C言語プログラミング能力認定試験
C言語は、機種依存性が少なく、互換性にすぐれるプログラミング言語です。株式会社サーティファイが運営するC言語プログラミング能力認定試験は、そのC言語のプログラミング技能を認定する検定試験。C言語はITスキルとして有用であるため、受験者数が増加傾向にあります。
資格詳細
C言語は、プログラミングにおける登竜門的な言語で、幅広いシステムの開発で使われており、プログラマーやシステムエンジニアを目指して、多くの方が受験しています。C言語プログラミング能力認定試験は、「ビジネス能力検定サーティファイ」が運営する検定試験で、C言語の理解度や技術力を証明する民間資格として信頼性が高い資格です。レベルは1級、2級、3級とあり、3級はこれからプログラミングを習う初心者向けのレベルです。2級では基本的なアルゴリズムを理解していることと、500行程度のプログラムを正しく早く書けることが求められます。1級は、C言語で応用プログラムが作成できる能力があり、OSについて理解していることが認定基準です。
活躍場所
C言語を活用している企業で、プログラマーやシステムエンジニアとして活躍できます。C言語は、WEBアプリ、ロボット、システム、家電などのさまざまな分野の仕事に生かすことができ、それぞれの分野に特化した技術も身につくため、仕事の幅は広いです。
収入と将来性
IT業界全体の平均収入からみると、プログラマーの収入はやや低めですが、システムエンジニアの場合は比較的高い水準のようです。C言語の資格を持っていても、すぐに年収がアップするようなことはありませんが、2級以上を取得していると対外的にアピールできるでしょう。とくに1級を取得していると、企業からの信頼も厚くなります。C言語は1972年に開発され、40年以上が経過していますが、私たちの生活でC言語に制御されるものはたくさんあります。新しいプログラミング言語が注目される中でも、C言語の需要がなくなることはまずないといえるでしょう。大規模な業務システムの根幹を作っているのはC言語ですが、現状ではC言語が得意なプログラマーは少なくなっています。C言語はシステムのベースとなる部分であるため、C言語が使えるプログラマーは今でも重宝される存在です。C言語のプログラミングは今後も高い需要が望まれるため、現役のプログラマーにとって、PHPやJavaなどの言語だけでなく、C言語が使えることは強みになるでしょう。
向いている人
これからプログラミングを学んで、本格的にエンジニアを目指したい人はぜひ取得しておきたい資格です。すでにC言語を習得し、仕事で活用している方も、現在の自分にあったレベルの試験を受けることで、C言語のスキルを証明できるため取得しておくとよいでしょう。
取得方法
C言語プログラミング能力認定試験を主催しているサーティファイで参考書や過去問題集を紹介しています。参考書では、「スッキリわかるC言語入門」、「わかりやすいC 入門編」、「新訂新C言語入門シニア編」が推薦図書として紹介されています。各級の過去問題集もサーティファイから出版されています。3級と2級は6回分、1級は4回分の過去問題が載っているため、問題を繰り返し解いて弱点を克服しておきましょう。過去問題集は、ある程度学習が進んだ段階で、実力を測るために解くおすすめの学習法です。分かりにくい箇所や、間違えた箇所はテキストで復習すると、効果的に学習できます。また、サーティファイ公式サイトで、無償でサンプル問題を請求できます。請求フォームに必要事項を入力し送信すると、試験のサンプル問題のダウンロードURL記載のメールが送信されてきますので、活用するとよいでしょう。
C言語プログラミング能力認定試験資格の難易度偏差値
1級 | 2級 | 3級 |
---|---|---|
普通 |
簡単 |
簡単 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 C言語プログラミング能力認定試験○級 合格
所轄・主催:
株式会社サーティファイ
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2020年資格日程
記載内容は3級の情報。2級以上は9月分の実施なし。
願書受付
2020年9月14日~2021年1月10日
試験日
2021年1月31日
合格発表
級や部門によって合格発表の日等が異なります。
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
C言語プログラミング能力認定試験資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | キャリアアップ(良) | 特になし | 大関クラス | 独学 通学 公式テキスト |
C言語プログラミング能力認定試験試験概要
受験資格 | 不問 |
試験内容 | 1級 C言語を駆使し、応用プログラム(言語処理系、ユーティリティなど)が作成できる能力を有する。また使用しているOSについて理解をしている。 実技試験: パソコン使用事前公開のテーマプログラム(1700行程度)に対する仕様変更・追加に対応したプログラムの作成(コーディング、入力、コンパイル、デバッグを含む)および変更仕様書の作成 2級 小規模のプログラム(500行程度)が適切に(理路整然、簡潔、正しく、速く)書ける。また各種基本アルゴリズムを理解している。 筆記試験: 多肢選択・マークシート形式C言語プログラミングに必要な知識・技能(プログラムの空欄を補完する問題を含む) 3級 C言語の概念を理解し、簡単なプログラムが書ける。 筆記試験: 多肢選択・マークシート形式C言語プログラミングに必要な知識・技能(プログラムの空欄を補完する問題を含む) |
合格率 | 65.2% |
願書受付期間 | 試験日の3週間前まで |
試験日程 | 1級・2級: 6月下旬・1月下旬3級: 6月下旬・9月中旬・1月下旬 |
受験地 | 札幌・東京・名古屋・大阪・福岡 |
受験料 | 1級: 7800円2級: 6400円3級: 5200円 |
合格発表日 | 試験日から1カ月後に送付 | 受験申込・問合せ | 株式会社 サーティファイ 認定試験事務局 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-11-8 茅場町駅前ビル TEL:0120-031-749 FAX:0120-031-750 |
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