資格の取り方 » 国家資格 » 技能士 » 産業車両整備技能士

産業車両整備技能士

産業車両整備技能士は、工場や倉庫などで活躍するフォークリフトや無人搬送車などの産業車両を整備する技能を認定する国家資格です。整備不良があれば重大な事故にもつながりかねないため、安全な労働環境の維持に重要な役割を果たします。試験は学科試験と実技試験で構成されています。

資格詳細
産業車両整備技能士とは、産業現場で使用されるフォークリフトやシャベルカー、無人搬送車などの大重量の物品を扱う産業車両の整備に関する技能を認定する国家資格です。産業車両整備の仕事は、少しでも気を抜くと重大な事故につながることもあり、安全な労働環境維持のために重要な役割があります。具体的には、工場構内、倉庫をはじめ、配送センター、港湾埠頭、空港などの現場で、フォークリフト、構内牽引車などを整備する作業に携わります。資格は1級と2級に分かれ、試験は年2回行われています。国家資格の中では、難易度はそれほど高くないといわれていますが、1級はやはり難しいようです。1級を取得できれば、監督責任者として働けるようになるため、キャリアアップに有利になります。受験するには、原則として実務経験が必要ですが、専門学校などで勉強をしていると実務経験年数が短縮される場合がありますので、まず受験資格を確認しましょう。

活躍場所
重機メーカーなどに就職し、産業車両を使用している自動車メーカー、物流会社、食品メーカーなどの工場、倉庫、配送センターなどの各現場で修理・メンテナンスの仕事を行います。

収入と将来性
産業車両整備技能士をはじめ、自動車整備士、建設機械整備技能士などの機械整備士全体の年収は、資格習得を前提に働いている場合、一般の平均的な年収よりも低めです。また、この中では、自動車整備士の年収よりも低い傾向にあります。しかし、経験を積んで、この資格を取得すると資格手当がつくところもあり、年収が上がることが期待できます。資格がない場合は低めの金額になるでしょう。フォークリフトなどの産業車両は、さまざまなところで使われる車両ですので、その整備の仕事は非常に重要で、今後も需要があると考えられます。近年は、フォークリフト以外にも、オートメーション化により導入が進んでいるロボットなどの点検の仕事にも役立つ場合があります。

向いている人
車や機械いじりが好きで、手に職をつけたい人に向いている仕事です。現場で1日に多くの車両を整備する仕事は、体を動かす作業が続く上、整備不良があると大事故につながる可能性がある、ミスが許されない仕事のため、体力と集中力が求められます。実際に働き始めて、実務を積んでから資格取得を目指すのが一般的ですので、資格の勉強に前向きに取り組めることも大事です。

取得方法
1級の実技試験では、荷役回路や電気回路の整備をはじめ、エンジン、シリンダ、クラッチなどの動力関係の点検・整備、2級の実技試験では、油圧シリンダ、充電回路部品などの整備など、部品関係の点検・整備についての試験が行われます。試験に備えて、日ごろからの実務をしっかり積んでおくことが大切です。筆記試験問題は、過去に出題された問題と類似したものが多いようですので、過去問題を繰り返し解くことが合格のカギとなるでしょう。過去の試験問題は、中央職業能力開発協会のサイトで、製作等作業試験問題と学科試験問題(正解表あり)が閲覧できますので、ぜひ活用してください。



産業車両整備技能士資格の難易度偏差値

1級 2級
偏差値52 偏差値44
普通
簡単

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 ○級産業車両整備技能検定試験 合格
所轄・主催:
厚生労働省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2021年資格日程

願書受付
2020年4月6日~2020年4月17日
試験日
2020年8月23日
合格発表
2020年10月2日
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

産業車両整備技能士資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
国家資格 キャリアアップ(良) 名称独占資格 横綱クラス 独学 講習

産業車両整備技能士試験概要

受験資格
1級

・7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上の実務経験
※学歴により必要な実務経験年数が異なる

2級

・実務経験2年以上
※学歴により実務経験が不要になる
試験内容
1級・2級

学科試験

・産業車両
・産業車両整備法
・材料
・機械要素
・燃料および油脂類
・力学および材料力学
・製図
・電気
・関係法規
・安全衛生
実技試験

・産業車両整備作業
合格率
願書受付期間 4月上旬~中旬・10月上旬~中旬
試験日程
実技試験:
6月上旬~9月上旬・12月上旬~2月中旬
学科試験:
7月中旬~9月上旬・1月下旬~2月上旬
受験地 指定の試験場
受験料
学科試験:
3100円
実技試験:
16500円
※都道府県によって異なる場合がある
合格発表日 10月上旬・3月中旬
受験申込・問合せ 都道府県職業能力開発協会
※都道府県よって問い合わせの電話番号は異なりますのでホームページを参照
ホームページ 技能検定のご案内 : 中央職業能力開発協会(JAVADA)
https://www.javada.or.jp/kyoukai/itiran.html

産業車両整備技能士のレビュー

まだレビューがありません

レビューを書く: twitter facebook
※レビューを書くのにはいたずら防止のため上記IDが必要です。アカウントと連動していませんので個人情報が洩れることはございません。