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ビル設備管理技能士

電気や空調、換気、給排水など、ビルにはさまざまな設備があり、それらが正常に機能していなくては、ビルを利用する人々や会社、商店の活動に支障をきたすことになります。ビル設備管理技能士は、それら設備の管理技能を認定する国家資格です。試験は社団法人・全国ビルメンテナンス協会が実施しています。

資格詳細
近年のビル設備関連機器は、コンピュータで管理され自動的にコントロールされています。このようなビル設備のシステム化に伴い、設備機器全体の知識と機器をコントロールするための技能が必要となってきたため、技能検定制度に基づき、平成8年度からビル設備管理技能士の検定が開始されました。この資格を取得しておけば、どこのビル管理会社にも必要な人材になれるでしょう。具体的な仕事としては、さまざまな商業ビルの設備機器が問題なく作動するように設備点検、建物の配水管設備や電気工事などを行います。このような点検管理がしっかり行われているので、ビルの空調システムや電気系のシステムなどのトラブルを未然に防ぐことができるのです。勤務体制はシフト制が多く、ローテーション制で土・日に出勤することもあります。資格には1級と2級があり、受験するには1級が実務経験7年以上、2級が実務経験2年以上必要ですが、その他にも細かな規定がありますので、協会のホームページでしっかり確認しておきましょう。設備管理業務でのキャリアアップや転職を検討する際にも有効な資格ですので、ビルメンテナンス業界で現在働いている方も今後働こうと考えている方にも最適な資格といえるでしょう。

活躍場所
ビルメンテナンス会社に勤務し、オフィスビルや複合施設など、あらゆる商業ビル内で設備保守点検の仕事に従事します。第二種電気工事士や2級ボイラー技士などの資格も取得しておくと、仕事の幅がさらに広がり、就職する際も有利になるでしょう。

収入と将来性
ビル設備管理技能士の年収について明確なデータはありませんが、求人サイトの情報からは一般的な年収かそれよりも低めといえます。現在多くのビルの中には高度経済成長期に乱立した建物で老朽化しているものがあり、取り壊しするか改修しなければなりませんが、改修の作業ではビル設備管理技能士が求められます。オフィスビルやマンション、公共施設などで人々が快適で安全に過ごすためには、建物の設備の安全管理が非常に重要です。また近年の技術の進歩に伴って、ビルの諸設備のハイテク化により管理システムが高度化しており、ビル管理には優れた技能と知識が必須です。そのため、今後もビル設備管理技能士のニーズは非常に高いといえるでしょう。

向いている人
施設を陰から支えるという地味な仕事ですが、多くの人が快適に過ごせるために必須の公益性が高い仕事なので、そこにやりがいを感じられる人に向いているでしょう。また、この仕事は設備に関する知識や技術が必要であると同時に、コミュニケーション力も必要です。設備管理業務を担う人は、ビルのオーナーとそのビルのテナントや利用者を結ぶ存在でもあり、ビルの設備管理についてテナントや利用者へ説明や折衝をすることや、メーカーにメンテナンスを依頼することなどもあるからです。また、仕事の経験があっても担当する管理物件により状況は変わるため、同僚や上司と上手くコミュニケーションを取り信頼関係を築くことも求められるでしょう。

取得方法
試験の出題範囲がかなり広く、数値関連問題も多数出題されるため、独学での合格は難しいようです。過去問にないような問題も出題されるため、しっかりとした準備が必要です。参考書は全国ビルメンテナンス協会の公式サイトでで販売しており、過去の試験問題と解答もサイト上に掲載されています。また、協会の主催による受験準備講習会が実施されていますので、合格を勝ち取るためには遠方からでも講習会に参加することをおすすめします。



ビル設備管理技能士資格の難易度偏差値

1級 2級
偏差値52 偏差値44
普通
簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 ○級ビル設備管理技能検定試験 合格
所轄・主催:
厚生労働省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2021年資格日程

願書受付
2019年6月4日~2019年6月26日
試験日
2019年8月20日~2019年9月10日
合格発表
2019年10月31日
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

ビル設備管理技能士資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
国家資格 キャリアアップ(良) 名称独占資格 横綱クラス 独学 講習 通学

ビル設備管理技能士試験概要

受験資格
1級

・7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上の実務経験
※学歴により必要な実務経験年数が異なる

2級

・実務経験2年以上
※学歴により実務経験が不要になる
試験内容
実技試験

・ビル設備管理作業

学科試験

・ビル設備管理作業
・ビル設備管理法
・関連法規
・安全衛生
合格率
願書受付期間 6月上旬~下旬
試験日程
実技試験

作業試験:
8月下旬~9月上旬
筆記試験:
9月上旬

学科試験

9月上旬
受験地 東京・大阪
受験料
実技試験:
18700円
学科試験:
3700円
合格発表日 10月下旬
受験申込・問合せ 公益社団法人 全国ビルメンテナンス協会
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里5-12-5 ビルメンテナンス会館5F
03(3805)7560
ホームページ 資格・講習・技能検定 - 公益社団法人 全国ビルメンテナンス協会
http://www.j-bma.or.jp/qualification-training

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