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建築施工管理技士

建築施工管理技士は、建築現場において指導的な役割をまかされる建築施工の専門家です。建材に関わらずあらゆる建築工事において、現場の監理技術者として重要なポジションを務めます。とりわけ1級は、指導監督の実務経験がなければ受験資格も得られないレベルで、営業所においても専任技術者となる水準の資格となっています。

資格詳細
建築施工管理技士は、鉄筋工事や大工工事、内装仕上げ工事などの建築工事全般の施工計画を作成し、現場での工事の進行を指揮・監督する技術者で、建築現場の管理者としての技術力と管理能力を認定された国家資格です。試験の区分は1級と2級に分かれており、1級だけが規模の大きな工事の現場を管理する監理技術者を務めることができます。建設業法では、工事現場ごとに建築施工管理技士を常駐させることが義務付けられており、建設工事を行う企業にとって不可欠な存在です。特に、1級建築施工管理技士に対する評価は極めて高く、有資格者のニーズは非常に高くなっています。

活躍場所
建築施工管理技士の職場は主に建築工事現場になりますので、主に、建設会社や工務店、内装工事会社、ハウスメーカーや住宅設備メーカーなどに就職して、現場の管理・監督者として活躍しています。資格取得には所定の実務経験が必要ですので、大学や専門学校を卒業した後、企業に就職し、経験を積んで、資格を取得するのが一般的です。大手ゼネコンに就職すれば、超高層建築や大規模都市施設といった大規模な工事現場で働くこともあります。1級の取得者は、大工や左官、鉄筋工事、塗装工事などの下請業者を適切に指導・監督する監理技術者としてあらゆる工事現場で活躍しています。

収入と将来性
2020年の東京オリンピック開催に向けて交通インフラや施設整備に関わる求人が増加傾向にあり、建築施工管理技師の有資格者のニーズも非常に高い状況です。オリンピック後も、更新時期を迎えるインフラの老朽化対策、既存物件のメンテナンス・リフォームなど今後対応が必要な案件が増え続けていることから、有資格者のニーズは今後も続くと考えられます。建設業界では、特に1級建築施工管理技士が不足傾向にあり、どの企業にとっても欲しい人材といえます。格手当などの給与面で優遇や、建築技術の専門家として評価され昇格が期待できます。

向いている人
建築施工管理技士の仕事は、工事現場の様々な職人たちを取りまとめ、安全な作業環境を整え、工事が期限までに完了するように計画し、指示しなければならないので、リーダーシップが取れる事、根気強く仕事に取り組めることが重要です。クライアントとの細かな打ち合せや相談をするのも仕事のひとつなので、コミュニケーション能力も求められます。工事現場は長時間拘束される職場なので体力が要求されますが、建物の計画から完成までの全ての業務に関わることができます。ものづくりの達成感に魅力を感じる人が向いているといえるでしょう。

取得方法
受験資格に実務経験が求められているので、働きながら資格を取得する人が大半です。1級はより出題範囲が広くなるため、難易度も高くなっています。建築資格の中では比較的メジャーな資格なので、民間の試験対策講座が充実しています。必要な知識は資格試験スクールの講座を受けると、効率的に勉強することができます。働きながらだと決まった時間を確保するのが難しい場合は、通信教育の講座を活用することができます。勉強に確保できる時間と試験までスケジュールを考慮して、自分にとって無理なく続けられる勉強法を選択して、試験対策に取り組むとよいでしょう。



建築施工管理技士資格の難易度偏差値

1級 2級
偏差値55 偏差値50
普通
簡単

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 ○級建設施工管理技術検定試験 合格
所轄・主催:
国土交通省
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2018年資格日程

願書受付
2018年2月2日~2018年2月16日
試験日
2018年6月10日
合格発表
2018年7月20日
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

建築施工管理技士資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ お薦め度 お薦め取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 お薦め度の画像 お薦め取得方法の画像
国家資格 専門的資格(優) 特になし ★★★★★ 独学 通学 通信

建築施工管理技士試験概要

受験資格
1級

・大学の指定学科卒業後3年以上の実務経験(指定外4年6カ月以上)
・短期大学または5年制高等専門学校の指定学科卒業後5年以上の実務経験(指定外7年6カ月以上)
・高等学校の指定学科卒業後10年以上の実務経験(指定外11年6カ月以上)
・その他の学歴で15年以上の実務経験
・2級合格者で5年以上の実務経験
ほか
※受験資格は多岐に渡るので事前に要確認

2級
(学科・実地)
・大学の指定学科卒業後1年以上の実務経験(指定外1年6カ月以上)
・短期大学または5年制高等専門学校の指定学科卒業後2年以上の実務経験(指定外3年以上)
・高等学校の指定学科卒業後3年以上の実務経験(指定外4年6カ月以上)
・その他の学歴で8年以上の実務経験
ほか

2級
(学科のみ)
・高等学校の指定学科を3月までに卒業見込み
・短期大学または5年制高等専門学校の指定学科を3月までに卒業見込み
・大学の指定学科を3月までに卒業見込み
・高等学校の指定学科卒業後3年以内
・短期大学または5年制高等専門学校の指定学科卒業後2年以内
・大学の指定学科卒業後1年以内
試験内容
学科試験:
択一式マークシート
・建築学等
・施工管理法
・法規

実地試験:
記述式
・施工管理法に関する筆記試験
合格率 51.9%(2級学科)
願書受付期間
1級(学科):
2月
2級:
3月上旬~中旬・6月中旬~7月中旬
試験日程
1級(学科):
6月上旬
1級(実地):
10月下旬
2級:
6月(学科のみ)・11月上旬
受験地
1級

札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄

2級

札幌・青森・仙台・東京・新潟・金沢・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・鹿児島・沖縄
受験料
1級

学科:
9400円
実地:
9400円

2級

学科・実地:
9400円
学科のみ:
4700円
実地のみ:
4700円
合格発表日 2月上旬
受験申込・問合せ 一般財団法人 建設業振興基金 試験研修本部
〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-2-12 虎ノ門4丁目MTビル2号館6階
TEL 03-5473-1581
ホームページ 建築・電気工事施工管理技術検定試験 | 一般財団法人建設業振興基金 試験研修本部
http://www.fcip-shiken.jp/

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