ワインアドバイザー/ワインエキスパート
世界中で広く楽しまれているワインは、日本でも一般的なお酒であり、高級フランス料理だけでなく、街角の酒屋やコンビニでも目にすることができます。酒類業界で働く人を対象にしたワインアドバイザーは、ワインのスペシャリストを認定する試験に合格した人に与えられるプロ向けの称号です。一般のファン向けには、ワインエキスパートの認定試験が用意されています。どちらも実際にワインをテイスティングする実技試験があります。
資格詳細
ワインは、日本でも世界でも多くの人に親しまれているお酒です。最近はコンビニなどでも気軽に購入できるようになりました。ワインエキスパートは、酒類に加えて、飲料や食の知識、さらにテイスティング能力を証明できる資格です。ワイン愛好家の方にもソムリエと同レベルの資格をという要望に応えて生まれました。そのため、主な対象者はワイン好きの方で、プロフェッショナルを対象とした資格ではありません。20歳以上であればプロ、アマ問わず、受験することができます。ワイン愛好家向けの資格は他にもいろいろありますが、その中でも知名度が高く、資格保有者数が多いのがワインエキスパートです。ソムリエ協会が認定する民間資格として、ソムリエと並ぶ同程度の資格ですが、受験に必要な条件に大きな違いがあります。受験資格に職種や職歴が問われないワインエキスパートに対して、ソムリエの試験を受けるには、3年間の関連職種実務経験が必要で、現職であることが必須です。ちなみに、ワインアドバイザーという資格は、2016年に廃止され、一般的な呼称であるソムリエに統一されました。
活躍場所
レストラン、ホテル、酒類販売業などでの活躍が期待されます。求人サイトを見ると、ワインエキスパート資格所有者を求めている企業がけっこうあります。飲食店や酒類販売業以外では、おしゃれな輸入キッチン用品の会社や輸入食品商社などです。
収入と将来性
ワインエキスパートの収入は、求人サイトを見る限りでは、ソムリエよりはやや低めです。本試験は、ソムリエの試験と異なり、関連職種の実務経験がない人でも取得が目指せる資格のためかもしれません。しかし、資格の勉強を通して、世界中のワインの専門的知識が身につき、プロ並みのテイスティングの技術が身につくため、ワイン業界へ転職の際には有利となるでしょう。ワインエキスパートを歓迎する求人も多く見られます。
向いている人
ワイン愛好家のための資格とされていますが、試験の難易度や形式は、ソムリエの試験とそれほど変わりありません。プロかアマかの違いはありますが、ほぼ同格の資格といわれています。2021年からは一次の筆記試験で暗記問題が減ったこともあり、知識がないと解けない問題が増えてきました。ワインエキスパートの受験申し込みをすると、教本が日本ソムリエ協会から送られてきますので、まずは教本をしっかり読み込むことが必須です。二次試験で試されるテイスティング能力については、短期間で上達するのは難しいため、コツコツとテイスティングに取り組むことが大切です。テイスティングキットを利用すれば、スキルアップできるでしょう。独学がむずかしい方は、費用はかかりますが、ワインスクールを利用することをおすすめします。スクールではプロの講師に指導を受け、要領良く試験対策することが可能です。
取得方法
洋裁技術検定は難易度としては比較的やさしい資格になります。しかし、受験資格として協会の認定校の学生であることが条件となっていますので、まずは認定校で学ばなければなりません。試験の内容は、全て認定校の授業で学んだことが出てきます。そのため、学校で学んできたことをどれだけ活かせるかが合格のカギになるでしょう。実技試験では限られた時間内でいかに丁寧に作ることができるかもポイントです。
ワインアドバイザー/ワインエキスパート資格の難易度偏差値
アドバイザー | エキスパート |
---|---|
簡単 |
判定不能 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 ワインエキスパート認定
所轄・主催:
一般社団法人日本ソムリエ協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2020年資格日程
願書受付
2020年3月2日~2020年7月15日
試験日
2020年7月20日~2020年9月6日
合格発表
試験終了後即時
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
ワインアドバイザー/ワインエキスパート資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | 専門的資格(優) | 特になし | 関脇クラス | 独学 通学 公式テキスト |
ワインアドバイザー/ワインエキスパート試験概要
受験資格 | ワインアドバイザー 酒類の製造および販売、流通業、またはアルコール飲料をふくむ飲食に関する教育機関の講師、または列車内でのワゴン販売において、通算3年以上(会員歴2年以上の日本ソムリエ協会員は通算2年以上)の業務経験を有し、現在も従事している者 ワインエキスパート 20歳以上の者(職種・経験は不問) |
試験内容 | 1次試験: 筆記試験・公衆衛生の知識 ・ワインを含む飲料の必須知識 2次試験: 実技試験・テイスティング(きき酒) ・口頭試問(ワインアドバイザーのみ) ワインアドバイザーに関する接客の資質など |
合格率 | 24.7%(アドバイザー) |
願書受付期間 | 2月中旬~6月下旬 |
試験日程 | 1次試験: 7月下旬~8月下旬2次試験: 10月上旬 |
受験地 | 1次試験 全国各地 2次試験 札幌・盛岡・仙台・東京・長野・名古屋・京都・大阪・岡山・高松・福岡・鹿児島・那覇 |
受験料 | 25200円 |
合格発表日 | 試験日から約2週間後 | 受験申込・問合せ | 一般社団法人 日本ソムリエ協会 本部事務局 〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町17-3 日本ソムリエ協会ビル4F TEL:03-3256-2020 FAX:03-3256-2022 (土日祝祭日を除く 9:30~12:30 13:30~18:00) |
ホームページ | TOP | 一般社団法人日本ソムリエ協会 http://www.sommelier.jp/ |