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バリスタ資格

バリスタとは、バーのバーテンダーのように、お客の注文を受けてエスプレッソなどのコーヒーをいれるお仕事です。イタリアほかヨーロッパが本場ですが、日本でも近年、マキアートなどのユニークな技能を持つバリスタが増え、注目が高まっています。民間資格もあり、日本バリスタ協会が認定する機関で講習(スクール)を受け、試験に合格することでライセンスを取得することができます。

資格詳細
バリスタは、コーヒーなどの幅広い知識を持っているコーヒーを淹れるプロです。バールやカフェなどでお客さまの注文を受けてエスプレッソなどのこだわりのコーヒーを提供します。バリスタとして仕事をする上で必ず資格が必要というわけではありません。しかし、JBAバリスタのライセンスを取得すると、JBA(日本バリスタ協会)の一定基準の技術や知識がある者として、協会から認定されます。この資格を取得するためには、JBA認定校でスクール(2日間)を受講したのち、ライセンス試験を受けて、試験に合格する必要があります。受講資格として、現在バリスタとして働いている、またはコーヒー関連の企業に就業しているなどの条件がありますので、事前に詳細をチェックしましょう。

活躍場所
喫茶店やカフェをはじめ、レストラン、ホテルなどの店舗や企業がバリスタとして活躍できる主な職場です。近年はバリスタの資格を持っている人を採用するお店が増えています。店舗により個性は異なりますが、コーヒーについての深い知識とコーヒーを抽出する技術とともに、プロとしての接客技術も求められます。その点バリスタの資格を持っていると、知識や技術を証明できるため、カフェなどへの就職では有利になる可能性があるといえます。

収入と将来性
バリスタはイタリアをはじめヨーロッパに多い職業ですが、近年は日本でもマキアートなどの技能を誇るバリスタが増えており、注目度が高まっている仕事です。コーヒーブームは将来も続き欧米スタイルのカフェがさらに多くなっていくと、バリスタが活躍する店舗が増えていくことも予想されます。実際、バリスタの求人もひと昔よりずっと増えてきているようです。収入については、店舗や雇用形態、経験によって差が大きく、また特別に収入がよいわけではありません。しかしバリスタの資格を持っていたり、バリスタの大会で入賞したりすると、就職・転職では優遇されるケースが多いようです。

向いている人
本格的にバリスタを目指す人に向いている資格です。コーヒー好きであることはもちろんのこと、コーヒーのことなら何から何まで深く学びたいという気持ちや情熱を秘めている人に向いています。またバリスタはコーヒーを淹れるプロであると同時に接客のプロでもあります。黙々とただコーヒーに向き合うだけでなく、人と接することが好きな人、サービス精神のある人に向いているといえます。また、将来自分のカフェを開業したいと考えているに人もおすすめの資格です。バリスタと同時に調理師免許も取得しておくとよいでしょう。

取得方法
日本バリスタ協会認定のスクールでの二日間の受講後、一ヶ月後くらいに行われるライセンス試験を受けるという流れです。二日間の研修では、豆の種類やロースト法、ブレンドの仕方といったコーヒーの基礎知識からエスプレッソマシンの使い方やカプチーノの製造なども徹底的に学びます。レベルが上がるごとに実技試験の内容も高度になってきますので、実際にお店で働いている人は店舗で練習できる点で有利といえるでしょう。合格基準については非公開とされており、難易度や合格人数などもわかりませんが、実技試験ではコーヒーを淹れる工程や時間、接客などが細かく見られているため難度が高いようです。



バリスタ資格資格の難易度偏差値

レベル3 レベル2 レベル1
偏差値41 偏差値39 偏差値36
簡単
超簡単
超簡単
※資格難易度の偏差値は当サイトの独自のものです。毎年微調整していますので難易度が変わる場合がありますのでご注意ください。
※資格の偏差値(難易度)は人によって感じ方が異なります。より正確に知りたい場合は「偏差値より難易度(難関、普通など)」を参考になさってください。

