資格の取り方 » 民間資格 » ビジネス » パソコン整備士

パソコン整備士

家庭でも職場でも、パソコンが不可欠になりつつある現在。現代人にPCスキルは必須のものとなっていますが、大小さまざまなトラブルへの対処などの専門知識はまだまだ個人差の大きい部分です。パソコン整備士検定は、パソコンおよびネットワークに関する知識を実践的な内容で問う民間検定。1級~3級まで、段階的にスキルアップでき、個人でパソコンを利用するエンドユーザーからIT関連業務に従事するプロまで幅広く対応しています。

資格詳細
パソコン整備士検定は、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなど、パソコンの基礎知識を学ぶための試験です。この試験は1級から3級までのレベルがあり、パソコンに不慣れな人から、パソコン関連の職業に就きたい人まで、幅広い層の人を対象にしています。この検定は、特定のメーカーやベンダーに固執せず、パソコンの使い方に重点を置いた、広範なIT基礎技術を問うものです。3級はITの基礎知識を学びたい方に適しており、2級はパソコンの修理やユーザーサポートの業務に従事する方におすすめです。1級はシステム担当者のレベルとされており、高度な知識とスキルを要します。試験は選択解答形式のCBT試験です。全国約300ヶ所に試験会場があり、都合の良い日時と会場を選んで受験することができます。パソコン整備士の認定を受けるためには、認定試験に合格した後、IT整備士協会の会員になる必要があります。

活躍場所
パソコン整備士の知識は、さまざまな企業で役に立ちます。例えば、パソコン関連企業、パソコンショップ、パソコンスクールなどが活躍できる場です。パソコン関連企業では、カスタマーサポートエンジニアやユーザーサポートの要員として働くことも可能であり、地方自治体のパソコンアドバイザー、または小・中・高校での情報教育担当者としても活動することができます。さらに、パソコン整備士のスキルは趣味の活動でも活用できることもあります。

収入と将来性
パソコン整備士の資格を活かすことのできる職種は多岐にわたり、それぞれの職種によって収入には大きな差があります。近年、パソコンの普及率は飛躍的に向上し、会社や家庭で不可欠な存在となっています。この普及に伴い、パソコン販売や修理事業者、学校、研究機関など、個人から中小企業まで、さまざまなユーザーがパソコンのトラブルに直面しており、パソコン環境の整備やシステムメンテナンスの重要性が日々増しているのが現状です。このため今後もPC環境の拡大とIT技術の進歩により、パソコン整備士としての専門的な知識の需要は一層増加することが予想されます。

向いている人
パソコン整備士の資格は、パソコンを使用する人すべてにおすすめの資格です。パソコンは今や子供から高齢者まで広く普及しており、仕事をする上で欠かせないものです。パソコン整備士としての学習を通して得られるパソコンやITに関する知識は、仕事に限らず、パソコンを趣味とする人にも大いに役立つでしょう。なお、難易度の高い1級は、IT基盤エンジニアを目指している方や、会社のIT化の仕事を任されている方におすすめです。

取得方法
パソコン整備士の試験に備える際には、公式テキストと試験練習問題集を使用することがおすすめです。3級では、個人利用におけるパソコンのトラブルの原因を把握できる知識と、最低限必要とされる情報倫理の修得が求められます。2級では、家庭での利用に焦点を当て、複数のパソコンをインターネットに接続する知識と技術、情報倫理関連法規などの基本的な知識が問われます。1級では、企業内LANの構築と導入、管理、トラブル対応に関する知識と技術、情報倫理規定の理解、そして情報セキュリティ技術の修得が必要です。それぞれのレベルに合わせた試験対策が必要です。自分にどれくらいの知識があるかを把握するために、公式サイトで提供されているチャレンジ問題をまず解いてみてください。



パソコン整備士資格の難易度偏差値

1級 2級 3級
偏差値54 偏差値46 偏差値0
普通
簡単
判定不能
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 パソコン整備士検定○級 合格
所轄・主催:
特定非営利活動法人 パソコン整備士協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

パソコン整備士資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 特になし 特になし 関脇クラス 講習 通学 公式テキスト

パソコン整備士試験概要

受験資格
1級

・2級合格者
・パソコン整備士協会活動会員

2級

・3級合格者
・パソコン整備士協会活動会員

3級

・不問
試験内容
1級

サーバ構成
サーバ運用と保守
企業ネットワーク
トラブルシューティング
情報倫理

2級

ハードウェアの上位知識と設定
ソフトウェアの知識
ネットワークの構成
インターネットセキュリティ
トラブルシューティング
情報倫理

3級

ハードウェアの知識
ソフトウェアの知識
インターネット接続
インターネットセキュリティ
トラブルシューティング
情報倫理
合格率 70.8%(3級)
願書受付期間 随時
試験日程 随時
受験地 全国各地(コンピュータ試験)
受験料 6600円
合格発表日 試験終了後、受験会場で通知
受験申込・問合せ 特定非営利活動法人 パソコン整備士協会
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-1 檜ビル6階1号室
TEL:03-5577-6182 FAX:03-5577-6183
ホームページ パソコン整備士協会 [JAPA]
http://www.pc-seibishi.org/

パソコン整備士のレビュー

(1件)
つばき
パソコンの知識を活かして修理の対応ができる

2020年07月07日
事務職では、パソコンを使用した作業が大変多いです。勤務中にパソコンが急に動かなくなると、仕事に支障がでてしまいます。
仕事に影響を及ぼすパソコンは、私にとって大切なツールでもあります。
仕事の作業効率化を考えたとき、パソコンが引き起こすトラブルの対処法を知りたいと思うようになりました。
私は、文系なのでパソコン機器については素人同然でした。簡単にパソコンの基本的なことを知りたいと考え、パソコン整備士の資格があることを知りました。
パソコンの基礎的知識を中心に理解できる内容なので、実務で役立つと思いました。パソコン整備士の試験対策問題集をネットで購入し、独学で勉強しました。
3級のテキストは、わからない用語を詳しく説明しているので、全くのパソコン初心者でも理解ができます。問題内容は、パソコンの基礎知識ネットワークなど範囲は広いです。パソコンがどう動くのか基本的なことを理解すると、仕事でも役立つのでスキル
アップを目指す方にもおすすめできる資格です。約1か月テキストを何度も読み返し、パソコン整備士3級を一発で合格することが出来ました。
このレビューを22人中19人が評価しています