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金型製作技能士

金属や樹脂でできた工業製品をプレス加工などで製造する際に使用される金型。金型製作技能士は、その金型を作成する技術の習熟度を証明することができる国家資格です。金型の用途ごとに、プレス金型製作作業、プラスチック成形用金型製作作業に分かれており、それぞれ実践的な実技試験がおこなわれます。

資格詳細
プラスチック製品から車やバイク、飛行機の部品にいたるまで、部品をつくるために必要なものの一つが金型です。金型は、各製品の性能やデザインを左右する非常に重要なものであり、金型をもとに部品を大量に生産することができます。金型製作は、コンピュータによる設計図面を作成することから始まり、機械を操作して材料となる金属を加工し、金型を製作していきます。金型を製作する仕事では、さまざまな工作機械を扱う高度な技能と専門知識が必要です。金型製作技能士とは、そのような金型を製作するために必要な技能と知識を証明する国家資格で、特級、1級、2級があります。試験にはプレス金型製作・プラスチック成形用金型製作の2つの作業区分があり、どちらかの作業を選択します。金型工として道を究めるためには高度な専門的技術と知識が必須ですが、仕事を始めるにあたり資格を取得している必要がないため、就職・転職を考える際に一歩踏み出しやすい職業といえるでしょう。金型製作技能士の試験を受験するには、原則実務経験が必要ですので、まずはキャリアを積みながら、金型製作の技術力が高い証明にもなる資格を目指すとよいでしょう。

活躍場所
一般的には、各製品の部品製造工場、または金型メーカーなどに就職し、金型の設計から製造までの工程を身につけながら、金型工として活躍することが期待されます。

収入と将来性
未経験で入社したばかりの収入は決して高いとはいえませんが、キャリアを積み、30代を超えると、中にはかなり高額の収入を得ている人もいるようです。金型工の年収を全世代の平均で考えると、比較的良いといえます。金型工になるために、資格は必須ではありませんが、金型製作技能士の有資格者や、機械工学の分野に精通している人、金属加工について職業訓練校などで学んできた人は優遇される傾向があります。日常生活のさまざまな部分で使われている機器は現代で不可欠なものであり、これらの製品を作る上で必須となる金型製作には金型工の力が必要です。日本の製造業を支える金型製作は重要な根幹技術ですので、技術力の高い金型製作技能士は今後も非常に重宝される存在といえるでしょう。

向いている人
まず、モノづくりの世界で働きたい人、機械いじりが好きな人、黙々と取り組む仕事が好きな人に向いている仕事といえます。金型の試作は一度で成功することは少ないため、忍耐力と、知識や技術力を高める向上心も必要です。金型製作の熟練工になるためには、長い期間にわたり鍛錬と努力が必要ですので、それなりの強い意志が求められるでしょう。

取得方法
1級、2級の実技試験では、金型部品を切り、削る加工、複雑な金型の組立・調整、金型の製品や外観の検査、作業時間の見積もりなどができるかがチェックポイントとなります。なお、特級は指導者向けの資格ですので、まずは製造現場で経験しながら基礎的なことを理解し、2級の資格取得を目指しましょう。過去の試験問題は中央職業能力開発協会のHPで閲覧可能です。正解表も付いていますので、試験対策に役立ててください。



金型製作技能士資格の難易度偏差値

特級 1級 2級
偏差値55 偏差値52 偏差値44
普通
普通
簡単

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 ○級金型製作技能検定試験 合格
所轄・主催:
厚生労働省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2021年資格日程

願書受付
2020年10月5日~2020年10月16日
試験日
2021年1月31日
合格発表
2021年3月12日
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

金型製作技能士資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
国家資格 キャリアアップ(良) 名称独占資格 横綱クラス 独学 講習

金型製作技能士試験概要

受験資格
特級

・1級合格後5年以上の実務経験

1級

・7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上、3級合格後4年以上の実務経験
※学歴により必要な実務経験年数が異なる

2級

・実務経験2年以上、または3級合格者
※学歴により実務経験が不要になる
試験内容
特級

学科試験

・工程管理
・作業管理
・品質管理
・原価管理
・安全衛生管理および環境の保全
・作業指導
・設備管理
・金型製作に関する現場技術
実技試験

・工程管理
・作業管理
・品質管理
・原価管理
・安全衛生管理
・作業指導
・設備管理

1級・2級

学科試験

・金型一般
・金型製作法一般
・機械要素
・金型用材料
・材料力学
・製図
・電気
・安全衛生
・選択科目
 ・プレス金型製作・金属プレス加工法
 ・プラスチック成型用金型製作・プラスチック成形法
実技試験

・選択科目
 ・プレス金型製作作業
 ・プラスチック成型用金型製作作業
合格率
願書受付期間 4月上旬~中旬・10月上旬~中旬
試験日程
実技試験:
6月上旬~9月上旬・12月上旬~2月中旬
学科試験:
7月中旬~9月上旬・1月下旬~2月上旬
受験地 指定の試験場
受験料
学科試験:
3100円
実技試験:
16500円
※都道府県によって異なる場合がある
合格発表日 10月上旬・3月中旬
受験申込・問合せ 都道府県職業能力開発協会
※都道府県よって問い合わせの電話番号は異なりますのでホームページを参照
ホームページ 技能検定のご案内 : 中央職業能力開発協会(JAVADA)
https://www.javada.or.jp/kyoukai/itiran.html

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