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移動式クレーン運転士

荷重5トン以上の移動式クレーンを操作するには、労働安全衛生法にもとづく国家試験に合格して、移動式クレーン運転士の資格を取得する必要があります

資格詳細
移動式クレーンというのは、道路を走ることができる車にクレーンがついているタイプのもので、吊り上げ荷重5t以上ある場合は移動式クレーン運転士の免許が必要になります。移動式クレーンの種類には、ラフテレーンクレーンやクローラクレーン、トラッククレーン、浮きクレーンなどがあります。移動式クレーン運転士の資格を取得するには、学科試験と実技試験の両方にクリアしなければなりません。学科は4つの区分があり、それぞれの区分で40%以上の得点率が必要です。また総得点でも60%以上の得点率が必要となります。実技の場合は減点合計が40点以下なら合格です。

活躍場所
資格を取得できると、荷重5t以上の荷物を吊り上げることができるようになります。(ただし、荷物を吊る「玉掛け」の免許は別途必要です)移動式クレーンは活躍できる場所が多く、建築現場や土木現場はもちろんですが、そのほか造船場、工場、倉庫、港など幅広い分野で活躍することができます。移動式クレーンは定置ではなく移動することができるクレーンですから、不特定多数の現場に移動できます。そのため、使われる頻度も高く需要が高いクレーンと言えるでしょう。

収入と将来性
資格を持つ人の年収は、年代別に見る年収より高めの年収です。活躍できる場所が多く、需要が高い資格ですが取得している人が少ないため移動式クレーン運転士の資格を持っている人は比較的スムーズに転職できるようです。移動式クレーンを扱う仕事はほとんどが屋外ですから大変な仕事かもしれませんが、屋外で直射日光や寒い雨風に当たって作業をしている人達に比べるとラクだという人が多い仕事です。実際、移動式クレーン運転士の資格を取得している平均年齢も45.3歳と高めで、体力的にも40代になると厳しくなるため、現場で使われることが多い移動式クレーン運転士の資格を取得する人が多くなっています。クレーン・デリック運転士の資格を持っていると免除項目があるため、まずクレーン・デリック運転士の資格を取ってから移動式クレーン運転士の資格を取得する人が多く、クレーン運転士の資格の中でもキャリアアップのために移動式クレーン運転士の資格を取得する人がほとんどです。移動式クレーン運転士は不足しがちですし、定年まで安定収入が得られるため将来性の高い資格と言えるでしょう。

向いている人
移動式クレーン運転士の資格は国家資格です。ある程度の運転技術が伴っていないと取得するのは難しい資格でしょう。そのためクレーン・デリックの資格を先に取得する人が多いのです。ただ、難しい資格だからこそ、取得すると一生有効となる資格です。移動式クレーン運転士の資格を取得していると周りはクレーンの指導者、クレーンのプロという目で見ているため、現場では必要な人間になりますし、年収もあがります。それくらい、取得するとメリットとなることが大きい資格です。ですが、指導者レベルで見られるわけですから、それくらいの技術が必要になります。高速操作をしても荷物が揺れない、荷物が揺れてもすぐに止めることができるなど繊細な指先の感覚や操作が必要になります。ですので、手先が器用、集中力がある人には向いているでしょう。また、移動式クレーン運転士の資格を取得するには移動式クレーンのことだけを勉強すればよいわけではありません。油圧系の重機の知識も必要ですし、その他、移動式クレーンに少しでも関係のある重機や環境のことを勉強しなくてはなりません。もちろん、関連法なども勉強することになります。学ぶことが多い資格ですので、途中で投げ出してしまう人が多いのも事実です。ですが、諦めず努力できる人は移動式クレーン運転士に向いているでしょう。

取得方法
独学は難しいでしょう。すでに何等かのクレーン運転士の資格を持っているなら独学でも合格するかもしれませんが、クレーンについて初めて勉強する人は、一体何のことを言っているのかわからない状態になります。何らかのクレーン免許を取得している人でも取得するのは簡単ではありませんので、全国各地にある重機専用の教習所や専門学校で勉強することをおすすめします。重機の教習所であれば約1週間で学科・実技の教習が終わります。



移動式クレーン運転士資格の難易度偏差値

偏差値38
超簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 移動式クレーン運転士免許 取得
所轄・主催:
厚生労働省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2021年資格日程

願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

移動式クレーン運転士資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
国家資格 専門的資格(良) 特になし 横綱クラス 独学 講習 通学

移動式クレーン運転士試験概要

受験資格 不問
試験内容
学科試験

・移動式クレーンに関する知識
・原動機および電気に関する知識
・関係法令
・移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識
実技試験

・移動式クレーンの運転
・移動式クレーンの運転のための合図
合格率 65.3%(学科)
願書受付期間 試験日の2カ月~14日前
試験日程 5月・7月・9月・11月・1月・3月
受験地 全国7カ所の安全衛生技術センター
受験料
学科試験:
6800円
実技試験:
11100円
合格発表日 試験当日に告知
受験申込・問合せ 公益財団法人 安全衛生技術試験協会
〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館9階
TEL 03-5275-1088
ホームページ 資格の紹介(クレーン・デリック運転士(限定なし)〔クレーン限定〕〔床上運転式クレーン限定〕)
http://www.exam.or.jp/exmn/H_shokai206.htm

移動式クレーン運転士のレビュー

(1件)
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しん
移動式クレーンは3次元の世界です

2019年10月18日
ジューキーズの中でもラフテレン・クレーンは、大きな荷物を屋外で動かす風景は、男の子なら一度はあこがれたことがあるのではないでしょうか。私もその一人で、いつかはこの資格を取得したいと思っていました。
試験は学科、実技の2つを受験する必要があります。ただ現実には、実技試験をいきなり受験する方は少数で、自動車教習所のような認定のクレーン教習所を卒業すると実技試験は免除になります。学科については、国家試験の免除は無いため必ず受験が必要です。クレーン教習所の実技講習とセットで学科を教えてくれるコースもありますが、正直独学でも何とかなります。この方が安く取得できます。
気になる実技講習ですが、移動式クレーンはジプと呼ばれる腕の上下と荷物の移動距離の感覚をつかむため、初日は10cmくらいずつ移動させては振れ止め、を繰り返します。これが身につかないと、荷物の移動ができなくなるため、必ずマスターしましょう。
実際に免許を取得してみると、屋外のクレーン操作は3次元になるため、上下左右だけでなく、奥・手前まで障害物が無いかを目で追うようになりました。クレーン操作者の目線を体得できたことは大きかったと思います。
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