日本メイクアップ技術検定試験
社団法人JMA(Japan Make-up Association)が運営する日本メイクアップ技術検定試験は、メイクのスペシャリストを認定する検定です。メイクアップアーチストとして、国際的に通用する人材を育成するために実施されており、女性に人気の資格試験となっています。試験は筆記または実技からなり、実技試験ではモデルを同伴して実践的なメイクアップ技術がためされます。
資格詳細
日本メイクアップ技術検定試験は、日本メイクアップ技術検定協会(JMA)が主催しているメイクアップのプロの育成を目指すための試験です。メイク検定はいろいろありますが、その中でも最もメジャーな試験とされています。試験は年2回、全国の主要都市で行われています。3級、2級、1級があり、試験は実技試験のみです。メイクアップアーティストや美容部員として仕事をするために、資格などは必要ではありませんが、正しいメイクの技術を持っていることを証明できるため、美容業界で働きたい方はもちろん、自身のスキルアップや新たな活動の場を求める際に本資格は大きな武器となるでしょう。受験資格は特にありませんが、飛び級はできません。すなわち、2級、1級を受験するには、それぞれ下の級に合格していることが必要です。
活躍場所
資格取得者は、化粧品メーカー勤務、映画や舞台などのメイクアップアーティスト、ドラッグストアや化粧品の小売店の従業員など、さまざまな活躍の場が見つかるでしょう。経験を積んで、フリーとして活躍している人もいます。
収入と将来性
美容部員などの収入は、あまり高くないイメージを持っている方が多いかもしれませんが、女性の平均的な年収と差はありません。給与はかなり幅があるようで、中には高収入を目指せる企業も存在します。仕事の内容が店長かアシスタントか、またインセンティブなどにより給与が上下するためです。メイクアップの仕事はお客様の肌に触れるデリケートな仕事のため、AIが発達している現代でも人でなければできない仕事です。そのため今後もメイクアップに関する職業がこの業界からなくなることはないといえます。ただし、化粧品業界の縮小傾向や、インターネット販売を利用する人が増えていることで百貨店などでの販売が減っていることも現状です。そのため、現場でメイクアップアーティストや美容部員として活動するには、「接客」という付加価値がさらに求められるでしょう。
向いている人
メイクが好きなことはもちろん、将来美容部員やメイク担当として、美容業界で仕事をしたい方に向いている資格です。また、現在メイクの仕事に就いている方でスキルアップしたいと考えている方にもおすすめします。受験者の大半は、美容専門学校やメイクアップ関係のスクールで専門的なトレーニングを受けた学生が多いようです。
取得方法
本試験は実技試験のみです。リクエストに応じたメイク技術と、メイクに適した化粧品の使用や説明、さらにモデルとのコミュニケーション力、カウンセリングが適切であるかが試されます。試験対策としては、実技練習が欠かせません。まずは公式テキストや動画などを使って基礎的なことを学習することをおすすめします。2級と3級はメイクの方法や使うアイテムが指定されているので、本番を想定して事前練習をしておきましょう。検定対策セミナーに参加したり、美容系のYouTubeなどを参考にしたりするのも良いかもしれません。JMA公式サイトには独学でも受験ができるとされていますが、1級については独学のみで合格したという声はあまり見られませんでした。大半の方が、美容系の専門学校で学んだり、美容関係の職に就きながら研修を受けたりしているようです。公式サイトの「試験注意事項」と「よくある質問」にはしっかり目を通しておきましょう。
日本メイクアップ技術検定試験資格の難易度偏差値
1級 | 2級 | 3級 |
---|---|---|
普通 |
簡単 |
簡単 |
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。
履歴書に記載する場合の資格の正式名称
平成○年○月○日 日本メイクアップ技術検定試験○級 合格
所轄・主催:
社団法人JMA
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。
2020年資格日程
願書受付
2020年11月2日~2021年1月28日
試験日
2021年2月28日
合格発表
不明
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。
日本メイクアップ技術検定試験資格ガイド
資格種類 | 資格価値 | 資格タイプ | おすすめ度 | 取得方法 |
---|---|---|---|---|
民間資格 | 特になし | 特になし | 前頭クラス | 通学 公式テキスト |
日本メイクアップ技術検定試験試験概要
受験資格 | 1級: 2級合格者2級: 3級合格者3級: 不問 |
試験内容 | 1級 実技試験: カウンセリング~イメージメイク・カウンセリング ・スキンケア ・メイクアップベース ・コントロールカラー ・ファンデーション ・コンシーラー ・パウダー ・ハイライト ・ニュアンス ・モデリング ・アイブロウ ・アイシャドウ ・アイライン ・ビューラーとマスカラ ・リップ ・チーク 2級 筆記試験 ・各パーツのバランス ・アイメイク ・リップとチーク ・ナチュラルメイク 実技試験: スキンケア~フルメイク・スキンケア ・コントロールカラー ・ファンデーション ・コンシーラー ・パウダー ・ハイライト ・ニュアンス ・モデリング ・アイブロウ ・アイシャドウ ・アイライン ・ビューラーとマスカラ ・リップ ・チーク 3級 実技試験: スキンケア~ベースメイク・スキンケア ・コントロールカラー ・ファンデーション ・コンシーラー ・パウダー ・ハイライト ・ニュアンス ・モデリング |
合格率 | 73.9%(4級) |
願書受付期間 | 6月上旬~8月中旬・11月上旬~1月下旬 |
試験日程 | 9月中旬・2月下旬 |
受験地 | 東京・大阪・名古屋・広島・福岡・沖縄 |
受験料 | 1級: 13200円2級・3級: 8580円 |
合格発表日 | 試験日から1カ月後に合否通知およびディプロマを送付 | 受験申込・問合せ | 一般社団法人 JMA 〒108-0073 東京都港区三田2-7-7 芳和三田綱坂ビル3F TEL 03-5765-9123 |
ホームページ | 日本メイクアップ技術検定試験とは | 社団法人 JMA http://www.jma-makeup.or.jp/exam/ |