看護師

医師の右腕として医療の現場で大活躍する看護師。医療機関にて患者のケアや診療のサポートをおこなうスタイルが代表的ですが、社会福祉施設や訪問看護ステーションなど、スキルを発揮する場はほかにも多くあります。看護師の免許は、厚生労働大臣が実施する国家試験に合格することで取得できますが、准看護師免許の試験は、都道府県知事がおこなっています。

資格詳細
医療の現場で医師の力強い助手となり、患者さんの身の回りのお世話に献身する看護師は、「白衣の天使」の異名のとおり、医師や患者にとっては頼もしい味方です。その一方で夜勤や三交代制などがあるハードワークとしても知られ、理想と現実のギャップに悩まされやすい職場でもありますが、それだけに非常にやりがいのあるお仕事であり、特に女性にとっては、あこがれの職業であり続けています。「ナースバンク」などの就業支援が充実しているので、結婚や育児などでいったん退職したあとでも再就職がしやすいという、女性にとって大きなメリットもあります。

活躍場所
看護師の活躍場所は、もちろん病院や診療所などの医療機関が主です。その他、老人福祉施設や訪問看護などでも看護師は欠かせません。日本中あらゆる場所に働ける職場があり、人によっては発展途上国などの海外で看護の技術を役立てているケースもあります。また、看護師免許を取得したあとで、助産師や保健師といった他の国家資格に挑戦する人も少なくありません。

収入と将来性
医療現場の人手不足、特に看護師不足が長らく社会問題となった結果、看護師の重要性が見直され、勤務条件の厳しさは徐々に改善されつつあります。特に今後は、高齢化社会かつ福祉社会が進展するため、看護師の価値と職場の選択肢はより増してゆくでしょう。また、どの現場においても優秀な看護師は重宝されるので、キャリア次第で順調な昇給や昇格も見込めます。

向いている人
看護師という職業は、人の生命に関わるお仕事です。重大な責任がともなうので、的確な判断力や正確な技術、そして人間的な誠実さは欠くことのできない要素です。病気や怪我によって気持ちが落ち込んでいる患者さんを励ましたり、明るく対応して元気づけることも看護師の大切なスキルですので、面倒見のよい人や思いやりのある人に向いていると言えるでしょう。基本的にハードワークであり、体力のいる仕事ですので、健康に自信がある人にも向いています。

取得方法
看護師の国家試験を受けるには、高校卒業後、3年以上、文部科学大臣が指定する学校もしくは厚生労働大臣が指定する看護師養成所に通学する必要があります。准看護師の場合も、看護師養成所で勉強し直す必要があります。看護師試験の合格率は9割ほどと、かなり高くなっており、学校や養成所でしっかり勉強していれば、さほど難しくはありません。試験は2月下旬ごろ、北海道、青森、宮城、東京、愛知、石川、大阪、広島、香川、福岡、沖縄で実施されます。



看護師資格の難易度偏差値

偏差値41
簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 看護師免許 取得
所轄・主催:
厚生労働省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2024年資格日程

願書受付
2019年11月15日~2019年12月6日
試験日
2020年2月16日
合格発表
2020年3月19日
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

看護師資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
国家資格 就職や転職にかなり有利 業務独占資格 横綱クラス 通学

看護師試験概要

受験資格 ・文部科学大臣の指定した大学(短期大学を除く)において看護師になるのに必要な学科を修めて卒業した者その他3年以上当該学科を修めた者(3月までに修業する見込みの者を含む)
・文部科学大臣の指定した学校において3年以上看護師になるのに必要な学科を修めた者(3月までに修業する見込みの者を含む)
・厚生労働大臣の指定した看護師養成所を卒業した者(3月までに修業または卒業する見込みの者を含む)
・免許を得た後3年以上業務に従事している准看護師または高等学校もしくは中等教育学校を卒業している准看護師であって、指定大学、指定学校または指定養成所において2年以上修業したもの(3月までに修業または卒業する見込みの者を含む)
・外国の保健師助産師看護師法第5条に規定する業務に関する学校もしくは養成所を卒業、または外国において看護師免許に相当する免許を受けた者で、厚生労働大臣が上記に掲げる者と同等以上の知識および技能を有すると認めたもの
ほか
※受験資格は多岐に渡るので事前に要確認
試験内容 ・人体の構造と機能
・疾病の成り立ちと回復の促進
・健康支援と社会保障制度
・基礎看護学
・成人看護学
・老年看護学
・小児看護学
・母性看護学
・精神看護学
・在宅看護論
・看護の統合と実践
合格率 89.2%
願書受付期間 11月中旬~12月上旬
試験日程 2月中旬
受験地 北海道・青森・宮城・東京・新潟・愛知・石川・大阪・広島・香川・福岡・沖縄
受験料 5400円
合格発表日 3月下旬
受験申込・問合せ 受験地ごとの厚生局および厚労省医政局看護課

厚生労働省 医政局看護課
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1丁目2番2号
TEL 03(5253)1111 FAX 03(3591)9073
ホームページ 看護師国家試験|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/kangoshi/