履歴書に記載する場合の資格の正式名称

平成○年○月○日 BAバリスタレベル○ 取得
所轄・主催:
一般社団法人日本バリスタ協会
※履歴書に資格を書く場合は略称ではなく必ず日付を入れて正式名称で書きます。
※資格の内容によって「取得」や「合格」など明記が変わりますのでご注意ください。
※民間資格などはあまり知られていない資格や似た名前の資格が他にある場合は資格名の前に主催団体を記載した方がよいです。
※正確な情報は資格の所轄団体にお問い合わせください。

2020年資格日程

願書受付
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
試験日
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
合格発表
常時行われています。(年に4回以上試験がある)
※資格の級やレベルによって試験日程が変わる場合は、その資格の代表的な日程を掲載しています。
※試験開催地によって試験日等が異なる場合があります。
※資格の日程は弊社独自の調査結果になります。正式な情報は必ず主催団体にご確認ください。

バリスタ資格資格ガイド

資格種類 資格価値 資格タイプ おすすめ度 取得方法
資格種類の画像 資格価値の画像 資格タイプの画像 おすすめ度の画像 取得方法の画像
民間資格 特になし 特になし 前頭クラス 通学

バリスタ資格試験概要

受験資格
レベル3

・バリスタとして従事している(アルバイト可)か、コーヒー関連企業に就業している者で、レベル2ライセンスを有し、レベル2ライセンス試験を95点以上で合格したか、取得後1年以上経過している者

レベル2

・バリスタとして従事している(アルバイト可)か、コーヒー関連企業に就業している者で、レベル1ライセンスを有し、レベル1ライセンス試験を90点以上で合格したか、取得後1年以上経過している者

レベル1

・バリスタとして従事している(アルバイト可)か、コーヒー関連企業に就業していてエスプレッソ抽出経験がある者
・JBA認定校が別途開講するJBA認定のカリキュラムの必要課程修了後1年未満の者
試験内容 日本バリスタ協会(JBA)の認定校にてスクールを修了し、ライセンス試験に合格することで取得できる。

レベル3 スクール

・エスプレッソマシンの進化と抽出構造の理解
・世界カフェ事情 ファーストウェーブからサードウェーブへ
・お客様対応
・テイスティング上級編
・カフェの製造技術

レベル3 ライセンス試験

・筆記試験:30問
・テイスティング:5種類
・実技試験
 ・エスプレッソ抽出(リストレット、ルンゴ含む)
 ・カフェマッキャート製造(デザイン)
 ・デザインカプチーノ製造
 ・カフェフレッドシェケラート製造

レベル2 スクール

・コーヒーに関わる水や牛乳の基本的な知識
・エスプレッソの抽出理論
・エスプレッソの抽出技術
・エスプレッソのテイスト
・カプチーノの製造技術

レベル2 ライセンス試験

・筆記試験:30問
・テイスティング:2種類
・実技試験
 ・エスプレッソ抽出
 ・カフェマッキャート製造
 ・デザインカプチーノ製造(リーフ・自由デザイン)

レベル1 スクール

・コーヒーの基礎知識
・エスプレッソマシンの構造、抽出の仕組み
・JBAとしてのエスプレッソの知識
・エスプレッソの抽出技術
・エスプレッソのテイスト
・JBAとしてのカプチーノの知識
・カプチーノの製造技術

レベル1 ライセンス試験

・筆記試験:50問
・実技試験
 ・エスプレッソ抽出
 ・カプチーノ製造
合格率 非公開
願書受付期間 年数回
試験日程 年数回
受験地
スクール

日本バリスタ協会の認定校

ライセンス試験

東京・大阪・新潟
受験料
レベル3スクール:
60000円
レベル2スクール:
50000円
レベル1スクール:
37000円

レベル3試験:
25000円
レベル2試験:
20000円
レベル1試験:
15000円
合格発表日 ライセンス試験後、受験者に通知
受験申込・問合せ 一般社団法人 日本バリスタ協会
〒106-0032 東京都港区六本木5-10-33-403
TEL:03-5411-7335 FAX:03-5411-7336
ホームページ JBA - 日本バリスタ協会 -
http://www.jba-barista.org/

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