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競売不動産取扱主任者

民事執行法にもとづき裁判所の命令で売りに出される競売不動産。宅建業者でなくても代行業ができてしまうという法的不備のため、トラブルが続発している現状に対し、競売不動産の購入者をサポートするプロフェッショナルとして誕生したのが競売不動産取扱主任者の資格です。競売不動産購入者への助言や代行によって円滑かつ安全な取引を実現します。受験資格は不問ですが、協会に登録するには宅建の資格および登録講習が必要です。

資格詳細
不動産の売買には、一般的な売買のほかに競売があります。住宅ローンを組んでマンションなどを購入したものの、月々の支払いに行き詰まり、差し押さえられた物件は競売物件と呼ばれています。競売は、裁判所が出した競売物件の広告に最高価格をつけた人が落札できる仕組みです。一般的な不動産よりも安く手に入れられるため、希望の不動産が見つかれば、お得な物件といえます。しかし、一般流通物件と異なり、競売不動産はトラブルになりやすいのも現状です。このようなことを背景として、競売物件の購入を検討している消費者が安心して取引できるように、競売に関するアドバイスとサポートができる能力を持っている人材を認定する資格として、競売不動産取扱主任者が誕生しました。本試験はどなたでも受験できますが、登録に際し、宅建の資格が必要です。

活躍場所
主に不動産業界が活躍の場になりますが、金融業界でもその知識を活かすことができます。不動産業界では、一般物件に加えて競売物件にも詳しいと、物件の専門家として活躍の場が広がるでしょう。また、法改正により競売物件の購入に際しても住宅ローンが組めるようになったため、金融業界でもローンを組みたい方のアドバイザーとして活躍できます。競売不動産という市場の特殊性から、大手事業主が参入しにくいこともあり、地元地域で不動産のプロとして活躍している人もいます。

収入と将来性
競売不動産取扱主任者としての年収についての情報はありません。不動産業界で競売不動産取扱主任者の資格のみで仕事をしている人が少ないからと考えられます。本資格は不動産業界に従事している人や宅建の資格を持っている人が、仕事の幅を広げたり、知識を増やしたりするために取得するケースが多いからです。しかし、今後、競売不動産取扱主任者への需要は増大していくと見込まれています。競売には誰でも参加できますが、競売物件の取引について購入予定者は最低限の知識を持っておくことが必要です。一般物件とは異なり、競売物件の調査は自己責任で、物件の内覧もできないため、一般消費者には不動産競売の専門家のサポートが必要です。インターネットを媒介に、今後は一般消費者の競売への参入がより加速すると予想されています。こうした中で、競売制度を安心して利用できるように、競売物件についてアドバイスができる人材が求められています。

向いている人
競売不動産取扱主任者は、現在不動産業界で競売物件に携わる仕事をしている方、不動産のプロを目指したい方に向いている資格です。実際、スキルアップを図るために多数の不動産業界従事者が受験しています。なお、競売不動産取引主任者は、宅地建物取引士の資格を保有していないと登録できないため、受験する人には、宅建資格をすでに持っている人、あるいは宅建士の資格を目指している人が多いことが特徴です。不動産競売について体系的に学べることから、最近では金融関係、弁護士、司法書士といった士業の受験生も増えています。

取得方法
競売不動産取扱主任者の試験は、宅建よりも易しく、宅建合格者であれば、合格圏に入ることが可能な試験とされています。一方、宅建の資格未取得者や、もしくは宅建を取得してから時間がかなり経過している方は、民法など法律の勉強から始める必要があり、集中して学習することが必要です。試験対策には、公式テキストと公式の演習問題集を使用した学習が有効です。また、独学に不安のある方は、試験の実施団体が行う直前対策セミナーに参加してみましょう。



競売不動産取扱主任者資格の難易度偏差値

偏差値50
簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 競売不動産取扱主任者証 取得
所轄・主催:
一般社団法人不動産競売流通協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2024年資格日程

願書受付
2020年8月1日~2020年10月31日
試験日
2020年12月13日
合格発表
2021年1月13日
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

競売不動産取扱主任者資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 専門的資格(良) 特になし 大関クラス 独学 講習 通学 公式テキスト

競売不動産取扱主任者試験概要

受験資格 不問
試験内容
筆記試験
(50問)四肢択一
・不動産競売実務、民事執行法、民事訴訟法、民法、宅地建物取引業法、都市計画法、建築基準法、税法
・裁判所資料の正確な理解、競売不動産の出品から、落札、明渡までとその付随する物の法律知識など
合格率 31.2%
願書受付期間 8月~10月
試験日程 12月中旬
受験地 札幌・仙台・新潟・埼玉・千葉・東京・横浜・名古屋・金沢・大阪・広島・高松・福岡・沖縄
受験料 9700円
合格発表日 1月下旬
受験申込・問合せ 一般社団法人 不動産競売流通協会 試験センター
〒105-0012 東京都港区芝大門2-10-1 第一大門ビル7F
TEL:03-5776-0981
ホームページ 競売不動産取扱主任者試験
http://fkr.or.jp/exam/

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