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ピアノ講師

音楽において、基本的な楽器となっているピアノは、長年にわたって定番の習い事にもなっています。そして幼児から中高年まで幅広い年齢の生徒たちを相手に、ピアノの技術と音楽の知識を教えるのがピアノ講師です。日本ピアノ調律・音楽学院の音楽科(音楽講師養成コース)では、ピアノ教室の先生になるために必要な技能を2年間の通学で習得することができます。

資格詳細
かつては子どもたち、特に女の子の習い事として人気を誇っていたピアノ教室。現在も音楽の基礎教育や情操教育として根強い人気があるものの、少子化のため児童の生徒は減りました。その一方で、趣味を充実させたいOLさんなどの社会人や、時間に余裕のある主婦や高齢者にピアノを習いたい人が増え、生徒の年齢層は多様化しています。こうした教室でピアノを教えるのが、ピアノ講師。資格としては、民間資格だけが存在し、音楽専門学校や楽器メーカーによる認定試験で取得することができます。

活躍場所
ピアノ講師が活躍するのは、楽器メーカーや楽器店が主催するピアノ教室が代表的です。これらの教室に就職して、子どもから大人まで、幅広い年齢の生徒を対象に、ピアノを基礎から教えています。技術だけでなく、楽譜の読み方などの教育も当然、必要になります。企業の教室で経験を積んでのち、独立してみずからピアノ教室を開いたり、出張レッスンをおこなったりする人も少なくありません。教員免許を取得して、小中学校などで音楽教諭になる人もいます。

収入と将来性
ピアノ講師の収入は、楽器メーカーの教室に勤務する場合、初年度の平均月給12~13万円程度です。一般に週3~4日ほどしか出勤しないため、給与を稼ぐのが難しいという事情があります。しかし経験と実力によっては、自宅でピアノ教室を開いたり、出張レッスンを実施したりすることで、収入アップが望めます。そうしたピアノ教室の月謝の相場は生徒ひとり6000円から12000円ほど。事業を成功させるには、生徒を増やすための努力がもっとも重要になります。

向いている人
大前提として、ピアノを弾ける人でなければつとまりません。充分な技術があるだけでなく、音楽理論の知識も求められます。その上で、人にものを教えるのが好きだという人に向いています。ピアノ教室に通おうとする人は、特に幼い子どもたちの場合、音楽そのものに関して初心者であることが多く、ピアノ講師は生徒の未来を大きく左右する重要な仕事でもあります。子どもがピアノを嫌いにならないように、硬軟バランスよく指導できるセンスが必要になるでしょう。

取得方法
ピアノ講師の資格は、音楽大学や音楽専門学校で勉強したあと、検定試験などに合格することで取得できる民間資格です。資格が取得できる専門学校には、日本ピアノ調律・音楽学院などがあります。同校には「音楽科・音楽講師養成コース」が用意されており、ヤマハやカワイなどの大手の楽器メーカーが認定する「グレード」の取得を目指すことができます。全日2年制で、週5日通学するという、一般的な専門学校そのままですので、時間的に余裕がないと通学は難しいでしょう。



ピアノ講師資格の難易度偏差値

偏差値0
判定不能
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 ピアノ講師 取得
所轄・主催:
日本ピアノ調律・音楽学院
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

ピアノ講師資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 専門的資格(可) 特になし 小結クラス 特になし

ピアノ講師試験概要

受験資格 ・高等学校の卒業者、または卒業見込者
・文部科学大臣により高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められた者
試験内容 音楽科・音楽講師養成

1年次
・指導者・演奏家としての資格を得るために必要なこと
・キーボードハーモニー等を通して感性を養う
・演奏法・指導法の基礎と応用

2年次
・演奏法のさらなる完成
・演奏法・指導法の発展・実践
・資格取得に向けての演奏・即興演奏の応用
・音楽の総合力を高める
合格率 試験なし(書類選考)
願書受付期間 9月~3月・6月~9月
試験日程 試験なし(書類選考)
受験地 試験なし(書類選考)
受験料 音楽科
入学検査料:
10000円
初年度:
880000円
次年度:
830000円
合格発表日 試験なし(書類選考)
受験申込・問合せ 日本ピアノ調律・音楽学院
〒150-0011 東京都渋谷区東3-22-14 渋谷松原ビル2F
TEL:0120-410-115 FAX:03-6712-6190
ホームページ ピアノ調律師になるには【日本ピアノ調律・音楽学院】ピアノ調律学校
http://www.jtma.biz/

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