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舗装施工管理技術者

自動車や歩行者の安全にとって、道路の舗装は非常に重要です。特にモータリゼーションが高度に発達した日本では、道路に対するニーズが多様化し、道の舗装技術も日進月歩の発展をとげています。舗装施工管理技術者は、そうした状況に対応できる優秀な技術者を育成するために実施されている民間の資格試験です。試験に合格後、日本道路建設業協会に登録することで、資格者証を得ることができます。

資格詳細
道路は人が歩いたり車両が走ったりするため、道路の舗装は重要な部分です。舗装の施工の良否は、道路の耐久性や、歩行者や車両の安全な通行に影響を与えることもあります。そのため、ライフラインを支える重要な舗装工事を行う技術者には、表面性、耐久性、安全性の確保という、舗装工事特有の専門的な知識が求められます。舗装施工管理技術者は、舗装工事の専門的な知識と技能を有する人に与えられる民間資格のひとつです。日本道路建設業協会が行う資格試験に合格することで称号が得られます。舗装施工管理技術者の仕事は、現場の指揮をはじめ、施工管理、設計積算書の作成、予算書の作成まで、多岐にわたります。試験は1級と2級があり、どちらの試験も択一式一般試験と経験記述を基にした応用試験が行われます。資格者証の有効期間は、登録日から5年間ですので、5年に1度の登録更新を行わなければなりません。更新手続きを期日までに行わなかった場合、登録が失効しますので注意しましょう。再登録するには、指定の技術講習の受講が必要です。

活躍場所
総合建設業や一般土木建築工事業者などに就職し、主に舗装工事現場での活躍が期待されます。舗装工事の仕事をする際に本資格が必ず必要ではありませんが、最近は、入札資格条件に舗装施工管理技術者の資格の有無が問われることが多くなってきたため、資格保持者が活躍できる場はより広がっていくと予想されます。

収入と将来性
就職先や経験によって収入は大きく変わりますが、会社側としては舗装施工管理技術者が在籍していると仕事を請けやすくなるため、資格保持者は資格手当や、収入アップが期待できる傾向があります。近年は、高度成長期に整えられたライフラインの老朽化が目だってきており、道路や建築物の再整備の必要性があるため、今後も舗装工事が至るところで行われるでしょう。そんな中、高速道路を中心に排水性と耐久性を高めた高度な舗装が広がりを見せています。また、工事業者指名の条件に有資格者を取り入れる発注機関が増えているため、舗装施工管理技術者は確実に重宝される存在です。舗装工事は公共工事がほとんどですが、国や地方自治体は質の高い工事施工を行うために、舗装進化に伴う技術や知識を習得した技術者を求める傾向が強く、本資格保持者へのニーズは今後もより高まっていくと考えられます。

向いている人
舗装施工管理技術者の資格は、舗装工事に携わる技術者をはじめ、建設業界でキャリアアップを目指す人に向いている資格です。現場を指揮するリーダーシップや、舗装工事をスケジュール通りに進める計画をたてるスキルもポイントとなるでしょう。

取得方法
舗装施工管理技術者の試験は、例年、過去問と類似した問題が出題される傾向があるようですので、過去問を重点的に取り組めば、2級であれば独学での合格は可能です。効率的な学習にはテキストや問題集選びが大切なポイントですが、自分が使いやすいものを選びましょう。おすすめは、過去10年間の試験問題を収録した「年度別問題解説集」です。令和3年度版がネットで購入できます。一般試験と応用試験に対応しており、過去問を把握するのに大変便利な1冊です。1級は難関の試験で、記述式の経験記述でつまずく人が多いようです。難易度としては、土木施工管理技士よりは高いと考えたほうがよいでしょう。通信講座や通学講座を利用して効率的に試験合格を目指すのも良いかもしれません。記述式問題について講師に添削してもらえば、回答のコツも掴みやすいでしょう。



舗装施工管理技術者資格の難易度偏差値

1級 2級
偏差値59 偏差値45
普通
簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 舗装施工管理技術者○級 合格
平成○年○月○日 舗装施工管理技術者○級 登録
所轄・主催:
社団法人日本道路建設業協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2022年資格日程

願書受付
2020年2月14日~2020年2月28日
試験日
2020年6月28日
合格発表
2020年10月28日
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

舗装施工管理技術者資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 専門的資格(優) 特になし 関脇クラス 独学 講習 通学

舗装施工管理技術者試験概要

受験資格
1級

・大学の指定学科卒業者で実務経験3年以上、指定以外で4年6カ月以上
・短大または5年制高専の指定学科卒業者で実務経験5年以上、指定以外で7年6カ月以上
・高校の指定学科卒業者で実務経験10年以上、指定以外で11年6カ月以上
・その他の者で実務経験15年以上
ほか

2級

・大学の指定学科卒業者で実務経験1年以上、指定以外で1年6カ月以上
・短大または5年制高専の指定学科卒業者で実務経験2年以上、指定以外で3年以上
・高校の指定学科卒業者で実務経験3年以上、指定以外で4年6カ月以上
・その他の者で実務経験8年以上
ほか
試験内容
一般試験:
択一式
・法規
・舗装全般

応用試験:
記述式
・舗装全般
合格率 21.9%(1級)
願書受付期間 2月上旬~下旬
試験日程 6月下旬
受験地 札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・那覇
受験料
1級:
15000円
2級:
8000円
合格発表日 10月下旬
受験申込・問合せ 一般社団法人 日本道路建設業協会 舗装技術者資格試験委員会
〒104-0032 東京都中央区八丁堀2丁目5番1号 東京建設会館3階
TEL:03-6280-5038 Fax:03-6280-5040
ホームページ 試験案内 - 社団法人 日本道路建設業協会検定企画課
http://www.dohkenkyo.or.jp/pavement/index.htm

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