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プロダクトデザイン検定

プロダクトデザイン検定(PD検定)は、商品開発に関わるあらゆる人を対象にした民間資格です。デザイナーとしての専門性の確立と、社会的信頼性の向上、プロダクトデザインの普及・啓発を目的としており、商品開発の関連知識がためされます。現役で活動するデザイナーはもちろん、デザイナーを目指す人や指導者、または一般教養としてプロダクトデザインについて知りたいという人にもおすすめの資格です。

資格詳細
文房具や家電、自動車などのさまざまな製品をデザインするのがプロダクトデザインです。プロダクトデザイン検定(PD検定)とは、商品開発に関わるすべての人を対象にした、関連知識の評価基準となるものです。商品デザインに加えて、マネジメントやマーケティングなどの広範囲の知識が求められます。本資格はプロダクトデザイナーに必ず必要というわけではありませんが、プロダクトデザインの一般的な知識を証明できるものとして、自身のポートフォリオ(作品集)に加えて、本資格を取得しておくとアピールできるでしょう。資格は1級と2級があり、受験資格は特にありません。また、いきなり1級に挑戦しても問題ありませんが、デザインの基礎からしっかり学びたい方は2級から受けると順序良く学習できます。1級・2級ともコンピュータ上で行うCBT方式で実施しています。試験結果は、試験終了後に即時に判定されます。合格後、資格登録をすると、PD検定1級(または2級)資格登録証が発行されます。なお資格の有効期限はありません。本検定に実技試験はなく、受験のハードルとしては高くないため、デザイン分野に興味のある方は受験してみてはいかがでしょうか。

活躍場所
メーカーまたはデザイン事務所に勤務する場合と、フリーランスで働く場合があります。メーカーは、自動車、家電、家具・生活雑貨、玩具などのメーカーです。デザイン事務所では、一つの分野に限らず、多様な分野のデザインの仕事に関われます。フリーランスとして活躍するには、まずデザイン事務所などで実績を作ってからがよいでしょう。

収入と将来性
メーカーで自社の製品に関するデザインを手がけるデザイナー(インハウスデザイナー)は、比較的高めの収入を得られるようです。デザイン事務所の場合は、メーカー勤務よりも一般的に給与が低いといわれています。なお、フリーランスの場合は実績や案件数で決まってくるため、収入については一概に言えません。ただしヒット商品を手掛け、実績を積んでいけば、年収アップが期待できるでしょう。近年、大手のメーカーやデザイン事務所で成果をあげているプロダクトデザイナーが増えているようです。フリーランスとして独立するケースも拡大しています。ペンのような小さなアイテムから建築物にいたるまで、どの製品にも関わってくるのがプロダクトデザインです。近年はどのジャンルでもデザインと機能性の両立した製品が求められています。今後の流れとしては環境と共存するデザインや、だれにでも使いやすいデザイン(ユニバーサルデザイン)を意識した製品に力を入れることが予想されています。こうした流れを受けて、プロダクトデザイナーの需要はより高まっていくでしょう。

向いている人
現役のプロダクトデザイナー、これから製品のデザイナーを目指している方、企業の商品開発担当者やデザインマネージャー、デザイン学校の講師など、幅広い層の方がプロダクトデザインの知識を修得するために本検定を受けています。また、デザインの好きな方が趣味を極めるために受験されているケースもあります。

取得方法
試験問題は主に公式テキストから出題されますので、日本インダストリアルデザイナー協会の公式テキストと問題集で勉強する方法が最も効率が良いといえます。公式テキストをしっかり読み込んでから、問題集を解くという対策で進めれば、合格は難しくないといわれています。



プロダクトデザイン検定資格の難易度偏差値

1級 2級
偏差値44 偏差値41
簡単
簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 プロダクトデザイン検定 合格
所轄・主催:
日本インダストリアルデザイナー協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

プロダクトデザイン検定資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 キャリアアップ(良) 特になし 大関クラス 独学 通学 公式テキスト

プロダクトデザイン検定試験概要

受験資格 不問
試験内容
1級:
四肢択一・CBT方式
プロダクトデザインについての知識と技術を習得し、具体的な方法や留意事項の指示を受け業務を遂行できるレベル。

2級:
四肢択一・CBT方式
プロダクトデザインに関わる仕事をするにあたって必要とされる、基本的な知識を有しているレベル。
合格率 57%
願書受付期間 随時(事前予約制)
試験日程 随時(事前予約制)
受験地 全国各地(約130カ所)
受験料 11000円
※資格登録に11000円が必要
合格発表日 合格後、資格登録
受験申込・問合せ 株式会社ボーンデジタル 検定事務局
〒102-0074 東京都千代田区九段南一丁目5番5号 九段サウスサイドスクエア
TEL:03-5215-8665 FAX:03-5215-8667
ホームページ プロダクトデザイン検定 日本インダストリアルデザイナー協会
http://pdken.jida.or.jp/

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