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ドクターズクラーク(医療事務作業補助技能審査試験)

診療録や医療文書の記入など、医師の事務作業を補助する技能を持つ人にあたえられる称号が「ドクターズクラーク」です。全国統一試験である医療事務作業補助技能審査試験に合格することで、取得することができます。

資格詳細
医師不足や医師の過重労働がこの数年大きな社会問題となっています。医師事務作業補助者は、多忙な医師の事務作業をサポートするスタッフです。主な業務としては、電子カルテの入力、診断書や紹介状の作成、さらに検査予約、がんや外科手術の登録など、仕事の内容は多岐にわたります。病院によって呼称は異なり、ドクターズクラークのほかに、メディカルアシスタントや医療秘書と呼ばれることもあります。ドクターズクラークがいることで、医師が本来の診療に専念できるため、医療現場の質向上にも繋がるでしょう。国もその配置を後押ししていることもあり、ドクターズクラークは将来性が期待される事務専門職といえます。医療事務作業補助技能審査試験は、このような医師事務作業補助の知識とスキルを評価・証明する試験です。この試験に合格すると、ドクターズクラークの称号が与えられます。ドクターズクラークを設置する医療機関は、2,500以上にものぼり、今後も増えていくことが予測されています。2008年に診療報酬改定があり、医師の指示で病院に医療事務作業補助者を配置することで、「医師事務作業補助体制加算」の算定が可能になりました。さらに2016年には、加算点数の引き上げなどがあり、注目されています。本試験は、全日本病院協会が主催しており、業界からの信頼に応えられる試験です。ドクターズクラークの仕事は、医療事務と似ている部分がありますが、医師に最も近い事務員といえるでしょう。

活躍場所
ドクターズクラークは、病院や診療所に勤務します。一部の離島を除き、医療機関は全国どこにでもあり、希望の地域で働ける可能性があります。ドクターズクラークの資格を持っていることで、医師事務作業補助者として評価を得られるため、活躍の幅が広がるでしょう。

収入と将来性
ドクターズクラークの平均月収は、通常の医療事務より高く、常勤(正社員)であれば、高い水準の給与が期待できます。医師の過重労働が問題となっている今日、医師をサポートする医療事務作業補助者がいると、医療現場で医師が本来の業務に専念できるため、医療の質の向上につながります。また、厚生労働省がドクターズクラークを病院で雇用することを推奨していることもあり、今後も医師事務作業補助者の需要は続くことが予想されます。

向いている人
医療事務作業補助技能審査試験の受験資格の条件を考えても、まず医療事務に興味があり、医療事務でスキルアップしたい人や医療現場の実務に貢献したい人、医療事務職への就職・転職を考えている人に向いている資格です。また、職業上、さまざまな医療スタッフと連携することが必要なため、コミュニケーション能力の高い人が望ましいでしょう。

取得方法
受験資格として、6ヶ月以上の医師事務作業補助職の実務経験、または教育訓練ガイドラインに適合した講座などの履修が求められているため、実務未経験の人は通信講座で勉強する人がほとんどです。一方、実務経験者は独学で合格を目指すことも可能です。独学で学習する際には、全国医療福祉教育協会の「医療事務BASIC問題集2022」を購入し、過去問を解いて、理解しにくかった箇所を重点的に勉強しましょう。その他、おすすめのテキストは、「医師事務作業補助実践入門BOOK」、「医師事務作業補助者のための32時間教本」、「電子カルテ代行入力入門」などです。



ドクターズクラーク(医療事務作業補助技能審査試験)資格の難易度偏差値

偏差値42
簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 ドクターズクラーク(医療事務作業補助技能審査試験) 合格
所轄・主催:
一般財団法人日本医療教育財団
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2022年資格日程

年6回(隔月)実施
願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

ドクターズクラーク(医療事務作業補助技能審査試験)資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 特になし 特になし 前頭クラス 通学

ドクターズクラーク(医療事務作業補助技能審査試験)試験概要

受験資格 ・教育機関等が行う教育訓練のうち、認定委員会が認定規程により定める「医師事務作業補助技能認定試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に適合すると認めるものを履修した者
・医療機関等において医師事務作業補助職として6カ月以上(32時間以上の基礎知識習得研修を含む)の実務経験を有する者
・認定委員会が上記と同等と認める者
試験内容 学科:(50分)筆記(択一式)
・医師事務作業補助基礎知識

実技:(60分)筆記(記述式)
・医療文書作成
合格率 0.764
願書受付期間 試験日の2カ月前~2週間前
試験日程 奇数月下旬
受験地 各都道府県の公共施設など
受験料 9200円
合格発表日 試験日から約1カ月後
受験申込・問合せ 一般財団法人 日本医療教育財団
〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-10
TEL:03-3294-6624(代) FAX:03-3294-1787
ホームページ 医師事務作業補助技能認定試験(ドクターズクラーク?)|技能審査認定|日本医療教育財団
http://www.jme.or.jp/exam/dc/index.html

ドクターズクラーク(医療事務作業補助技能審査試験)のレビュー

(1件)
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KANJO
お医者さんにも秘書は必要です!

2021年02月02日
私は医療事務の資格取得の延長で医師事務作業補助の資格を取得しようと思い、
一般財団法人 日本医療教育財団の『ドクターズクラーク』の資格試験を受けました。

医師事務作業補助員が医師の指示のもとで作成する紹介状や証明書、カルテ、その他の書類はそれぞれに細かな記載のためのルールがあります。
こちらの資格試験ではその業務内容をふまえた、基本的な人体のしくみ・生理、病気の特性、薬物についての理解などについての選択問題と、
各種書類作成の作業があります。

テキストや資料の持ち込みは許されているので、各問題の選択肢の正否を正確に調べ、選ぶ事が重要となりました。

患者データの年齢を調べる必要がある問題が出る事もあるので、年齢早見表を資料として持っておくとスピードアップにつながると感じました。
また、入院日数や傷病日数のカウントをする場合もあるので、カレンダーがあるととっさに日数が数えやすく、良いと思います。

医師一人一人の業務量の負担増加が続く状況下で、
お医者様の秘書役とも言えるのが医師事務作業補助です。
医療機関からも信頼性があり、求められている資格と聞きます。
個人の賃金アップにつなげやすい資格だと感じました!
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