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無線従事者試験 総合無線通信士

無線従事者として無線局の無線設備を操作する場合、総務大臣から免許を取得している者であることが原則です。また、取り扱う無線設備などにより免許が異なり、それぞれに級が設定されています。

資格詳細
総合無線通信士は、海上・航空・陸上の無線設備を扱える無線通信の専門家です。総務省管轄の国家資格であり、無線通信関連資格の中でも扱える無線設備の範囲が最も広い資格で平成元年に制定されました。航空機や船舶の無線局において、無線通信や電話の通信操作、および無線設備の技術操作などを行える総合的な無線資格です。総合無線通信士のランクは1級から3級まであり、それぞれの級によって操作できる無線局の範囲が決まっています。1級は陸海空の様々な操作が可能であり、1級陸上無線技術士と並んで無線従事者国家資格の中で最高峰の資格です。また、総合無線通信士の資格は世界でスタンダードなものであり、国際的に通用する資格であることも魅力といえます。

活躍場所
主な勤務先は警察庁や気象庁などの官公庁、海運会社や航空会社、民間の無線機メーカーなどです。就職先の無線局で、無線操作による通信、電話の通信操作、電波の送信受信など、通信や無線に関する幅広い仕事に携わり活躍しています。無線通信士の仕事を探すときには、居住されている地域の求人をこまめにチェックすると良いでしょう。総合無線通信士1級を取得すると、航空機・船舶・陸上の区分、国内・国際の区分がないため、海運会社などの企業から各省庁まで仕事をする場所に困ることはないでしょう。

収入と将来性
総合無線通信士は国際的に通用する資格なので、勤務先にもよりますが、収入面で高い評価を得られます。特に1級総合無線通信士は無線通信士の最上位の資格であり、かなりの年収が見込めます。民間企業では総合無線通信士としてではなく、企業の一般社員として就職し資格を活かして業務に当たるため、企業によっては資格手当が支給されるケースもあります。現代社会で無線通信技術は必要不可欠であるため、無線通信士の仕事は今後も需要が高い仕事であり、国外で活躍できる場もあります。最近は、女性の通信士も増えてきており、取得者の幅もますます広がることが予想されます。

向いている人
総合無線通信士の資格は難易度が高いことで知られており、資格取得まで何年もかかることもあります。そのため、根気が必要です。資格取得には、無線工学はもちろん、電波法、日本の地理、英語など幅広く勉強する必要があるため、向学心が不可欠です。独学での資格取得が難しいため、専門学校に通うことが近道ですので、学校に通う時間のある人は目指しやすいでしょう。資格を取得すると、無線通信を扱う仕事のため、災害時などにその職能を活かせる場合があります。先の東日本大震災でも、多くの無線通信士の方がボランティアとして活躍しました。このように人の役に立つ仕事にやりがいを感じる人にも向いているでしょう。

取得方法
試験対策と勉強法は、専門学校で学習した人、実務経験の有無などにより勉強の方法やレベルが異なります。高校卒業後に総合無線通信士の1級を取得するためには、独学では困難なため、専門学校に通うことが必要とされています。英語の試験があり、英検2級レベルの能力が求められますので、英語の苦手な人は早めの対策が必要です。また、電気通信術については、インターネットで受験体験者の練習方法などが閲覧できますので参考にしましょう。法規はとにかく覚えることが重要です。地理は過去の問題を何年分も解くと出題の傾向をつかめるでしょう。実技のモールス電信では伝えるスピードが問われるため、訓練が必要になります。試験を打破するためには相当の努力が必要ですが、晴れて取得できれば、就職先の幅が広がりますので頑張りましょう。



無線従事者試験 総合無線通信士資格の難易度偏差値

1級 2級 3級
偏差値73 偏差値67 偏差値53
超難関
難関
普通

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 総合無線通信士○級免許 取得
所轄・主催:
総務省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2019年資格日程

電気通信術の試験のみ5~16日の中で指定された日時に行われる
願書受付
2018年1月1日~2018年1月22日
試験日
2018年3月14日~2018年3月15日
合格発表
不明
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

無線従事者試験 総合無線通信士資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ お薦め度 お薦め取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 お薦め度の画像 お薦め取得方法の画像
国家資格 就職や転職にかなり有利 業務独占・必置資格 ★★★★★ 独学 公式テキスト

無線従事者試験 総合無線通信士試験概要

受験資格 不問
試験内容
第一級

・船舶と航空機に施設する無線設備(モールス電信を含む)の操作
・海上と航空関係の無線局(海岸局、海岸地球局、航空局、航空地球局等)の無線設備
・陸上の無線局(固定局、陸上局、移動局、無線測位局、放送局等)の無線設備の操作
試験科目:
工学の基礎・工学A・工学B・法規・英語(会話・筆記)・地理・電信(和文・欧文暗語・欧文普通語)・電話(欧文)・印刷電信(欧文普通語)

第二級

・航空関係の無線局(航空局、航空地球局、航空機局、航空機地球局)の無線設備の操作
・船舶に施設する無線設備、海岸局の無線設備等(モールス電信を含む)の国内通信のための操作
・船舶に施設する無線設備(モールス電信を含む)の国際通信のための操作
・放送局を除く固定局、基地局、無線測位局等の無線設備の技術的な操作
試験科目:
工学の基礎・工学A・工学B・法規・英語(会話・筆記)・地理・電信(和文・欧文暗語・欧文普通語)・電話(欧文)

第三級

・漁船に施設する無線設備(モールス電信を含み、無線電話を除く)の国内通信と国際通信(電気通信業務の通信を除く)の操作
・漁船に施設する無線設備の国内通信の操作(無線電話を含み、船舶地球局、航空局とモールス電信を除く)
・船舶(漁船を除く)に施設する無線設備の国内通信の操作(船舶地球局、航空局とモールス電信を除く)
・漁業用海岸局の無線設備(モールス電信を含む)の操作(国際通信は除く)
・放送局を除く固定局、基地局等の無線設備の国内通信のための操作
・レーダーの外部の転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの操作
試験科目:
工学の基礎・工学・法規・英語(筆記)・電信(和文・欧文暗語・欧文普通語)
合格率 6.5%(1級)
願書受付期間 7月・1月
試験日程 9月・3月
受験地 東京・札幌・仙台・長野・金沢・名古屋・大阪・広島・松山・枕崎(3級のみ)・那覇
受験料
第一級:
18862円
第二級:
16762円
第三級:
13162円
合格発表日 試験日の約1カ月後に郵送で通知
受験申込・問合せ 公益財団法人 日本無線協会
〒104-0053 東京都中央区晴海3-3-3
TEL 03-3533-6022
ホームページ 公益財団法人 日本無線協会
http://www.nichimu.or.jp/

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