日本酒検定
日本のみならず、世界中に愛好者を増やしている日本酒。日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会が主催する日本酒検定は、日本酒ファンのために、より知識を深め、より楽しく飲めるようにと始められた民間の検定試験です。3級から1級まで用意されており、それぞれの級で日本酒の歴史や文化、製造、マナー、雑学などの知識がためされます。試験にテイスティングはありませんが、受験資格は20歳以上となっています。
資格詳細
日本酒検定は、年間約1,500人が受験する人気の資格です。日本酒の歴史や製法、楽しみ方を学びながら、日本酒の知識を深められるため、日本酒の通からビギナーに注目されています。日本酒に関する資格はいろいろありますが、趣味の一環として日本酒についての知識を試したいなら「日本酒検定」がおすすめです。日本酒検定は?酒師(ききさけし)の試験のようなテイスティングによる試験はありません。日本酒検定は、日本酒の歴史や文化、飲酒のモラル、日本酒と料理との相性などについて学べるため、日本酒をより深く楽しみたい方に適した検定といえます。お酒を提供する場で実践的に知識を活用したいのであれば、?酒師の試験の方が適しているでしょう。日本酒検定の階級は難易度や習熟度に合わせ、5級から1級の6つの段階に分かれています。4級と5級はインターネット上での受験が可能です。2級と3級はテストセンターで受験するCBT試験となっています。準1級と1級は会場受験のみです。このように受験場所や開催時期が級により異なりますので、公式サイトで詳細をしっかり確認しておきましょう。
活躍場所
飲食店や酒類販売業など、お酒を扱う仕事で日本酒の知識を活かせます。日本酒検定を通して、日本酒の歴史から楽しみ方まで学べるので、知識を活かして接客できるでしょう。また、日本酒についての知識があると、お酒を伴う会食シーンなどでお酒の話題づくりで活用できます。ビジネスシーンではお取引き先に日本酒を贈るときなどに知識が役にたつことがあるでしょう。
収入と将来性
日本酒検定は、仕事に直結する資格ではありませんが、酒類を提供する飲食業界の仕事に応募する際には、履歴書に記載してPRすることができます。近年、日本酒は国内外を問わず人気が高まっているため、日本酒について理解を深めたいと考えている方が多いようです。全国で日本酒のセミナーが開催され、毎回多くの日本酒愛好者で賑わっており、日本酒の各種試験の人気も高まっているため、今後も受験者が増えていくでしょう。
向いている人
お酒の提供販売者を対象としている?酒師などの資格と異なり、日本酒検定は消費者を対象としています。?酒師の資格取得を目指す日本酒愛好家もいますが、販売促進の知識ではなく、日本酒を純粋に楽しみたいのであれば、日本酒検定の方を受験するとよいでしょう。「日本酒が好きだけど、もっと種類などに詳しくなってお酒を楽しみたい」という方におすすめの試験です。
取得方法
日本酒検定の勉強方法は、出題範囲が網羅されている公式テキストに沿って進めていくのが近道です。テキストは公式サイトで購入可能です。テキストは2種類あり、「酒仙人直伝 よくわかる日本酒」は5級?3級、「新訂 日本酒の基」は2級?1級の公式テキストとなっています。前者のテキストは、日本酒を楽しむ秘けつ、ラベルの読み方、製法や歴史などについてビギナー向けにわかりやすく解説しています。後者のテキストは?酒師と同じテキストであり、?酒師と同じ知識が身につくため、日本酒の知識を深めるには最適な一冊です。日本酒の知識は5級から積み上げていくことで無理なく身につきます。まずは日本酒の基礎知識から始めましょう。なお、各級の検定問題例が公式サイトに掲載されていますので、あらかじめ目を通しておくことをおすすめします。
日本酒検定資格の難易度偏差値
1級 | 準1級 | 2級 | 3級 | 4級 | 5級 |
---|---|---|---|---|---|
普通 |
簡単 |
簡単 |
簡単 |
簡単 |
判定不能 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 日本酒検定○級 合格
所轄・主催:
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2024年資格日程
願書受付
2020年5月11日~2020年6月30日
試験日
2020年9月12日
合格発表
検定日の約40日後
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
日本酒検定資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | 専門的資格(優) | 特になし | 関脇クラス | 独学 通学 通信 |
日本酒検定試験概要
受験資格 | 1級: 20歳以上で準1級合格者準1級: 20歳以上で2級合格者2級: 20歳以上で3級合格者3級・4級・5級: 20歳以上 |
