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医事コンピュータ技能検定

医事コンピュータ技能検定試験は、平成8年に始まった試験で、医療機関に特化したコンピュータ技能を認定するものとしては日本唯一の検定試験となっています。現在は、診療報酬請求事務(レセプト)のコンピュータ化およびオンライン化をはじめとして、医療の現場においてもIT化がいちじるしく進展し、デジタルスキルに長じたエキスパートが求められるようになりました。今後ますますニーズが高まる資格試験です。

資格詳細
医療機関では、コンピュータを使ってレセプト(診療報酬明細書)やカルテなどの事務処理を行っているところがほとんどです。そのため、クリニックや診療所、病院で働く医療事務従事者に医事コンピュータ技能は必須となっています。このような中で、1966年に医事コンピュータ技能検定が始まりました。医療機関の事務に特化したコンピュータのスキルを認定する検定試験としては日本唯一です。本検定は、医療事務の知識とスキル、レセプトコンピュータの使い方などのITスキルを問う試験で、3級、2級、準1級の3種類があります。試験の出題領域は、Ⅰ医療事務、Ⅱコンピュータ関連知識、Ⅲ実技の3つに分かれており、実技では、実際にコンピュータを使って、レセプトを作成します。医療事務職につくために、本検定は必須の資格ではありませんが、現在はどこの病院でもコンピュータを使ってレセプト業務を行っているため、資格を取得しておくと、就職時にアピールできるでしょう。

活躍場所
クリニックや診療所、病院、歯科医院で、コンピュータを使ってレセプトの作成を行います。ミスが許されない仕事ですが、職場としては働きやすい環境が整っているところが多いようです。また、パートタイムの求人が多く、子育て中の主婦でも家の近くのクリニックなどで短時間だけ働くことも可能です。

収入と将来性
医療機関にもよりますが、医事コンピュータ技能検定の資格を持っていることで、待遇面では資格手当などがつく可能性があります。そのため、就職・転職時に有資格者であることをアピールすると、時給や月給が高くなるかもしれません。特に、レセプトチェックのような専門知識が必要な業務で、その傾向があります。働き方から見ると、パート職員の場合、レセプト(診療報酬明細書)業務の知識や経験があり、資格を有している場合は、比較的高い時給が見込めます。正社員として働く場合は、ほかの事務職と比べてそれほど高くないものの、医療事務の専門的な資格を持ち、実務経験値を積んでいくと、昇給の見込みが高まってきます。医療事務は、IT化やAI導入により、負担が軽減されることが予想されますが、決して無くなることはないでしょう。ライフステージの変化にも強い、安定した仕事として、今後も高い需要が続くことが予想されます。

向いている人
本技能試験は、レセプト作成に関わる事務スタッフはぜひ受けておきたい試験です。検定の勉強を通して、より正確でスムーズに業務を遂行できるようになります。もちろん、現在は医療機関に携わっていない方でも、近い将来医療事務への転職を考えているのであれば、事前に取得しておくと面接が有利になるでしょう。

取得方法
医事コンピュータ技能検定の勉強方法は、通信講座などを受講する方法と、テキストと問題集を使って独学で勉強する方法があります。本試験はだれでも受験できるため、自力で勉強して合格できた方も多いと思います。しかし、医療事務の知識がほとんどない方は、通学・通信講座を受講することも検討してみましょう。また、独学で勉強する場合、3級と2級については、医事コンピュータ検定問題集がそれぞれありますので、出題の傾向をつかんで、繰り返し解いてみることで対策ができます。準1級の問題集はないため、日頃の勉強に加えて実務経験を積むことが必要です。



医事コンピュータ技能検定資格の難易度偏差値

準1級 2級 3級
偏差値47 偏差値40 偏差値0
簡単
超簡単
判定不能
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 医事コンピュータ技能検定○級 合格
所轄・主催:
一般社団法人医療秘書教育全国協議会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2022年資格日程

記載内容は3級の情報。
願書受付
2020年9月14日~2020年10月14日
試験日
2020年11月14日
合格発表
級や部門によって合格発表の日等が異なります。
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

医事コンピュータ技能検定資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 特になし 特になし 前頭クラス 通学

医事コンピュータ技能検定試験概要

受験資格 不問
試験内容
準1級

医療事務および医事コンピュータについての専門的な知識を有し、やや複雑多岐な業務を遂行することができる。あわせてネットワークやデータベースに関する知識を有するとともにエクセルやアクセス等の表計算やデータベースソフトを使い、医事統計や医療の経営分析資料の作成および解析ができること。また簡単な疾病分類ができること。

2級

医療事務および医事コンピュータについての一般的な知識を有し、カルテおよび診療伝票を基に医事コンピュータを用いて正しいレセプトを速やかに作成することができる。

3級

医療事務および医事コンピュータについての基礎的な知識を有し、カルテおよび診療伝票を基に医事コンピュータを用いて正しいレセプトを作成することができる。

試験領域

・医療事務
・コンピュータ関連知識
・実技(オペレーション)
合格率 73.5%(3級)
願書受付期間 4月中旬~5月中旬・9月中旬~10月中旬
試験日程 6月中旬・11月中旬
受験地 全国各地(会員校)
受験料
準1級:
8600円
2級:
7500円
3級:
6400円
合格発表日 試験日の約1カ月半後
受験申込・問合せ 一般社団法人 医療秘書教育全国協議会
〒134-0084 東京都江戸川区東葛西6-7-5 滋慶ビル2F
TEL 03-5675-7077 FAX 03-5675-7078
ホームページ 医事コンピュータ技能検定試験 医療秘書教育全国協議会
http://www.medical-secretary.jp/iji/index.html

医事コンピュータ技能検定のレビュー

(1件)
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刀禰
おもったほどでは…

2019年01月08日
パソコンでのレセプト作成能力を審査する試験ですので、レセプトを作成する実務の経験や知識がないと厳しいです。
逆言えばその他の医療事務の資格をもっていればパソコン分野をしっかりやれば大丈夫です。医療秘書教育全国協議会のテキストをしっかりやれば比較的うかりやすいです。
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