通信講座: 自宅 |
受験料 | 受講料: 62640円 |
合格発表日 | 講座: 不定期通信講座: 随時 |
受験申込・問合せ | 財団法人 シニアルネサンス財団 〒102-0074 東京都千代田区九段南3-5-10-6F TEL:03-3230-1771 FAX:03-3230-1772 |
ホームページ | シニアルネサンス財団 http://www.sla.or.jp/ |