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かわらぶき技能士

日本家屋の屋根につきものの瓦。その瓦を屋根に設置することを「瓦葺き」と言い、その専門家として、かわらぶき技能士の国家資格があります。試験は学科試験と実技試験で構成され、合格することで瓦葺きに必要な技能が認定されます。実技試験では、実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業をおこないます。

資格詳細
日本では古くから瓦が屋根葺き材として使われています。その瓦で屋根を覆う仕事を専門的に行う人を瓦職人や瓦葺き職人と呼んでいます。瓦職人は、粘土瓦や石瓦などを使用し、屋根を仕上げていくことが主な仕事です。瓦は焼き物のため、規格通りきっちりと製作するのが難しく、瓦葺き作業の現場では瓦の加工が必要となります。そのため、瓦の素材についても十分に理解していないと正確な施工ができません。この瓦職人の資格の一つが国家資格のかわらぶき技能士です。資格には1級と2級があり、技能検定を受けるには一定の実務経験年数が必要です。試験では筆記試験のほかに、実技試験があり、タガネとい道具や金槌などを使って制限時間内にかわらぶき作業を行い、課題を仕上げていきます。1級はかなり難関といわれていますが、瓦屋根の会社に1級のかわらぶき技能士がいると、瓦施工のプロとしてお客様からの信用が高まります。技術力が高いと社寺の瓦葺きの仕事も手掛けられるなど、一生使える技術を活かすことができるでしょう。

活躍場所
瓦屋根の会社や屋根工事業の会社、工務店などに就職し、住宅リフォーム現場で瓦の葺き替えや屋根のリフォームなどを行います。また、公共施設や店舗、神社仏閣などでも活躍の場があるでしょう。

収入と将来性
瓦職人の年収は、一般の平均年収よりは低めのようです。ただし、キャリアを積んでいき管理職になると、昇給が期待できます。日本で古くから利用されている瓦屋根は、近年洋風建築が増えてきたことによって少なくなってきていますが、昔ながらの和風建築を希望する顧客もまだまだ多いため、瓦職人の仕事は今後も一定の需要があるでしょう。長年の実績と顧客からの信用がある会社では、社寺や文化財の屋根瓦葺きを手掛けるなど、日本の伝統文化を引き継ぐ大切な役割を担っており、かわらぶき技能士の有資格者は会社にとって必要な人材といえます。

向いている人
日本文化を伝承できるような一生ものの技術を身につけたい方に向いているでしょう。瓦は焼き物のため規格を揃えることが難しく、大きさがそれぞれ微妙に違うため、瓦を屋根に葺く際に屋根に収まるように瓦を選んだり、加工したりなど、臨機応変な対応力が求められます。また、屋根という高い場所での作業が苦にならない人に向いている仕事です。

取得方法
実技試験では瓦葺きを行いますが、受験される方は試験内容を良く調べておくことはもちろん、それに合わせた技術のトレーニングの準備をしっかりしておくとよいでしょう。実際に受験された方の話では、瓦を架台に葺く実技試験では、一文字軒という不揃いな瓦を彫刻刀のようなタガネという道具で切りそろえるそうですが、制限時間内にきれいに仕上げることは熟練した職人でも大変な作業のようです。なお、ネット通販や雇用問題研究会のホームページから購入できる「1・2級技能検定試験問題集50かわらぶき」で勉強するのもお勧めです。



かわらぶき技能士資格の難易度偏差値

1級 2級
偏差値52 偏差値44
普通
簡単

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 ○級かわらぶき技能検定試験 合格
所轄・主催:
厚生労働省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2021年資格日程

願書受付
2020年10月5日~2020年10月16日
試験日
2021年2月7日
合格発表
2021年3月12日
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

かわらぶき技能士資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
国家資格 キャリアアップ(良) 名称独占資格 横綱クラス 独学 講習

かわらぶき技能士試験概要

受験資格
1級

・7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上の実務経験
※学歴により必要な実務経験年数が異なる

2級

・実務経験2年以上
※学歴により実務経験が不要になる
試験内容
1級・2級

学科試験

・屋根
・施工法
・材料
・建築概要
・製図
・安全衛生
実技試験

・かわらぶき作業
合格率
願書受付期間 4月上旬~中旬・10月上旬~中旬
試験日程
実技試験:
6月上旬~9月上旬・12月上旬~2月中旬
学科試験:
7月中旬~9月上旬・1月下旬~2月上旬
受験地 指定の試験場
受験料
学科試験:
3100円
実技試験:
16500円
※都道府県によって異なる場合がある
合格発表日 10月上旬・3月中旬
受験申込・問合せ 都道府県職業能力開発協会
※都道府県よって問い合わせの電話番号は異なりますのでホームページを参照
ホームページ 技能検定のご案内 : 中央職業能力開発協会(JAVADA)
https://www.javada.or.jp/kyoukai/itiran.html

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