試験内容 | 1級・準1級 日本酒のあらゆることに精通し、後世へ適切に継承発展をおこなえるレベル 2級 日本酒の特徴、魅力を理解したうえで、新たな楽しみ方を考案できるレベル 3級 日本酒の基礎知識、周辺知識のみならず、特徴、魅力を理解し第三者に伝えられるレベル 出題分野 ・歴史、文化 ・造り方 ・モラル、マナー ・楽しみ方 ・雑学 |
合格率 | 非公開 |
願書受付期間 | 5月・8月・11月 ※4級・5級(ネット検定)は随時 |
試験日程 | 6月・9月・12月 ※4級・5級(ネット検定)は随時 |
受験地 | 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・京都・広島・福岡 |
受験料 | 1級: 5250円準1級: 4700円2級: 4200円3級: 3650円3級(CBT): 4650円4級(ネット検定): 1000円5級(ネット検定): 1000円 |
合格発表日 | 検定日の約40日後(ネット検定は即時) | 受験申込・問合せ | 日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI) 〒114-0004 東京都北区堀船2-19-19-2F TEL:03-5390-0715 |
ホームページ | 日本酒検定 | 日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI) http://www.ssi-w.com/?page_id=2394 |
日本酒検定のレビュー
(1件)
なる
20代でも取れるかっこいい資格
2021年11月23日
私は21歳で日本酒を扱う宿泊施設に就職をしました。
そこでは日本酒をお客様に提供しないといけないため、毎日のように日本酒を飲むようになりました。
当時は21歳で、お酒も飲み始めたばかりで全く日本酒の違いや味がわかりませんでした。
日本酒に詳しい人がお客様として来店するので、最初のうちはまだ飲み始めたばかりなので・・・と笑って対応をしていました。
しかし、あるお客様が「お酒をわからないのに提供するのか」とご立腹をされたことがありました。
その時に、提供する際にはしっかりと「味」「香り」「美味しさ」を伝えなければ。と思い、私は日本酒の勉強を約半年間行いました。
最初は歴史や知識を紙に書いて勉強していましたが、次第にテイスティングを勉強しなければ資格が取れないことがわかりました。
日本酒に詳しいお客様に恥ずかしながら聞いて勉強したり、色々な地方に行ってはお酒の味や香りをお店の中でメモをしたりしました。
勉強から4ヶ月過ぎた頃、徐々に味の違いや香りの違いなどが分かってくるようになりました。
試験まで残り2ヶ月は、毎日2時間は最低でも歴史などを勉強し、日本酒を飲むということを欠かさず行なっていました。結果、試験が無事に合格できました。
資格を取ってから、お客様にしっかりと味の違いや香りの違いなどを説明することができ、ご立腹されたお客様にも認めてもらえたのでとても良かったと思います。
また、この資格があるだけでお客様と交流ができますし、日本酒の好きな社長さんから声をかけてくれることも多々あるので、日本酒が好きな若い人には良い資格だと思います。
そこでは日本酒をお客様に提供しないといけないため、毎日のように日本酒を飲むようになりました。
当時は21歳で、お酒も飲み始めたばかりで全く日本酒の違いや味がわかりませんでした。
日本酒に詳しい人がお客様として来店するので、最初のうちはまだ飲み始めたばかりなので・・・と笑って対応をしていました。
しかし、あるお客様が「お酒をわからないのに提供するのか」とご立腹をされたことがありました。
その時に、提供する際にはしっかりと「味」「香り」「美味しさ」を伝えなければ。と思い、私は日本酒の勉強を約半年間行いました。
最初は歴史や知識を紙に書いて勉強していましたが、次第にテイスティングを勉強しなければ資格が取れないことがわかりました。
日本酒に詳しいお客様に恥ずかしながら聞いて勉強したり、色々な地方に行ってはお酒の味や香りをお店の中でメモをしたりしました。
勉強から4ヶ月過ぎた頃、徐々に味の違いや香りの違いなどが分かってくるようになりました。
試験まで残り2ヶ月は、毎日2時間は最低でも歴史などを勉強し、日本酒を飲むということを欠かさず行なっていました。結果、試験が無事に合格できました。
資格を取ってから、お客様にしっかりと味の違いや香りの違いなどを説明することができ、ご立腹されたお客様にも認めてもらえたのでとても良かったと思います。
また、この資格があるだけでお客様と交流ができますし、日本酒の好きな社長さんから声をかけてくれることも多々あるので、日本酒が好きな若い人には良い資格だと思います。
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