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印刷技能士

古くは7世紀ごろの中国ですでにおこなわれていたとされる印刷の技術。IT時代の現在でも、印刷物の需要はまだまだ高いものとなっています。印刷技能士は、印刷に関わる技能を認定する国家資格。印刷の方式ごとに、凸版印刷作業と、多色オフセット印刷機を使用したオフセット印刷作業とに区分されています。

資格詳細
インターネットの普及により、紙文化が衰退してきた印象がありますが、紙で出来ているものは、新聞、雑誌や書籍だけではなく、チラシやポスター、名刺、年賀はがきなど、多種多様あります。もちろんそれぞれのデザインや印刷の仕様も異なり、凸版や凹版などの版の方式により各種に分類されます。また、刷版もコンピュータを使うCTPが主流になってきたことなど、印刷分野の技術革新も進んでいます。印刷の仕事は現代も私たちの社会に必要不可欠な要素の職種だと言えます。印刷オペレーターは印刷物を指示書通りに完成させるために、製版から印刷、製本までを行います。担当機械の準備や整備・保守も仕事です。印刷オペレーターの仕事は、専門的な職種と思われがちですが、ほとんどの場合、未経験から始め、現場で技術を習得していきます。この印刷技能士やDTPエキスパートなどの資格は、印刷業界でのキャリアアップに生かすことができるでしょう。検定は、学科と実技があり、学科試験では、製版、印刷、製本までの工程についての知識、印刷に関連した知識、安全衛生に関する知識などが求められます。実技試験の内容は、オフセット印刷機の操作や保守、印刷物の品質評価などです。

活躍場所
印刷会社に就職し、印刷オペレーターとして現場でさまざまな印刷を担当します。

収入と将来性
雇用形態はアルバイト・パートから、派遣社員、正社員までさまざまですが、正社員の印刷オペレーターの年収は一般の平均年収より低い傾向にあります。ただし、全体の給与幅が広いため、勤務先や経験・スキルにより大きな差があると思われます。アルバイトやパートの時給はほぼ相場ではないでしょうか。求人数は比較的多くあり、未経験でスタートしても、熟練レベルまで技能を磨くことが可能です。経験を積んで資格を取得し、中小の印刷会社から大手の印刷会社へ転職が叶えば、報酬も大幅にアップするでしょう。現代では印刷する媒体は紙だけではありません。最先端の電子基板などの素材に印刷するなど、目覚ましい進化も遂げています。印刷業は今後も新しいニーズへの可能性を秘めており、スキルがあれば印刷オペレーターの将来性は明るいでしょう。

向いている人
出版、印刷、デザイン、芸術に興味がある人に向いている仕事です。印刷オペレーターの仕事では、さまざまなデザインの印刷物や写真などを目にできるので、デザインやアートが好きな人にはモチベーションにつながるでしょう。また、印刷工場での仕事は、紙を運んで積み上げるなどの肉体労働の割合も意外と大きいので、てきぱきと体を動かすことが苦にならない人に適しています。製本の工程に関わることができ、専門技術が身につけられますので、将来的に印刷業界で活躍したい人にもおすすめです。未経験者からでもサポート体制が整っているところが多いのも安心です。

取得方法
印刷技能士の試験対策の情報が少なく、テキストなども見つからず、困っている方が多いようです。合格された方の話では、学科試験問題は、過去の試験と同じような問題が出題されたそうですので、過去問を数年分やっておくと良いでしょう。ただし、印刷技能士の試験問題集が入手しにくいようですので、職場の先輩などで持っていないか聞いてみてはいかがでしょうか。直近の試験問題は、中央職業能力開発協会のサイトで閲覧可能です。1級と2級の実技試験問題の内容、注意事項などが詳しく出ています。また、学科試験問題は正解表も見られますので、問題を解きながら、出題の傾向をつかんでおくとよいでしょう。



印刷技能士資格の難易度偏差値

1級 2級
偏差値52 偏差値44
普通
簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 ○級印刷技能検定試験 合格
所轄・主催:
厚生労働省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2021年資格日程

願書受付
2020年4月6日~2020年4月17日
試験日
2020年8月30日
合格発表
2020年10月2日
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

印刷技能士資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
国家資格 キャリアアップ(良) 名称独占資格 横綱クラス 独学 講習 通学

印刷技能士試験概要

受験資格
1級

・7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上の実務経験
※学歴により必要な実務経験年数が異なる

2級

・実務経験2年以上
※学歴により実務経験が不要になる
試験内容
1級・2級

学科試験

・印刷、製版及び製本一般
・材料
・電気
・安全衛生
・オフセット印刷法
実技試験

・オフセット印刷作業
合格率
願書受付期間 4月上旬~中旬・10月上旬~中旬
試験日程
実技試験:
6月上旬~9月中旬・12月上旬~2月中旬
学科試験:
7月中旬~9月上旬・1月下旬~2月上旬
受験地 指定の試験場
受験料
学科試験:
3100円
実技試験:
18200円
※都道府県によって異なる場合がある
合格発表日 10月上旬・3月中旬
受験申込・問合せ 都道府県職業能力開発協会
※都道府県よって問い合わせの電話番号は異なりますのでホームページを参照
ホームページ 技能検定のご案内 : 中央職業能力開発協会(JAVADA)
https://www.javada.or.jp/kyoukai/itiran.html

印刷技能士のレビュー

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