看護師のレビュー

(11件)
みさ
自分の受け取りようでメリットもデメリットもある看護師の資格

2023年07月18日
資格をとってよかったことは、世の中で看護師という職業が人手不足であり、
業務の中身や働き方などの選び方を選ばなければ就職には有利な資格だと思います。
実際に、前職を辞め転職する際に転職サイトやハローワークを使用しましたが、
他の職種に比べ求人数は圧倒的に多く、自分で働きたい職場を選んで応募することができました。
病院や施設などでは常に募集しているところが多く、面接を受けるとよっぽどのことがない限り落ちることはありません。
他職種と比べ、就職しやすく就職試験に受かりやすいこともこの資格の良い点だと思います。
また、結婚や子育てなどをするために産休や育休が取りやすかったり、一時的に休職しても、仕事の見つけやすさから復職しやすいのも良い点だと思います。
休みはシフト制のため、休み希望を出せば平日に旅行に行くこともできるため、平日などは航空券やホテルなどの値段が安く混んでない際に出かけることができます。
また、子供の平日の休みが取りやすいため、イベント(遠足や授業参観など)にも対応しやすいです。

資格をとって悪かったことは、看護師界はまだまだ女社会だということです。噂話をされたり、陰口が多いことが悪い点だと思います。
また同様の理由により、産休や育休は取りやすいが、上司や周りが女である上に育休の延長を渋られたり時短などの制度を使いにくいです。
また、病院など勤務がシフト制であれば、土日の出勤がある際もあるため、子供が保育園や小学校など休みの際に働かなければならず、一緒に過ごすことができないことです。
他の職種の人とも休みが合わないことが多いため、看護師以外の人と遊んだり旅行に行くなどの予定が立てづらいことも悪い点だと思います。あとは、医療は日々進んでいくため、
常に勉強しなければなりませんが、勉強しようとすると参考書などの値段が高いです。
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かの
看護師試験の勉強方法とやりがいについて

2022年04月05日
元々医療職に就きたかったため、高校の時に看護系の大学に進学することに決めました。
私が看護師の国家試験の勉強を本格的に始めたのは4年生の卒業論文を書き終わった11月頃からです。
私が購入した参考書は、基本的にレビューのみで、問題集は過去問と予想問題集の本を1冊ずつです。
過去問は結構な量があるので、その都度調べながらじっくり進めていきました。レビューも何度も何度も読んだのを覚えています。
予想問題集は分野ごとに分かれていたので1日に1分野をピックアップし、モチベーションを保ちながら進めていけるようにしました。
看護師試験は、まず必須を落とさないこと。そして、暗記だけでなく根拠や疾患の基礎知識等を知ることが大事です。
国家試験の範囲は広いですし、取得するまでに気力体力ともに必要です。また、就職してからも大変なことばかりかと思います。
命に関わる職業なので責任も重いですし、つらい場面もたくさんあります。
しかし、自分のケアが実践でき喜んでもらえたときや元気になって退院されていくときなど、必ずやりがいや達成感が得られる職業だと実感しています。
患者さんは一人一人違うので、日々新しいことや学ぶことの連続で、一生学び続ける職業です。それが楽しさでもあり、看護師を選んでよかったと思える理由です。
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あや
四年制大学に通い、取得しました

2021年07月06日
タイトル通り、私は四年制大学の看護学部を卒業し、国家試験を受験していわゆる正看護師の免許を持っています。
看護師国家試験を受けるためには高校(看護科3年+専攻科2年合計5年間)、専門学校(3年)、短期大学(3年)、四年制大学のいずれかの
看護科を卒業することで看護師国試の受験資格が得られます。
そのため、最短で看護師になることができるのは高校(看護科3年+専攻科2年)進学のコースです。
しかし、学歴が上がるほど(=四年制大学卒業)初任給はよいです。私が新卒で入職した大学病院では、高校卒業から看護師になった
看護師3年目と、四年制大学卒業から看護師になった看護師1年目が同じ給料でした。
しかし、現場では高校卒業の方の方が2年も先輩になります。2年の差は大きいなと思いました。(できる仕事量が全然違います)
看護の世界は「仕事ができるか、できないか」ただこれだけで周りの目が変わります。
仕事ができれば学歴なんて全く関係ありません。ですので、四年制大学の看護学科を目指している方はできれば現役で入学できる
大学に入学してストレートで入学→卒業→国試合格を目指してほしいと思います。(大学院に進学したい、企業に就職したいという方は別です)
看護の世界の1年は大きいです。
私も受験に失敗しましたが、浪人しなくてよかったと本当に心から思っています。
また、3年通う専門学校、短期大学は四年制大学が4年かけて行う実習、授業を1年短縮して全てこなすため、国試勉強の時間も
あまり取れず大変だそうです。
四年制大学でも周囲の文系大学生と比較するとかなり忙しいと思います。実習は領域によっては地獄ですが、本当に大変なのは
就職してからです。ただ、この資格がなければ看護師として働けていないので、本当に頑張って取得してよかったと思っています。
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