米国上級秘書資格(CAP)
米国上級秘書資格(Certified Administrative Professional)は、アメリカのIAAP(International Association of Administrative Professionals)が実施する国際資格で、マネジメントやビジネスコミュニケーション、会計、IT、情報セキュリティなどの全般に通じたオフィスプロフェッショナルを認定する資格。高度な英語力も求められます。国内受験はIAAP認定の試験運営団体バベルを通じて受けることができます。
資格詳細
米国上級秘書資格(CAP)は、アメリカのIAAPという団体が実施する国際資格で、オフィスリーダーとしての知識が問われます。以前はCertified Professional Secretary(CPS)と称されていた資格ですが、秘書職に限定せず、あらゆるビジネスパーソンを対象としたプロフェッショナル能力を認定する資格として注目されています。本試験に合格すると、国際資格のCAP(米国・公認秘書)が取得できます。アメリカの試験ですので、相当な英語力が必要なことは言うまでもありません。難易度が高く、日本人の合格者はこれまで200名程という狭き門です。難易度が高い分、他の人との差別化をはかれるメリットがあり、就職やキャリアアップで大きなアピール材料になるでしょう。特に外資系企業への就職や転職に非常に有利な資格であり、総合職へのキャリアチェンジや昇進を目指して受験する方が多いようです。試験内容は、ビジネスコニュミケーション、マネジメント、IT、情報セキュリティ、会計、英語によるコミュニケーション能力など広範囲にわたります。資格の認定期限は5年間のため、再認定してもらうためには60時間以上の継続教育を受けます。
活躍場所
米国上級秘書資格取得者は、エグゼクティブアシスタント、外資系企業の管理職、国際ビジネスの専門家として活躍している人が多数います。また、英語を活かせる一般事務やサポート業務などでも役立つでしょう。さらに、本資格を武器に海外勤務などでキャリアアップできる可能性も考えられます。
収入と将来性
米国上級秘書資格取得者は、特に外資系企業で高く評価され、収入は高めです。比較的認知度が低い資格ですが希少価値があり、本資格を所持していることでアピールできる企業は多数あります。就職・転職の際に、英語力とビジネス能力で勝負したい方にはおすすめの資格ですが、最低でもTOEIC700点以上の英語読解力が必要です。秘書資格のMBAとも呼ばれるほど、外資系企業で高く評価されており、これをステップとしてMBA取得を目指す方も多いようです。外資系企業では今後も本資格取得者へのニーズが高いといえるでしょう。
向いている人
外資系企業で秘書として活躍したい方をはじめ、転職や就職に役立つ国際資格を取得したい方、キャリアチェンジを目指している方、経営管理英語を学びたい方、TOEICのスコアアップを望む方におすすめの資格です。
取得方法
米国上級秘書資格の勉強方法は、基本的には独学でテキスト教材を活用しながら試験対策します。しかし、在宅での勉強に不安がある方は、ZOOM形式でのCAP受験対策コースを受講する選択肢もあります。CAP受験対策コースは、IAAP発行のテキスト「Study Guide」を使って、CAPホルダーの講師が試験合格に必要な知識とテクニックを指導する土曜日集中コースです。Zoomを利用した受講スタイルですので、自宅受講で世界中どこからでも受講できます。また、授業の内容はビデオ収録してあるため、リアルタイムで参加できない場合や試験前の復習の際に、聴講することが可能です。受講料と入学金が必要ですので、予算に応じて検討してみるとよいでしょう。
米国上級秘書資格(CAP)資格の難易度偏差値
普通 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 米国上級秘書検定 認定
所轄・主催:
IAAP(International Association of Administrative Professionals)
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2024年資格日程
期間内のうち1日で受験。秋試験の詳細は不明
願書受付
~2020年2月28日
試験日
2020年4月1日~2020年4月19日
合格発表
不明
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
米国上級秘書資格(CAP)資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | キャリアアップ(優) | 特になし | 関脇クラス | 通学 通信 |
米国上級秘書資格(CAP)試験概要
受験資格 | ・4年制大学を卒業して実務経験2年以上の者 ・短大を卒業して実務経験3年以上の者 ・学位がなく実務経験4年以上の者 |
試験内容 | ・コミュニケーション ・コレポン、文書およびレポート ・コミュニケーションのための文法 ・顧客サービス ・ネットワーキング ・チーム力学 ・守秘義務、倫理および合法性 ・組織とプランニング ・コンピューター上を含むミーティングと出張準備 ・時間管理 ・データの編集 ・情報配布 ・コンピュータ使用および従来の情報配布プロセス ・リサーチ ・セキュリティ、倫理、合法性 ・記録管理 ・コンピュータおよび手動によるファイル管理システム ・ファイリングの規則と基準 ・記録のセキュリティと守秘義務 ・ファイル検索、保存、移動およびメンテナンス ・物品および情報資源 ・供給品、フォームおよびソフトウェアの在庫のメンテナンス ・ソフトウェアおよび使用機器に関する教育訓練および使用法 ・装置/ソフトウェアのインストールとメンテナンス ・ソフトウェアとハードウェアの問題解決 ・オフィスのレイアウト ・基本的なコンピュータ操作とシステム・コマンド ・多様な媒体源を用いたデータの転送 ・ソフトウェア間での文書の変換 ・バックアップとセキュリティ機能のパフォーマンス ・文書作成 ・チャートとグラフの作成 ・文書の仕上げ ・議事録の準備 ・財務機能(予算作成および財務文書の一般的知識を含む) ・現金と銀行取引 ・仕訳記入 ・電子送金と銀行取引明細書の照合 ・人事(人事の法的問題に関する一般知識を含む) ・従業員関係 ・成果およびプロジェクト記録の保持 ・教育訓練および各種手順に関するマニュアル準備 ・採用・人事配置プロセスへの参加 ・従業員記録の保持 |
合格率 | 46% |
願書受付期間 | 2月上旬~3月下旬・8月上旬~9月下旬 |
試験日程 | 4月・9~10月 |
受験地 | 東京・横浜・大阪・名古屋・福岡 |
受験料 | 30000円 |
合格発表日 | 試験日から約2カ月後 | 受験申込・問合せ | バベルCAP/CAP-OM試験事務局 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-13-18 1F TEL:0422-45-0139 FAX:0422-24-8932 |
ホームページ | CAP米国上級秘書資格 - Certified Administrative Professional - http://babel-edu.jp/cap/ |